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VARTISTsの感想-reunion

VARTISTsに対する感想は皆が言ってくれているので私がわざわざ書くまでもないかな…みたいなことを考えながら、筆を執りました。思ったことをつらつら書きます。と思ったけど何から書こうかな。VARTISTsに関係する全ての事象について2000字は書ける気がする。全ての出演者との思い出がたくさんある。初めて会った人もいるのに、思い出がたくさんある。VRChatを始めるきっかけになった話とか、照明スタッフになったきっかけの話とか、撮影スタッフを急遽頼まれた話とか、リアルイベントによく行くようになった話とか、感想記事を書くには私の思い出という基礎知識が必要で…。つまりそれは、過去の自分の活動という伏線が成し得た、次元の壁を越えた再会のような。この場所が一つのエンディングで、ここからまた続きを書き足したくなるような心地のいい物語で。ライブ本編の感想はもはや覚えて無くて、ただずっと最前下手側スピーカーの前あたりで手を振り上げていた。これは私が勝手に語る文脈だとか文化だとか歴史だとか、そういう解釈も色々ある中で、やっぱ原点に戻るなら後方腕組みプロデューサー面じゃなくて最前駆け寄りオタクだな…とかじゃなくて、なんだろうな、結局ライブ前に立ち位置どのあたりで聞こうかなとか考えたのは忘れて、本当に何だったんだろうな…

あー感想がまとまんねえ…お前何年音楽の記事書いてんだって言われそうだけど、だって私がこの界隈に来た原動力の一番根本にあるボーカロイドに対する妬みが、ほぼ消えかかってんだもん…VR音楽界隈の最初の5年に少しでも関われてよかった。少しじゃないかもしれない。自分のnoteだからむちゃくちゃ主語がデカい変なこと書くけど、私たちの育てた世界が育っていくのってすごく良いな…

そろそろ真面目に感想書けって言われそうなので書きます。以下、私が泣いたところ。

①星/Ku_Ambientflow もいじゃんStrollZ ver
以前SANRIO vfesでキヌさんがバーチャルYouTuberのいのち ver aloneを披露したときと同じ感情です。ここに来れない誰かの魂を呼び出せるんですよ。あの場所には絶対Kuさんがいたんですよ。曲に被せる様にMCするのはズルじゃん…それは完全にKuさんじゃん…
リアルとバーチャルをつなげるという活動においてオカフリとKuさんは絶対に紹介しなきゃいけないので、ここでKuさんの楽曲を披露するということは文脈上非常に涙腺を刺激します。いろいろと泣いた選曲と演出でした。これ言語化するよりも直接あの場所で聞いた方が絶対良いんだよな…

②月面飛行/CROWK feat.潮成実
ここに来れない誰かの魂を呼び出せる、それはCROWKでも同じこと…
潮成実パートは録音だったけど、それでも明確に、ここはバーチャルの延長線上だと認識しました。むちゃくちゃ楽しんでました。ってかCROWKむちゃくちゃ良いライブだったし、jentagawa氏のDJがキマりすぎて、THE BLACK TRAINのコーレス完璧だったのとか、あれ練習なしに初ライブで出来るのマジですごいよな…でした。

③白鯨/JOHNNY HENRY
白鯨はMV投稿こそされてないものの、私がジョニヘで一番好きな曲です。バンドでよくある、MV投稿されてないけどアルバム収録曲で秘かな人気のあるライブでエモい曲みたいなやつ。ジョニヘのそれぞれのメンバーがやりたい曲を詰め合わせたというセトリの中で、白鯨やってくれてありがとう…

④MCパート/PHAZE
いや、これはもはや曲ではないんだけど、ボーカルViviちゃんの「本っ当に日本に来てよかったっ!!!!!!!!」っていうので泣かない人おる?????
これはPHAZEメンバーがSyncroomでセッションするときは遅延の関係でライブらしい音が本人たちに聞こえていないということがあったりする話が主な理由なんだけど、それだけこのライブって出演者の皆も「良かったっ!」っておもえるライブだったんだなって伝わってくるのがとてもよくて…
あと、これはむちゃくちゃ個人的な話なんだけど、まだPHAZE結成前、viviちゃんが前回日本にいたころにDiscordのVRC Unity勉強会でアバター改変を教えていたりして、なんかその時のこととかも思い出したりして、あと自作ワールドの車内放送も録音をお願いしたりして、あーそういえばこんなことあったなぁ…みたいなのがたくさんあります。本当にこれは個人的な話ね。

結局すべてのアーティストで泣いていました。そりゃそう。むちゃくちゃ泣いてた。ライブ終わった後に色んな人と感想言い合ってた。私が一番喋りたかったリスナーとしての先輩とは話せなかったけど、VRCを始めるきっかけになったアニキやクリーヴァさんやOzさんと、他にも色んな人と、Ozさんとは翌日も江ノ島でなぜか合流したし、AWAKEメンバーでとりあえず打ち上げみたいな感じでOzさんとざぶとんちゃんとクリーヴァさんと+αで鳥貴族行って、その後二次会でメインの方に合流して翠峰さんやSUSABIさんや、そのほか出演者のShell君やDiz君や、アニキももいもいも、あー、PublicのはずなのにもはやFriend Onlyみたいな居酒屋で、むちゃくちゃ喋って、飲んで食って、解散して駅に戻ったら先に離脱していたviviちゃんと鉢合わせして、今日の感想を語らいながら「帰り道どっち方面?」ってエスカレーター降りてって、小田急線の終電の急行の窓越しに手を振ったのはエンディングにすごくふさわしいEmotionでした

短い一日の10分くらい、音楽が大好きな人たちで0時22分の下北沢駅の終電で手を振って、1月20日に覚えてたなら繰り返そう。

終わり!

感情が暴走した結果の怪文書でした。
たまには怪文書も書かなきゃね。

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