Vol.3 栄養学生必携。日本人の食事摂取基準について
こんにちは。今日は、管理栄養士養成課程にいた人なら誰もが知っている「日本人の食事摂取基準」について書いていこうと思います。
そもそも、「日本人の食事摂取基準」とはなんでしょうか?
簡単にまとめると、以下の通りになります。
・健康増進法の規定に基づき、国民の健康の保持・増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を厚生労働大臣が定めるもの。
・5年毎に改定を行う。(最新のものは2020年度版)
・対象は、健康な個人及び健康な者を対象として構成されている集団とし、生活習慣病等に関する危険因子を有していたり、高齢者においてはフレイルに関する危険因子を有していたりしても、おおむね自立した日常生活を送っているものは含む。
この「健康な個人及び健康な者を対象とする」っていうところはテストによく出ます。つまり、病院食に対してはまた異なる基準が適用されているわけです。
また、アスリートに対しても異なる基準が適用される場合があります。これは、アスリートのエネルギー消費量が一般の人より多いことが関係しています。
日本人の食事摂取基準については語りだすとキリがないのですが、「こんなものを使って管理栄養士は食事のエネルギーや栄養素を決めているんだー」ってことが伝わればうれしいです。
取り上げてほしいテーマがあれば、コメントよろしくお願いします!