日記:少し早いクリスマス

寒すぎる!!!!


シャニマスクリパ(正式名称長い)day1を配信で見ておりました。とてもよかった……。


会場は両国国技館とのことで、相撲でよくみる特徴的な字体ののぼりがシャニマスのユニット名で飾られていたりしていたらしい。いいな……。

ステージは四方を客席が囲む形。2ndライブのステージもこのような形で、自分は現地で見ていたのだけれど、全員で歌う曲などのときにそれぞれの方向にキャストの方々が来てくれるのでとても楽しい。

シャニマスのこういったライブイベントは、1st〜3rdといった周年ライブや昨年のMUSIC DAWNのようにライブパートがずっと続くものと、サマーパーティや先日のHappy Buffetのようにバラエティパートとライブパートの両者を含むものがある。どちらもそれぞれに楽しい。そして今日のクリパは後者であった。


シャニマスにはクリスマスらしい「SNOW FLAKES MEMORIES」という曲があって、しかしクリスマスにこのようなイベントが行われたことはなかったので、今日はそれがぴったりの季節に聞けるのではないかと楽しみにしていた。するとライブがはじまって1曲目がまさにそうで、この曲が好きな自分としてはとても嬉しかった。

なぜこの曲が好きなのだろうと考えてみたが、単にクリスマスソングが好きなだけかもしれない。季節限定の曲は、その季節だけに極めて大きな印象を与える。特に冬はその感覚がかなり身体的で、寒さと共に様々な記憶が蘇ってくる。さらにクリスマスというのはその年の終わりも近いということで年を通したイベントの中でも人々が意識しやすい存在なのだと勝手に思っている。要するに、クリスマスは季節としての印象が強くて、それを歌う曲もかなり多彩な表情を持って聞こえるのではないかなと思う。

そのあとに続いたバラエティパートは純粋にとても楽しかった。Happy Buffetのときも思ったが、キャストの皆さんがかなりバラエティ慣れしているというか、こういう企画で普通に回せてしまうのが凄いなと思う。もちろん、公式のラジオや生配信などを通してキャストの方々のことをたくさん見聞きしてきたからというのもあると思うのだけれど、当意即妙の掛け合いの応酬を見ていると、切り返しの巧みさに感嘆すら覚える。

途中、決められた構図でチェキを撮るというコーナーがあり、これが直近のシナリオイベントである「感光注意報」の内容も相まってとてもエモーショナルに感じた。写真については、ロラン・バルトの『明るい部屋』を少し読んでおり(これもシャニマスの影響で読んでいて、去年のクリスマスの時期のシナリオイベント「明るい部屋」から知った1冊)、なんとなく思いを巡らせていたこともあっていろいろと考えてしまう。『明るい部屋』はまだ読みかけなので読まなければ……。


ライブパートでは、今年発売された楽曲のうち、先日のHappy Buffetで披露されなかったカップリング曲が披露された。実際にステージの上で歌われるとまた感動がひとしおというか、楽曲を聞いたときには見えなかった世界が一気に広がっていく感覚がある。振り付けや表情のひとつひとつにこめられた感情が何倍にも広がってステージという世界を作り上げている。情報量が多いだけに、そこにある準備も膨大であろうし、エンターテイメントとしてはとても贅沢な体験なのだなという気がする。なにせ、ライブというのは1度しかできない、再現性が薄いものなのだ(映像としては残る場合もあるだろうが)。特に、現地で味わう空間的な感覚というのはそれを再生する手段を人類は未だ持たない。だからこそ、貴重でかけがえのない価値を感じるのだと思う。

新しい曲のほかにも、結構懐かしいと思えるような楽曲の披露があったりして、なんとなく時間の積み重ねも感じるようなライブパートだった。ひたすら引き込まれていました。明日も楽しみです…………。

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