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泌尿器卒業と内服薬の減量【ワタシと夫と膵がんと28】

コロナ感染者数が激増する中、厳戒態勢の大学病院に再診。

先ず最初に泌尿器科。

術後1ヶ月くらいから始まった血尿だが、ある時突然止まった。

泌尿器科の医師からは、膀胱・尿管・腎臓のどこかに癌があってはいけないからと、とにかく腫瘍をルールアウトする検査を勧められていた。

尿検体の細胞診からは常に異常はなく、外来でできる検査から異常を示す結果は一つも出なかった。

そして今日の尿検査も血尿はなく異常なし。

で、血尿から始まった泌尿器受診だったので、血尿が無くなったので「卒業」になったのだ。苦笑

結果、どうして血尿だったのかは不明のまま。


ただ、夫は調べに調べ一つの答えを出したらしい。

「ナットクラッカー症候群」

くるみ割り現象(ナッツクラッカー現象)
左腎静脈は,元々後ろは大動脈,前は上腸間膜動脈で挟まれていますが,痩せた女性などで,よりきつく挟まれ,血流が傷害されてしまう状態とのこと.血尿,蛋白尿の原因になります.左腎静脈と腹部大動脈の交差部位が上腸間膜動脈起始部に近く,狭窄が生じた状態は,あたかも左腎静脈がくるみ割り器(nutcracker)に挟まれた状態に似ていることからこの呼称がある.

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ナットクラッカーかどうかは正直ハッキリしないけれど、手術の時にリンパ節を取るにあたり、腹部動脈・静脈付近の脂肪をくまなく切り取ったのは事実。

それにより、ナットクラッカーになったのではないか?!というのが夫の考え。

そして体重も増えて、お腹周りに程よく脂肪も付いたため圧迫が無くなったのでは?と。

以前撮ったCT画像も腎静脈を圧迫していたし。そうなんだろうけどね。

エコー撮ってもらった時も、技師さんに「この態勢でこの方向から腎静脈を取って欲しい」とか言ったみたいで。

受診に来ているのに、自分で指示出して画像みて。結構面倒な患者だったはず。

まあいいか~紋々として帰ってくるより、

同じ受診料なんだし、思う存分検査して来れば。

原因不明だけど、症状なくなったし。よしってことで。

ということで、泌尿器科卒業。


安定の消化器外科は

腫瘍マーカーも、その他の血液検査もマルっと異常なし。

なので、消化を助ける薬(リパクリオン)と肝臓の薬(ウルソ)だけになりました!

胃薬と整腸剤は中止。

次回11月下旬にCTで再発・転移の評価をするそう。


良かった良かった。

無事に経過できて。


厄介な病気になったけど、

寄り道したおかげで、今まで見えてなかった世界を知ることができた。

まぁ寄り道もいいけど、ほどほどに頼みます・・汗

さて

今日も締まっていこう!

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