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私とED④

これまでの続きは上からです!

さて前回までは、拒食症になるまでの話をしました。今日もその続きについてお話しします。

入院手前まで体重は落ち、友人との交友関係はすっかりなくなりました。
約束まではするのですが、その手前で太ることへの恐怖が強くなりいけなくなってしまうことが増えてしまったからです。

約束して行けないとなると、罪悪感も強く感じ、余計自分の殻に引きこもることが増えました。

そして、実習も落ち着いて春休みにはいり、私は完全に動けなくなりました。

常に頭の中は食べ物でいっぱいで、食べたい気持ちと食べれない気持ち、そんな葛藤の渦にいた私は毎日のように死んでしまいたいと、何度も思いました。

助けを誰に呼んでもいいのか、分かりませんでした
その時は、自分は病気であるのか、という気持ちはありましたが、心療内科、精神科にかかるほどではないと自分の病気を否定していました。

時間が経てば経つほど、良くはならず、誰にどう助けを呼んで良いのか、分からなかったです。

しかし、治りたいという気持ちが少しでもあり、勇気を出して心のクリニックに行ってきました。

そこは、都内にある大手のクリニックなのですが
受診して、私の症状、身体的な問題を聞き、医師は「拒食症かな?でもそんなすごいガリガリじゃないし、痩せてるかもしれないけど、重症ではない」とはっきり言われました。

その時、感じたこととしては、こんなに苦しいのに重症じゃないのか、拒食症だけど、私まだ痩せてないのか、私ってなんなんだ???

そして、その先生は、抑うつ傾向にあるから、といい薬を処方し、その日の診療は終わりました。

薬を飲んでよくなるものなのか。
薬を飲んだら痩せたい気持ちなんてなくならない。気分が良くなったところで、痩せている自分じゃなきゃ嫌だ。

そう強く思うようになりました。

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これは、あくまで個人的な意見ですが、
現在日本の精神科、心療内科クリニックでは、診療報酬のために、不必要な患者に対し処方を出す傾向にあります。
もちろん、お薬で気分の調整など行う必要がある方は、使うことで日常生活が送れたりすることがあるので、場合によりますが。

私自身として、摂食障害というものは、もちろん薬物療法で治療するケースもありますが、そちらをメインでコントロールするような病気ではないということが一つ言えます。

摂食障害に伴う二次障害で、抑うつ傾向、過敏症など症状は出てきますが、その症状を緩和させたところで、痩せたいという摂食障害の根本的なところは解決できないからです。

なので、日本の治療の方法について、再度検討していく必要があるのではないのでしょうか。

現在、認知行動療法、セラピー療法、運動療法など様々な治療法が展開されていますが、実際問題行なっている治療施設は、少ないかと思わせます。まずは、外来治療から適切なアセスメント、治療、サポートが受けれるようなる未来が来ることを信じて本日も実体験について記載しました。

ありがとうございます

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