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福岡・山口旅行記 その3 民宿まなべ

目次


民宿到着


民宿に到達しまして、一応の説明は受けました。
今夜はお客さん1人やしゆっくりしていって下さいと。
お風呂ご飯前に入りますよね?
暖まったらまた言いますー、と部屋に案内されました。

1人で過ごして良いのか?

多分最低でも2人で過ごす部屋なのでしょう。
結構な広い和室にこたつが鎮座しています。
冷え切った身体に最適な部屋で、思わず足を突っ込んでしまいました。
しかも窓からは海が一望できる贅沢な空間。
お風呂に入るまででお茶をすすりながら延々と荒れ狂う海を眺めていました。

神社参り

宗像大社沖津宮沖ノ島遥拝所

実は遥拝所がここから歩いて1分圏内にあります。
この時は高波強風大雨で参拝できず。
でも明日の朝は参ろうと思い、遠目から手を合わせました。

正直この時点でこの宿にして正解だったよなぁと感じましたが、お料理はまだです。
お風呂の準備ができたようなので風呂に入り、贅沢な浸かり方をしました。
お風呂上がってしばらくすると料理の準備ができたとの連絡があり、隣の部屋へ移動します。
本来は食堂だと思うのですが、1人だったので空いている部屋で食事を食べることになったのでしょう。
結果的には贅沢すぎる空間になりました。

夕食

ほんまに1人用のご飯かこれ

見たらわかるとおもいますが、こんな贅沢してほんまにええんかな…となりました。
本来なら旅館でお酒を頼むべきですが、一応持ち込んだ酒で呑んでええですか?と聞いたところOKだったので道の駅で買った宗像のお酒をアテに料理を楽しみます。
品目も非常に多く
・鯛の刺身
・タコの湯引きとふぐの湯引き
・イカのうずら卵のせ
・黒鯛の煮付け
・サザエ、アカモク、もずく
・エビフライなどのご飯のおかず
などもう見ただけで満足するお品です。
さらにこの後に白身魚のお吸い物まで来ましたからね。
想像以上にどれも美味しく、日本酒がとてつもない勢いで減っていきました。

まーじで美味い

魚をちまちま食べているとご飯がなくても満腹感を得られますね。
この黒鯛の煮付けがあまりにも美味しく、できるだけ食べれる箇所は全て食べてしまいました。
なんならこの部屋からも海が見えますし。
無音の中で波の音を聴きながらお酒を呑みつつ魚を食べる時間は今までで1番心地よかった夕食かもしれません。

寝床の準備

いつもの旅の風景

ご飯を堪能し、部屋に戻ると残った日本酒をちびちび呑みながら漫画を読む時間になります。
普段は椅子に座ったりして呑むのですが今回は悪魔のこたつがあるのでねっころびながらだらだら過ごしていました。
途中とてつもな眠気が来たので布団だけはちゃんと敷きました。

ばあちゃんの家だこれ

この位置の何が最高って横から海の音が聞こえるのがいいんですよね。
眼の前が海の部屋って泊まったのが初めてなのでせっかくだから天然アンビエントを聴きたかったのですが正解。
こんなに至福の音はありませんでした。
良い感じに酔いが回ってきたので就寝。

翌朝午前5時すぎ

趣のある雰囲気

トイレ行きたくなったので起きたのですが、ちょっとふわふわしていました。
今ここは大阪からかなり離れた離島の海沿いの民宿なんだ…って思うと何故だが目が冷めてしまったので窓から見える海をぼーっと1時間ほど眺めていました。

6時の海

座ったまま意識を失ってたみたいで、気がついたら朝6時。
その時間に見える海の色合いはとてつもなく好みでしたs。
寝る前に見た海はほぼ暗黒でしたが微かに波と島が見える程度。
これは写真では撮れないですね、自分の目に焼き付いているからそれでいいです。

ベランダからの風景

立地があまりにも良すぎるのですが、ベランダからは海と神社が見えます。
朝ごはん前に参拝したかったので神社に向かうことにします。

素晴らしき光景

宗像大社沖津宮沖ノ島遥拝所


遥拝所は境内が広く、どの構図から見ても海が見えたので最高に良かったです。
遥拝所なので沖ノ島に向かって参拝しました。
流石にこの天気で見えなかったのですが(後述)
いずれにせよ、一度は参拝しておきたかった神社だったので感無量です。
誰一人としていない空間、鳥が鳴く音と波の音だけで構成される空間でお参りをする。
そのような時間を過ごせて思わず泣いてしまいました。
別に日々仕事に疲れ切っているとかはないですが、言葉にできない美しさがここにあったと思います。

朝から贅沢

朝ごはん


神社から戻って一服すると朝ごはんが待っていました。
最初、ご飯の横のが煮物とかかな?と思いきや鯛の漬けでした。
美味しすぎる…。
南蛮漬けと焼き魚もあまりにも美味しく、白ごはんそっちのけで黙々と堪能しました。
晩御飯で海鮮に大満足しましたが、朝御飯までこれは恐れ入りました。
1日の始まりの食事として最高の味です。

心から感謝しました

沖ノ島


部屋で身支度を整えていると女将さんから
「今沖ノ島見えていますよ」
と教えてもらい外を見るとうっすらと奥の方に島が見えました。
正直昨日の天気とこの日のまだ晴れと言わない天気で見えるとは思っていませんでしたので心の底から神様に感謝を伝えました。
なお、10分後には完全に見えなくなっていました。
タイミング凄かったですね…。

最後に


今回のお宿は大勝利の一言です。
楽天やじゃらん等には載っていなく、電話予約オンリーでした。
1泊2食付きで8900円、これでその値段?と思うかもしれませんが僕もそう思います。
心の底から泊まってよかったなと思う宿でした。
大変お世話になりました。


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