インハウスエディターに必要な2つの視点。「自社らしさ」を掴むまでの道のり

2021年12月18日 11:36

こんにちは！GCストーリーでインハウスエディター兼新卒採用をやっている、みさきちです。

気づけばほとんど仕事の話をしない社名出しアカウントとなっていました。(そんなことある？)
今回はいい機会をいただいたので、インハウスエディターと名乗り出してから今までで私が一番苦労した「そもそも話」を共有します。何かお役に立ちましたら幸いです！

結論：愛と客観視。2つの視点を持つのが難しい

結論から言いますと、「そもそもインハウスエディターには必要な2つの視点がある。けど、それらを同時に持つのがかなり難しい」という話です。

必要な視点とは、以下の2つです。

それぞれの話はインハウスエディター界の先輩方がよく仰っていることでもあります。個人の実感としても、両者のバランス感覚がないとインハウスエディターとして信頼を得ていくのって難しいなと感じています。

愛を持って会社を見る視点は、継続した発信や社内を巻き込むモチベーションとして大切だと思います。しかしそれだけだと、"インハウスエディター"である意味がないのです。

「ただ好きなものを伝える」のではなく、「組織と社会を繋ぎ、輪を広げる」のがインハウスエディターの役割だと思うからです。
そのために、一方的ではなく社会と繋がれる「自社らしさ」を客観的に捉える必要があります。

主体を個人において「私らしさ」を考えるときに必要なのは、相対的な他者の存在や視点です。それは「会社らしさ」を客観的に知るときも同じです。

世の中には他にどんな会社があるのか？
他社さんとGCストーリーの違いって何？
外からGCストーリーってどう見えるのか？
世の中全体の流れはどうなっているのか？

これらもちゃんと知った上で、編集・発信していく必要があるのです。

私はGCストーリーという会社が好きで、会社のみんなを信頼、尊敬しています。しかしインハウスエディターを名乗るなら、会社大好き！だけの自分じゃダメだと感じた事象があります。

私が就活生の頃から、GCストーリーを調べると印象が少し偏った検索サジェストが出ることがありました。その中には、思わずドキッとするものもありました。

そこまで気にしなくていいと思う方もいるかもしれません。ただ漠然とした印象に限っていうと、難しいものがあるなと感じます。

理念共感で強く繋がる仲間、幸せを大事にする価値観、スキルだけでなくマインドの成長も目指す姿勢。これらは全てGCストーリーにある要素で、私も好きなところです。

それが、"それだけ"だと社会にどう伝わり、思わぬ影響を与えているのか。きっと見えないところで機会損失もあったのではと思うのです。この事象は、私がインハウスエディターとして自分にできることをしていきたい理由の一つです。

(今は幸せや心を大事にしていこうとする時代的な変化もあって、印象が和らいできた感覚もあります。)

愛を持って社内にいながら、客観的な視点を持つ。それが出来るようになるには、私はそれなりの時間と訓練が必要でした。(新卒入社なのも関係していると思います)

・オウンドメディア運営
・メディア読者さんへのヒアリング
・個人のSNS発信
・毎週のTwitterライブ配信
・社員インタビューの制作
・他社さんのコンテンツに触れる

そして、インハウスエディターコミュニティをはじめとする他社の先輩方との交流。常に世の中の流れをつかみ、見守りときに助言くださるGCの先輩・さとうさんの存在。

アウトプットに対する社会からのたくさんのフィードバックと、自社内外の方々との交流を重ねて3年。ようやくバランス感覚がとれて安定してきたと思います。客観的な自社らしさは、想像だけではなく事実を積み上げて得ていく必要があります。時には耳が痛いことも言っていただき、真摯に受け止める姿勢が必要でした。

会社を好きでいながら、盲目的にならずフラットに気づきを得る。客観的に見て自社らしさを捉え、適切な表現で届ける。

今回はインハウスエディターに求められる2つの視点についてお話させてもらいました。スキルと共にこれらの視点を磨き続けて、会社と世の中に橋を架けて輪を広げていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします！

SmartHRのたくみさんからいただいたバトンを、明日はGoodpatchのkeoさんにお渡しします！楽しみにしております☺！

GCストーリーってどんな会社？と気になった方は、ぜひコンテンツに触れてもらえると嬉しいです！(新卒・中途どちらも募集中です)

▼就活生向けの社員インタビュー

▼マインドの成長支援の考え方とプログラムについて

▼様々なテーマで(ほぼ)毎週配信しているTwitterライブ「＃GCラジオ」

ここまで読んでいただきありがとうございます！いただいたサポートで、自分へご褒美あげたいなと思います。