日記:幸福な祝祭の終わり
今日はDay2の「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 283フェス 2021 Happy Buffet!」を見ておりました……。とても楽しい2日間でした……。ありがとう……。
ミュージックSTAGEを中心に記憶のあるところを断片的に……。次第に語彙力がなくなっていきます。
・15:00 オープニング
オープニングステージ、今日はシャイノグラフィ(ストレイライト&ノクチル)、Ambitious Eve(放課後クライマックスガールズ&シーズ)。全体曲を少人数編成で歌うステージの良さは昨日も書いた通りだけれど、今日は特にシーズの歌うAmbitious Eveが印象的だった。2年目の表題曲としてリリースされたこの曲を、4年目から加入したシーズが歌うのは勿論はじめてで、その強い決意を感じるような曲調を歌い上げる2人の姿を見ることができたのはとても嬉しかった。
そしてこの曲を放クラとシーズの2ユニットが歌っていたのも個人的に良いな……と感じていた。2年目のシャニマスのテーマは「曇り空」だったらしいのだけれど、それになぞらえて各ユニットに天候を当てはめるとしたら、放クラは「晴天」といった印象であるのに対して、シーズは「曇り空」というイメージを想起する。しかし勿論、人間というのは一面的ではないし、晴れの日もあれば曇りの日も雨の日もある。正しいものだけを肯定するのではなくて、日向から外れた場所の存在にも手を伸ばそうとする意志を、自分はシャニマスという作品から勝手に感じており、だからどんな天候だってそれを受け止めて前に進もうとする、そんなメッセージをAmbitious Eveのステージに見出していた。全部自分の思い込みですが……。
・15:20 ミュージックSTAGE
ソロ楽曲のステージその1。トップバッターの過純性ブリーチは、3rdで聞いたときに完全に魅了されていて、今回もそのときの感動を新鮮に味わうことができたように思う。シャニマスがあらゆる存在に対して手を差し伸べようとするということは先述したが、過純性ブリーチを歌う西城樹里さんの作品内でのシナリオは特にそういった部分に触れることが多い(と勝手に思っています)。一見するとスポーティな印象があり、ともすると険のあるようにも見える彼女であるが、その実どんな相手に対しても真摯に向き合う実直さを持っており、その点が揺るがぬ彼女の魅力でもある。そして彼女のソロ曲である過純性ブリーチは、爽やかな青春を思わせるような曲調で、しかしその言葉は迷いも当然ある人生の中でがむしゃらに前を向くという普遍的なメッセージが込められている。そんなエールを、永井さんのパワフルで元気いっぱいのパフォーマンスとともに届けられたら、もうなんだってできてしまいそうな気がする。そんな力のある楽曲をソロ曲の最初に聞くことができたのは個人的にとても嬉しかった。
続いて星をめざして。ストレイライトの楽曲ではかっこいいアップテンポな曲を歌うことの多いあさひではあるが、ソロ曲は年相応ともいうべきか彼女のかわいさを存分に表現したような1曲になっている。そこに乗せられる田中さんの歌声やダンスも、ユニットでのステージとはまた違うあさひの魅力をこれでもかというほどに感じるパフォーマンスで、好奇心旺盛なあさひの純真な輝きをそこに見たような気がする。いつか、あさひがもう少し成長した時に、このステージを見たらきっと今よりも涙腺を刺激してくるような気がする。
このブロック最後は夏葉のDamascus Cocktail。COLORFUL FE@THERSシリーズに収録されたソロ楽曲はどれも素晴らしいものばかりなのだけれど、中でもこの曲は指折りで好きな1曲かもしれない。放クラの中では最年長である夏葉の大人としての魅力を感じる曲調とともに、自身とストイックに向き合う彼女の決意が込められたような楽曲となっている。3rdのときよりもさらに磨き上げられた涼本さんのパフォーマンスが、ステージの力をさらに高めていて、改めて夏葉の強さに勇気を貰うことができたような気がします。
・16:15 ミュージックSTAGE
ソロ曲ステージその2。小糸ちゃんのわたしの主人公はわたしだから!小糸のW.I.N.G.編シナリオにおいて、小糸ちゃんがアイドルとしての目標を「居場所を作る」と語るシーンがある。そして、今日のステージはまさしくそんな居場所であったように感じる。画面の向こうに呼びかけるようなパフォーマンスが、この空間を双方向的なものとして作り上げるのだという田嶌さんの覚悟のようなものを感じ、心を打たれてしまった。いつかの配信で(昨日だっけ?今日だっけ?)高山Pも言っていたように、小糸がその目的へと邁進する姿は、本当に主人公のようである。そして小糸は、誰しも自分こそが自分という物語の主人公であると歌い上げる。人間賛歌だ……。
