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学生ビザを取得するまでの道のり(看護師 in Australia)

留学したい、ちゃんと勉強したい、学校に行って友達作りたい!なんて考えていた2019年。

当時TAFEのOETコースに行きたくて、必要なスコアIELTS6.0eachをクリアして、ビザエージェントに相談して着々と準備をしていました。

2020年秋を目標に渡豪の準備をしていましたが、コロナの影響でオーストラリアは鎖国してしまい、飛びたくても飛べない状況が続いていました。そしてその間にOETをパスしてしまい、結局TAFEに行かずに済みました。

2021年11月末、長かった鎖国は終わりついにオーストラリアに行ける!!!と思ってから、渡豪するまでの経過をご紹介します。


<11月末>

・職場へ退職のタイミングを伝える。

私は応援ナースとして働いていたので、辞めることは簡単でしたし辞めるタイミングも自由に決められました。こうなると分かっていたのであえて応援ナースという働き方をしていました。
普通に就職している方は早めに退職の相談した方がいいと思います。

・ビザエージェント決め

コロナの対策が日本より厳しいオーストラリア、いつまた鎖国するか分からない・・・そう思った私は、ミスのないようスムーズに済ませたかったためビザエージェントに頼ることにしました。(TAFEの時のところとは異なります)

ビザエージェントは本当にピンキリです。

私自身、2社に問い合わせをしてみたのですがレスポンスの速さは雲泥の差でした。もちろん早い方が安心ですし、話が早く進みます。無料でビザの相談に乗ってくれてビザを手配してくれるとのことだったのでそこに決めました。

空港のお迎えや銀行開設などを手配する代わりに有料というエージェントもあります。初めてでどうしても自信がない方は有料でもいいかもしれません。個人的には、無料で十分だと思います。


<12月>

ビザエージェントが決まり、サクサク話は進み…

というわけではありませんでした。私が悪いのですが、ビザエージェントがすぐに返信をくれるのに、私の返信が遅くて学校選びに至るまでに時間がかかってしまいました。エージェントは、あくまでエージェント。自分から行動しないといけないことに改めて気づかされました。


・学校選び

私の場合は、最初からビザ取り学校にいくつもりでした。

現在オーストラリア看護師になるためには筆記(NCLEX)・実技試験(OSCE)をクリアーしなくてはなりません。そのための対策学校もあります。しかし、それらの試験対策学校はいずれも3カ月未満・・・つまり学生ビザを取得できない短さなのです。その学校に行くには観光ビザかワーホリで行くしかありません。


NCLEXは正直日本にいても勉強できると思いますがOSCEは不可能です。そもそも試験自体がオーストラリアでしか受けられません


観光ビザは長くて3カ月の滞在。その3カ月のためだけに仕事を辞め家を引き払い渡豪する・・・?

またあっちで暮らしてみたいという気持ちも大きかったため思い切って学生ビザにしました。

学生ビザが取れる学校の中には、ビザ取り学校と呼ばれるものがあります。その名の通り、安くビザをとり滞在したい人むけの学校です。週に2〜2.5日だけの学校に行けば、それ以外は就労しても勉強してもよいのです。(学生ビザ保持者は40時間/2週間の労働が認められていますがコロナ渦では無制限となりました。しかし2023年にはまた制限がかかるようです。)

エージェントから提案された候補以外にも自分でシドニーにあるほぼ全てのビザ取り学校を調べました。値段やコース内容・期間を比較して決定。


<1月>

申請に関する書類作成&提出。

これが一番面倒ですが避けては通れません。あくまで私の例なので人によっては異なると思います。

エージェントから送られたフォーマットが下記のようなものです。

  • 病歴について

  • 職歴について

  • 学歴について

  • 過去10年の渡航歴について

これらを全て記入して返信しました。

下記は学校から求められた書類です。

  • 卒業証明書

  • 成績証明書

  • パスポート

  • 英語の試験結果

たまたま手元にあったのですべてカラーコピーして提出しました。
無い人は卒業校から取り寄せないとならないので早めに何の書類が必要なのか把握して手配することをオススメします。


それから、一番面倒なのがGTEです。

  • なぜこの学校に行きたいのか

  • なぜオーストラリアなのか

  • 今までのキャリアとどう関係するか

  • 学校で学んだことを将来どう生かすか

この辺りを含めました。
また、学校が終わったらちゃんと日本に帰りますよという意思を表示しました。


そして2週間後、無事に審査が通りビザの発行となりました。

まとめ

エージェントを決めてやり取りをするのも、書類を準備するのも場合によっては時間がかかります。いくらビザ取り学校とはいえお金はかかりますから、学校選びも重要です。国境が開いたことで審査に時間がかかっている傾向にあります。余裕を持って計画されることをオススメします。



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