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ついに登山靴を購入!もう後戻りできん!

冒頭のっけから正直に告白させていただくと、これまでの登山およびハイキングでは登山靴で登ってはいなかった。
使っていたのはMERRELLのカメレオン8というシューズ。

軽くて丈夫なGORE-TEX素材でどんな天候にも対応、インソールとエアークッション、さらにビブラムソールのおかげでアウトドアはもちろんコンクリートジャングルでも余裕で通用する。
この靴のおかげで静岡旅行のときは毎日2万歩以上歩いたが、足がまったく疲れなかった。はやくも今年のベストバイである。

そんな素晴らしい靴ではあるが、しかしふと思う。

はたしてこの靴で富士山に登れるだろうか??

経験者あるいはその道のプロならば可能だろう(もしくは可能だけど”それでも”履かないという選択肢もある)
しかし自分は初心者に毛が生えたていどの経験しかない。
それに富士山は火山砂利といってゴツゴツとした岩が転がってるらしい。
さらに上記の靴だと足首をグネることが何度もあり、これからもこの靴で登山する以上、いつか足首を怪我することは確実だろう。
そう考えてくると、やはり富士山登山にはちゃんとした登山靴が必要だとわかる。

しかし!しかし!ご存知のとおり登山靴って高いのだ。
Amazonに売ってるよくわからないようなものを除けば、1足あたりだいたい2万円くらいする。
「いや2万円くらい安いもんだろうそれで安全性が高まるんだぞ!」という声はごもっともではあるが、しかし現実的に考えてこれからも登山をしよう!生涯の趣味にしよう!となってるならばいざしらず、万が一にも「やっぱやーめた!」となる可能性もゼロではないわけで、そうなるとやはりこの出費はでかい。

さてどうしたものか。
2万円をケチって例の靴に賭けるか、それとも2万円払って今後の自分に賭けるか。
散々悩んだわたしの下した決断は「3回山に登ってみて、それでもまだ富士山に登ってみたいという気持ちがあれば買う」というものだった。

最初は鶴見岳、2回目は由布岳、そして3回目は日本百名山にして九州本土最高点の久住山および中岳に行ってきた。
はるか昔に思っていた「富士山に登るゥ???無理無理!登れるわけないやんアホちゃうか!こちとら体力ないんやぞ!」という気持ちはなくなり、今は「富士山登頂は実現可能な目標」へと変わった。

よし!!!

買うか!!!

というわけでやってきました、アウトドア専門店のモンベル!
なぜモンベルを選んだかというと、「日本人が日本の山に登るんだから、日本のアウトドア企業がこの事実を一番良く知ってるだろう」ということからだ。
間違ってもネットで登山靴を買うような真似はしない!(昔ファッションにこだわっていたときにネットで靴を購入して失敗、それ以来どんな靴も実店舗で買うようになった)

さっそく店員さんに話しかける。

  • 最近登山を始めたばかり

  • 来年富士山に登ることを目指している

  • 雪がある時期に登る予定はない

などを話すと、快く選んでいただいた。
なお、その際に足のサイズを測ったのだが、きちんと測ったのは学生のとき以来で実は結構気になっていた。
すると、自分の足は右が24.5で左が24.0という事実を初めて知った。
左右で足のサイズが違う、ということはよく聞くのでそこまで驚かなかったが、むしろ驚いたのが自分の足の大きさそのもの。
わたしは身長がある割には「なんか足のサイズちっちゃくね??」と思ってたが、実際その通りだったとは…この事実を知ることができただけでも来た甲斐があった!

さっそく試し履きすると…いっっった!!!
普段通りに歩いてみると、足の甲…というか親指のところが!
そう、このとき初めて登山靴には登山靴の歩き方があることを知った。

そして…

買ってきたわよ!

マウンテンクルーザー400!

ローカットよりも安全性が高く、またハイカットよりも可動範囲が広く、いうなれば登山初心者向けの一足。
もちろん、富士山登山にも向いている!

見よ!この頼もしい一文!

これからは登山靴を慣らすために近所を歩き回る予定。
そして今週末にも低山に行ってその性能を確かめてみよう!

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