外国人_患者_看護師

看護師は英語の勉強が必要か?バイリンガルナースが語る

こんにちは、看護師のうっくんです!

「これからの時代、英語なんてできて当たり前」ってよく言われてますよね。

「私も英語勉強したい!」と言って、駅前留学に通う友達もいます。

でも、本当に英語の勉強が必要なのか?ということについてお伝えしますね!


うっくんの英語スキル


「てゆうかうっくんは英語どれくらいできるの?」というツッコミが聞こえてきたので、僕の英語スキルをさらっと紹介します。

<英語の勉強歴>

2012年(看護師4年目)、新婚旅行でイタリア・フランスに行った時に、「英語話せないのダサい!英語勉強したい!」と思い勉強開始。

いろんな勉強を続けた後・・・

画像1

↑ ※犯罪者の指名手配写真ではありません

周りの人からは、「うっくん、英語ペラペラなんだね!」って言われますが、実際に使ってどれくらいのレベルかと言うと、

・ある程度の会話はできる
・通訳ムリです
・旅行には困らない

くらいです。


英語ができると、現場でどれくらい役に立つの?


じゃあそれが現場でどれくらい役に立つのか?が大事ですよね。

僕は11年大学病院で働くうち、英語を使ったのは3回だけでした。

使った回数だけで言うと、「あれだけ勉強したのにたったこれだけ!?コスパ悪っ!」て感じですよね。

でも、患者さん、ご家族さんは、僕が英語で関わることで「親しみ」や「安心感」を持ってもらえたようでした。

通訳のアプリがあれば英語はいらない?


現場で通訳のアプリがどんどん取り入れられてますね!

自分のスマホでgoogle翻訳を使って、簡単に通訳できますよね。

僕がいた病院なんて、病院のiPadの中に24時間通訳オペレーターと話せるアプリが入ってましたよ!(月額25,000円)

画像2

このアプリがあれば、「マ、マイネームイズ・・・」と緊張せずに患者さんやご家族さんとしっかりコミュニケーションをとれます。

そんなスタッフを見て、「英語の勉強いらなかったじゃん・・・」と絶望に打ちひしがれました。


目的(ゴール)を考えよう!


じゃあ本当に英語の勉強はしなくてもいいですよ!とは簡単には言えません。

まず「自分は何がしたいのか?」ということを先に考えたほうがいいですよ!

あなたは英語を使って何がしたいんですか?

「海外で看護師したい!」とか、「外国人をたくさん受け入れてる病院で働くため」といったはっきりした目的があるなら、頑張ってください!

「英語話せたらカッコいい」とか、「なんとなく将来のため」くらいなら、ちょっと落ち着いてみましょう。

英語の勉強って、本当に果てしない時間とエネルギーが必要ですからね・・・



やりたいならやってもよし!


「うるさいなあ、私はやりたいからやるんだよ、余計なお世話だわ!」と思う人も頑張ってください!

人の言うこと聞かなくても、情熱でつき進んでいける人いますからね。

僕がそうでしたから。笑



まとめに:英語が必要かどうかは目的(ゴール)次第!


なんとなーく英語の勉強を始めようとしているなら、「待て待て、私は英語を使って何がしたいんだ?」と自分に聞いてみましょう。

・「目的は海外で留学!勉強する」→◎
・「目的見つからないわ、やーめた!」→○
・「目的見つからないけど、とりあえずやる・・・」→△ →この記事を最初から読み直す

☆☆☆この記事を書いた人☆☆☆
看護師うっくん

11年働いた大学病院を辞めた、フリーの看護師。
看護師歴11年(血液内科、ICU、緩和ケア病棟)

読書が好きで、ビジネス書、自己啓発本に影響され、
「一度きりの人生、チャレンジしないと後悔する!」と思い、大学病院を退職し、フリーランス。


ナースライフバランスでは、 SNSを活用したオンラインサロン、各種イベント、情報など通して 看護師としてのいろんな働き方やプライベートを充実させるための情報や活動を通して1人でも多くの看護師が「自分らしさを」大切に、 自由で面白いナースライフを過ごせる世の中を目指します。