果穂ちゃんのハナマルバッジ!!!たしかシャニラジで、曲中の合いの手の部分はたくさんの果穂がいる感じで収録されたという話を聞いて、それからは曲を聞くたびにいろいろな果穂のことに思いを馳せて自然と嬉しくなる自分がいる。「アンブレラブレード」という言葉のリズムの心地よさがすごくて、作詞の古屋真さんの巧みさを感じる。果穂を演じる河野さんのパフォーマンスが素晴らしくて、感極まったような声が歌に乗った瞬間にこちらの感情も昂ってしまった。めちゃめちゃ元気を貰えるステージだ……。
冬優子のSOS!!!ストレイライトの楽曲とは対照的に可愛さ溢れる楽曲。この可愛さというのは、冬優子によって作り上げられた完璧な可愛さであって、そんな魅力に落ちてしまいそうになる。幸村さんのパフォーマンスは歌声に色を乗せたり、所作や表情を操るといった技術が本当に巧みで、それもステージを見るたびにどんどん進化している。最高…………。
透のstatice!!!和久井さんの歌声は本当に綺麗で真っすぐで伸びやかで上手で、ただただ聞き入ってしまう。透はどんな思いでこの曲を歌っているのだろうか?それはわからない。でも、和久井さんのステージでの表情がとても眩しくて、この場所がきっと幸福なものであると思えて、それがただ嬉しかった。
・17:05 ミュージックSTAGE
ノクチルのステージ!1曲目はあの花のように。3rdでたくさん聞いた曲でもあるけれど、ステージが変わったことでまた違った印象がある。少し小さくなって4人の距離が縮まったことで、自然と彼女たちのつながりの深さを感じられるような気がする。2人ずつ向き合って歌うシーンで、土屋さんと向き合って笑顔を浮かべる田嶌さんが印象的だった。
朗読劇!なんだかよくわからないけれど、彼女たちの間ではそれがなんとなく通じている、そんな空気感。この穏やかな時間は彼女たちの持つ魅力でもあって、その部分とアイドル像という部分をいかに接続していくかが、ノクチルというアイドルユニットを考えるうえで必要なことなのかなと勝手に思っている。そしてそれは、(個人的に)次の曲で氷解する。
初披露の僕らだけの未来の空!!!今までよりも疾走感のある楽曲を明るく楽しげに歌い上げる彼女たちのステージは、もう確実に外を向いている。これまでの楽曲は、個人的な印象になるけれど、彼女たちの4人の中に流れる空気が素晴らしくて、自分は観客としてそのうつくしいものを眺めている、という感覚があった。4人がお互いを向いていて、それを応援しているような。しかしこの楽曲は、なぜそう感じたのかはわからないのだけれど、アイドルのパフォーマンスとして観客を見据えているように感じられた。ダンスのときの向く方向がなんとなく客席側を向いていることが多かったように感じたからだろうか。とにかく、自分はこのステージで、アイドルとしてノクチルは違う次元に突入したと、そう思った。何故かはわからないけれど。そしてなんだか、とても嬉しくなった。
・17:30 ミュージックSTAGE
シーズ…………!!今日は美琴さんの台詞から。そしていきなりFly and Fly!!昨日はただただ衝撃的だったのが、今日は2回目なので少し落ち着いてパフォーマンスを追うことができた。紫月さんが時折見せる不敵な表情がとてもかっこいい……!山根さんのパフォーマンスがどれも高水準で、ただただ圧倒されてしまう。というかこの楽曲、曲としてすごく好みだ……。休憩中にDLで購入して聞いていた。
朗読劇……!!昨日とは逆の視点で描くことで、そのとき美琴さんがなにを思っていたのかがわかる。2daysにわたるからこそできる演出。そして、今まであまり語られてこなかった美琴さんの内面がモノローグとして表出する。それがあまりに衝撃的というか、思っていたよりも数段重い覚悟で美琴さんがアイドルに向き合っているということが開示される。正直、ステージどころではない。こんなことを朗読劇という形で打ち出すとは……。
衝撃冷めやらぬままOH MY GOD。いや改めてすごいパフォーマンスだ……。ダンスについてその凄さをちゃんとわかっていないのが苦しくすら思えてくる。この凄さをちゃんと受け止めたいという気持ちがなんとなくある。2ndの特典映像では振り付けの方のインタビューが収録されているらしいので、そういう視点がとても気になる……。
後半の感想は明日アーカイブを見返しつつまた書きます…………。
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