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ヌルゲーマーGの「暇つぶしファミコン雑記」

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幼少期より闘病中の筆者、ゲーム無くして半世紀も生き残ることはできなかった。中でも少年時代に、生命を救ってくれたと言っても過言ではないのがファミコンである。今でも少しづつソフトを集…
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#任天堂

その㉚『バックギャモン』

日本でマイナーではあるが、「バックギャモン」は世界的に有名なボードゲーム。それをファミコンディスクシステムに移植、さらにドラクエシリーズで有名な、あの故・すぎやまこういち氏が監修と音楽を手がけたのがこのソフトである。実は氏は、日本バックギャモン協会会長だったのだ。スゴいゲームなんだよ!! 音楽だけではなく、プレイ感覚も抜群。有名なゲームだけあって、様々なハードで遊ぶことができる本作。スイッチの「アソビ大全」でもプレイできるが、うーん……「バックギャモン」の遊び心地だけで言え

その㉙ゲーム断ち記念・番外編    「ゲーム&ウォッチ ファイア」

先日、ゲーム断ちをした。近々ファミコンも処分するが、ゲームは筆者の育ての親。お世話になった感謝を込めて、自分のゲームライフの原点をふり返る番外編とする。 四十数年前、登場したての「インベーダー」などにもハマっていた幼き筆者。だがゲームを買ってもらい「自分だけのもの」にしたのは、「ゲーム&ウォッチ ファイア」が初めてであった。これがまあ、ツッコミどころのあるゲームなのである。 設定は単純。まず場面。火災が発生したビルと、少し離れたところにある救急車……スリリングですね。次に

その㉖『スーパーマリオブラザーズ』

『スーパーマリオブラザーズ』は1985年に任天堂から発売された、横スクロールアクションゲームである。マリオのジャンプ力が『ドンキーコング』と違う!というのが、筆者の第一印象であった。ご多分に漏れず夢中になり、ワープ土管を使えば、何とかクリアできるようになったのを覚えている。 マリオ(と弟のルイージも一応)はクッパ大王にさらわれた、キノコ王国のピーチ姫を助けにむかう。おい待て。キノコ王国の王がキノコなら、姫(王女)もキノコでは。ピーチ姫はキノコの化身なのだろうか。マリオはスー

その㉓『アイスクライマー』

『アイスクライマー』は1985年に任天堂より発売された、縦スクロールアクションゲームである。ファミコン初期の作品であり、二人同時プレイもできる。プレイキャラの「ポポ」と「ナナ」は現在ニンテンドースイッチの『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でも活躍中なので、そちらで知られた方も多いのではないだろうか。ファミコン版はけっこう難しいですね。 プレイヤーはハンマー片手に、氷に閉ざされた山を登っていく。登山する理由を聞かれて「そこに山があるからだ」と答える有名な話があるが、