untitled. #5

たった数百メートル、たぶん、毎日キミと同じ道を歩いている
いつかこの道で逢えたりしないだろうか、と俯く顔をあげてみる
それでもやっぱり、そんな願いは叶わなくて
そんな時でも、わたしは、キミの言葉を何度でも噛み締める
全く色褪せないその言葉
初めて言葉をかけてもらった時から
いったいどれだけ経っただろうと思う
それでもその言葉がいつも輝いていて、わたしは一歩踏み出せる

そんなことを思いながら、今日もまた
いろんな色の風に吹かれ、前に進んでいく


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