私とED"②"
ここでは、わたしが摂食障害になった経緯について振り返りをしています。
前回は摂食障害となったきっかけについてお話ししました。
今回は摂食障害が悪化していったことについて話します。
個人的に、感じたこととしては
摂食障害が悪化していくのは、段階がある
と感じています。
初期段階は栄養不足からのダイエットに対する拘り。
その先の段階に進むにあたり、要因として考えられるのは、その拘りが強くなるようなストレス環境が続くことが考えらます。
ストレス環境✖︎摂食障害
偏った考えが生まれることで、自分の中でルールができます。そのルールを守らない自分は、まるでダメだと思う傾向が摂食障害の方は多いです。
また栄養不足に伴い、あらゆることへ敏感になるとも言われています。
その敏感さは時にストレスというものを生み出します。そしてそのストレスを解消させるために、摂食障害に陥る方は、ダイエット(食行動/運動行動)で対処する傾向が高いです。
一見、ストレスを運動で解消するなんて、健康的に思えますよね。
でも摂食障害を患うと、どんなに疲れていても、強迫的に運動、食事制限を行うことがあります。それをやらないと不安に駆られるようなら気持ちになります。私もダイエットを始めて少し痩せ始めた3ヶ月くらいからそのような症状が出てきました。そして、自分のきめたカロリー数しか食べない。運動も決まった時間、量を行う。
決められたカロリーより、少ない時は達成感が強く。気づけば1日800kcalは超えないように生活する。そのルールが出来ていました。
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それは時に日常生活、社会生活の妨げとなる場合もあります。
これらの感覚がまず摂食障害における症状のひとつであると考えられます。
一般的に、社会では、ダイエットというものは推奨されており。痩せていることが健康、美しいとされていることが多いです。
近年ではSNSを通じてダイエット方法などを教える方も増えました。
中には、身長に対して明らかに体重の数値が低いのに健康なダイエット方法を報じている方もいます。
個人により健康体重というものは異なっている。
ということは勿論ですが、一般的に、BMI18.5以下の体重は健康障害というものが、普通体型の方に比べて多いと言われています。
私自身としては、今後そう言ったダイエットの方法について具体的な本人の身長、体重を知らせることは、若者がその数値を目指すきっかけ。つまり摂食障害の入口への可能性を広げていると考えています。
今後、メディア、SNSのダイエットに関する報道のあり方について検討していけるような社会になるといいなと個人的に思いました。
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