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看護師は女優

どうも。
『これでもナース』です。

突然ですが、みなさんは看護師のことを「白衣の天使」と表現したことはありますか!?

根っからの天使は、、、
そうですねー、いないかもしれません。

私が看護師を目指すきっかけの一つに、高校時代に経験した「1日看護体験」というものがあります。
ナース服をお借りし、看護師さんの後ろをついてまわって学習する社会見学のようなものです。
その時にお世話になった看護師さんが、それはもうお手本になるような理想の看護師像そのものでした。
この方に会っていなければ私は看護師という道を選択しなかったかもしれません。

人生ってなにかひとつでもタイミングや出会う人が違うだけで変わってしまうものですよね。

それはさておき、この看護師さんの名言の数々の中で1番印象に残っているのが、

「看護師は女優なの」

という言葉です。
プライベートや職場でどんなに嫌なこと、辛いことがあったとしても、詰所(ナースステーション)を1歩でたら女優になり切って、看護師としての自分を演じ切ると言う意味です。

実際その看護師さんは、まさに女優でした。
関わる患者の年齢、性別、疾患、性格によって様々な顔を見せるのです。
まるで女優さんが、ミステリー、コメディーで違う演技をするように、、、

これは簡単なようでとても難しいことです。
看護師だって人間ですから、イライラすることも、悲しいことも、それをいつまでも引きずることもあります。

冒頭でお話した、「白衣の天使」にみえた看護師さんは、まさに女優魂に溢れる人なのです。(もちろん根っからの天使も稀にいます)

私も白衣の天使に見られるよう、女優魂に磨きをかけたいと思います。


余談ですが、この方と数年後看護学校時代の臨床実習で再会を果たします。
それはそれは厳しいお方でした。
適切な行動計画や、根拠が言えないと1日詰所から出られないなんてことも。
看護学生にも少しは、その女優魂みせてくれと切に願っていたことはここだけの話です。

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