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ハンドルを握ること。
今日は、高校生のとき以来、ウン十年ぶりの読書会に参加。
高校生のときは、山田詠美の「ベッドタイムアイズ」(ベッドシーンごりごりのやつ)を、部活の読書会にぶっこんで、ピュアな男子同級生ズにドン引きされたよなーーー。
セックスして、寝て、食べて。それでこそ純愛だ!と、こぶしを突き上げたものです。
***
「ビジネスをやっていくにあたって、
自分自身をブランディングしていきましょう。」
そういわれて、自分でも意外なくらい、
ビビッてしまった。
「モノ」を提供するのでも、
「場」を提供するのでもなく、
「サービス」を提供するのだから、当たり前だ。
当たり前なのに、ビビッてしまったのは、
自分の人生のハンドルを握っていないからだ。
学生から会社員になって、
基本的には、決まった枠・決まった価格の中に
自分を当てはめて仕事をしてきた。
いつも誰かが運転している、誰かの車に、
ただ乗っていればよかった。
ママチャリで行ける範囲ぐらいの自由な権限が、
自分にはちょうどいいと思っていた。
例えば、
めっちゃ好きな芸能人と町で出会ったとき、
「一緒に写真を撮ってください」と、同じ写真の中に
おさまるひとと、
「写真を撮らせてください」と、そのひとだけを対象に
写真を撮るひとがいるだろうけど、
わたしは絶対的に後者だ。
世の中には物語を動かすひとと、
何をしても物語に影響を及ぼさないひとがいる。
何度もその価値観を捨てたつもりだったのに、
まだあった。ぜんぜんあった。
「どうして自分でハンドルを握らないの?」
そう、自分に聞いてみた。
「怖いから。」
わたしは答えた。
「もし、どの道を選んでも間違いはなくって、必ず正解だとしたら?」
そう聞くと、
「・・・それなら、やってみてもいい。」
少し考えて、そう答えた。
***
とりあえず、直近の目標は
セルフブランディングしてみること。
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