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読書感想文 『フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣』

本書はパリへ留学した女性がフランスで、まあはホームステイ先で学んだことを記している。
タイトルの「〜10着しか持たない」だけ見ると洋服の断捨離のみを扱ってるように思うが、副題の「暮らしの質を高める」内容が全般になっている。
著者のホームステイ先は貴族の末裔ということで、裏を返せば、本書は「貴族は普段どのような生活をしているのか?」とも言い換えられる。

内容は誰もが見聞きしたことある内容ー間食は控えめにしよう(食べても健康にいいものを)、体を動かそうーなどなど。
これを著者なりの愛嬌たっぷり、ユーモアたっぷりで表現されている。

一番の見どころは、やはり洋服に関するトピックだろう。
特に自分のスタイルを決めること、どのように見せるか、の点。
自分をどんな風に「見せたい」か、目的を決めることで、自ずとスタイルも決まってくる。
結果、洋服の数も絞られて、より良く活動することができる。

ちなみに表題の「10着しか持たない」だが、これは春夏10着秋冬10着の意味であり、また靴やドレスやアクセサリーや含まれないのでご安心。

それでは、また次回。

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