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04.三溝詩織_ナーシングプラス有松校・児童指導員

■三溝詩織
▶経歴
・2022年5月 入社
▶趣味
休日は夫と二人の娘と川遊びやバーベキューなど、アクティブに活動。平日は自分の時間を取り、映画鑑賞やカフェでのランチを友人たちと楽しむ。
5歳と2歳の娘を育てる働くママ。

▶パートタイムという選択。仕事も家庭もどっちも大切。

私はいま、週4日の短時間パートタイムで勤務しています。これまでは正社員で働いていましたが、仕事と家庭の両立をしたいと思い、パート勤務を選択しました。

担当している業務はナーシングプラス校が実施している「感覚統合」の体操や児童の予実管理、環境整備をはじめ、正社員のみなさんが負いきれない業務をフォローです。

そんな私の社会人経験のスタートは「資格を取りたい」という気持ちから始めた医療事務でした。事務仕事をするなかで、通院している子どもたちの保護者さんを待っているとき、「子どもってかわいいな」と思い、子どもに関わる仕事がしたいと思い、転職をしました。

2社目は市が経営する放課後クラブです。何気なく広報誌を見ていると求人が出ていたので、「楽しそう!」と思い、即応募。すぐに働くことになり、純粋な子どもたちと毎日過ごし、心が洗われる気持ちでした。
そこで自分が工作が好きということも気づけたし、他の職員さんからもすごく良くしてもらえたので、楽しく過ごしていました。
毎日が楽しかったのですが、長女を授かることができ、一度退職。その後復職したのですが、自分の子どものお迎えに行けなかったり、もっと家族にも目を向けたいという気持ちも芽生えていました。

その後、次女の出産もあり、自分の人生、家族の人生などいろいろと考えることが増えました。
これまでの人生を棚卸しすると、放課後クラブでの経験が自分にとって大きな影響があると気づきも得ました。

▶感じたギャップ。「全員一緒」が正しいの?

放課後児童クラブでは、30人〜40人の子を3人くらいの職員で見ます。その人数だと、大体1クラスに1人か2人は何かしらの特性を持っていたり、グレーゾーンの子もいました。
それでも集団行動をしなくてはいけないので、「集合!」と言われれば集まらなくてはいけないし、規律を乱すことができない。特性があったり、グレーゾーンの子たちは、指示に従うことがむずかしく、いつも別室で怒られていました。

本人たちも望んでやっているわけではないのに、ルールで縛り、のびのびできない状況に入れているということにすごくモヤモヤを感じました。同時に、「そういう子たちの居場所をつくりたい!」と心に誓いました。
誰もが自由を保証されているはずなのに、そうならないことに違和感もあったし、なによりもそういう子たちが安心してのびのび過ごせる場所があれば、きっと幸せな人も増えると思うんです。
そう思っていたときに、「放課後等デイサービス」「児童発達支援管理責任者」を知り、実際に自分でつくろうと考えました。

▶目にした悲しい現実。そこで見つけた希望の光。

でもまずは内情を知らなくてはいけないし、経験も必要なので、就職することを決めました。でも、そこで知ったのは私の理想とは真逆の世界。
施設は陽が入らず暗いし、職員さんも児童たちの雰囲気も暗い。面接に行くと「すぐに働いてください」と言われ、人手不足を痛感しました。
中でも、とある事業所で子どもの手を無理やり引っ張って移動させている職員さんを見て、すごくショックを受けました。
そのときは放デイへの転職はやめて、放課後児童クラブに戻ることも考えました。そんな思いを抱えながら偶然目にしたナーシングの見学に行ってみると、私のモヤモヤが一気に晴れました。

ナーシングは施設も明るく、職員さんも明るい。なにより子どもたちの笑顔が溢れていて、それを見ている私まで自然と笑顔になっていました。
それに社長も女性なので、「女性でもできるんだ!」と心が揺れ動き、ナーシングへの入社を決めました。

実際に働いてみると、イメージと違いなく、子どもたちはルールを守りながらも自由に過ごし、一人ひとりの特性に合わせた支援をしていたので、心からうれしく感じました。
これまでたくさんの子どもを見てきた中で、似ている子はたくさんいても、同じ子はおらず、解決策だって違うのに、ひとまとめにしている事業所が多いことに違和感を感じていました。ナーシングでは、しっかりと一人ひとりに向き合うので、子どもたちは十人十色だということを理解し、支援していることが誇りです。

▶仕事も家庭も両方大事。支えてくれる周りに感謝。

また、子育てをしながらでも働きやすいのも大きなポイントです。子育てをしていると急な発熱や体調不良で保育園にお迎えに行かないといけなかったり、いろいろなことがありますが、ナーシングは家庭をすごく尊重してくれます。
子どもになにかあったときには、すごく焦ってしまうのですが、会社に着くとみんなが声をかけてくれるので、いつも助けてもらっているなと実感します。

これまでたくさんの家庭を見てきましたが、親に余裕がないと子どもに影響が行ってしまうのを実感しました。だからこそ自分はいっぱいいっぱいにならないようにしたいと考えていたので、実現できている今は感謝の気持ちがとても強いです。

とはいえ、これまでずっと正社員として働いてきたので、パートになったことにより、みんなより業務量が少ないことに不安と歯がゆさを感じていました。でも子どものお迎えもあるし、無理はできない。

ずっと悩んでいましたが、普段は自分にも私にも厳しい夫がかけてくれた「無理しなくてもいいじゃないか。できることをしたらいい。疲れたら休めばいいし、ご飯だって外で食べれば良い。俺にできることは俺がやる。だから自分を大切にしよう」という言葉で心が軽くなりました。

子どもたちはもちろん、一緒に働く仲間がイキイキと過ごせるようにしたいので、まずは自分にできることをしっかりやること、そして自分が心から楽しんで、常に笑顔でいるようにしようと心に決めています。

放デイに来るまでは、教育業界にいましたが、児発管研修を受けた際に福祉業界は一人の子どもに対し、多くの人が関わっていることを知り、衝撃を受けました。こんなに手厚く向き合える福祉ってやさしいんだなと思うと同時に、自分の知らない福祉の世界があることに強く惹かれました。

このことを多くの人が知り、たくさんの人が参画してくれたら、この業界ももっともっと良くなると思います。
そのためにも、これまでの経験を活かし、この業界の課題を解決できるように、常に全力で走っていきたいと思います!

株式会社ナーシングでは、「希望の光であり続ける」のミッションのもと、「医療介護福祉業界のNew Standard」になるべく邁進しています!
「もっと誰かの役に立ちたい」「成長して、世の中のために大きいことをしたい」など、熱い想いを持った仲間を募集しています!
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一緒に働きましょう!
ご応募お待ちしております!

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