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日記:つづく

「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 5thLIVE If I_wings.」Day2に行ってきた!!

Day2はシャニマスに登場する283プロのアイドルを演じる25人のキャスト全員が揃った。25人が揃うのははじめてだし、そもそも全員が揃うライブというのもシャニマスのライブとしてはかなり久々なのではないか。調べた限りでは、2020年開催の無観客配信ライブであるMUSIC DAWNのDay1では、シーズ以外の23人が揃っている(当時シーズは未登場)。有観客ライブとなると、2019年のプロデューサー感謝祭でノクチルとシーズを除く19人が揃ったのが最後かもしれない。周年ライブという括りでいうならそれこそ1st以来だ。それを思うと本当に感慨深い。


公演がはじまり、最初に流れる映像では、Day1と同じく天井社長とはづきさんが会話をしている。昨日の不穏な空気を感じて、身が恐怖で強張る。このまま同じ流れかと思いきや、はづきさんが1つの企画書を見つける。昨日とは違う!! 終わりを感じさせるDay1の演出から、続いていく希望を思わせるはづきさんの言葉がただただ嬉しかった。演出に変化はあるだろうと思っていたけれど、やはりそのときになってみないとどうなるか不安で、だから安堵と歓喜が同時に来たような気がした。どんな瞬間でも過ぎたら戻らないものだし、いつか終わりは来るのだけれど、そんなことはつゆも思わずに私たちは生きている。その傲慢さに改めて頬を張られた思いがDay1ではあって、その絶望に光が差したような喜び。シャニマスに感情をコントロールされているよ〜〜

はづきさんの言葉でもう迷いはなくなったので、昨日よりもペンライトを振る手に力がこもっていたように思う。Day1と同じく放クラから幕を開けた楽曲は、やはり昨日と同じように圧倒的で、最初からテンションが最高潮だった。セットリストは途中まで昨日と同様に最新シリーズの楽曲で進んだのだけれど、イルミネの出番の前に会話の演出が入る。あったかもしれない道、そして過去の自分たちの姿を思い、そして前に向かう言葉が紡がれる。そして3人揃ったステージで流れてきたのはユニットのはじまりの曲である「ヒカリのdestination」!! ああ〜〜😭😭

セットリストが予想の裏をかいて期待を超えてくる瞬間が、ライブで楽しい瞬間のひとつだと思う。昨日は全体曲ではなくユニット楽曲ではじまることでいきなり不意打ちを喰らったのだが、その展開を途中まで踏襲することで安心させたあと、最後でその法則を破り衝撃を与える。シャニマスのライブ演出の手のひらの上で踊らされている……最高に楽しい……しかも昨日の終わりを想起させる言葉たちを、「まだその道は選ばない」と乗り越えた上で、イントロなしでいきなり歌詞から入る「ヒカリのdestination」で一気に感情を引き上げられるのだから声も出ようものだ。イルミネ3人が揃う本当に久々のステージ。その結実を待ち望んでいた心が解き放たれた高揚。最高……

昨日よりも明るい雰囲気のMCを挟み(巻いてはいた)、次に聞こえてきたのは波の音と放クラメンバーの声。夏らしい会話からつながる曲は「ビーチブレイバー」!! 勢いのあるイントロに興奮が抑えきれない。MOIW2023でも披露されたこの曲を、声出しありのシャニマス単独ライブでも聴きたいという気持ちが無いではなかったのだが、まさかそれが叶うとは思わなかった。放クラの曲は盛り上がるものが多いけれど、「ビーチブレイバー」の盛り上がりは随一であるように思う(披露された回数が多いこともあるのだろうけれど)。ウェーブも作れてよかった。

続いて流れてきたのは「NEO THEORY FANTASY」のイントロだったので悲鳴と感嘆の叫びがこぼれてしまった。アンティーカの中で一番好きな曲かもしれない。聴けたらいいなと思いつつも、あまりにも聴きたすぎるのでそれが叶わなかったときに悲しくならないように、あまりそれを思わないようにしていた。だからイントロで思わず声が漏れてしまったのだと思う。

シーズの「Fly and Fly」は何度でも聴いていたいし見ていたい。座席がメインステージに近い一階席だったこともあって、センターステージは後ろから見ることになり、流石に細かな表情を窺うことはできなかったのだけれど、動きの激しさは遠目でもわかるほどだった。何度も度肝を抜かれてしまう。

続く曲はストレイライトの「Transcending The World」。ちなみに座席がどれくらいメインステージに近かったのかというと、この曲はメインステージの両翼とセンターステージに3人がそれぞれ散らばった形でスタートしたのだが、メインステージ下手側にいた幸村さんの表情がわかるほどだった。そして幸村さんは他の2人が歌うパートの間、客席のほうに向かって微笑んだりウィンクをしたりしてくれて、心がずっと穏やかではなかった。最高すぎる……😭😭

ノクチルの「僕らだけの未来の空」は、爽やかな曲調と、最後に4人が客席に背を向けて歩いていくのがとても好きだ。彼女たちが彼女たちだけのステージを歌っている、そう思える気がするから。

アンティーカとイルミネの会話が流れる。やはり昨日とは打って変わって、終わりを滲ませる言葉はなく、前に向いているのを感じる。複数のユニットが会話をすることも、昨日にはなかった演出だ。3人が揃った「FELICE」。イルミネ3人の声は割とそれぞれで異なっていて、それらが合わさることで、より3人がいるということを強く感じられる。真乃のやわらかく暖かい声も、灯織の力強く芯のある声も、めぐるの明るく元気な声も、すべてが合わさってイルミネのパフォーマンスになる。その感動を改めて感じる。というか今更ながら、自分がシャニマス単独ライブでイルミネ3人が揃うのを見るのははじめてかもしれない。バンナムフェス2ndではイルミネは揃っていたのだけれど、歌う曲は多くはなかったので、今回3人揃ったイルミネのステージを見ることができてとても嬉しい。続く「愚者の独白」は、昨日と同様にボーカルの力強さを強調するような印象があったが、中でも結名さんの歌声の力の入り方に心を揺さぶられた。普段の歌声は、霧子の声質もあってやわらかな印象があり、だからこそそのギャップが印象的だったのかもしれない。

「VERY BERRY LOVE」は、Day1よりも振り付けに注目しながら見ていたと思う。Aメロの後半で、歌っている1人と後ろで手を取り合って踊る2人に分かれるのが印象的だった。ノクチルの「あの花のように」は、3rdライブで聴くことが多かったように思うものの、少し久々な印象があった。後ろのスクリーンに映し出される花火が綺麗で、それから「歌詞のあの花っていうのは花火のことなんだな」と思った。今更? 自分は歌を聴くときに歌詞がほとんど頭に入っていない傾向があって、ライブではじめてその歌の歌詞の意味が頭に入ってくることもままある。パフォーマンスや演出もあいまって、曲の世界観が入ってきやすいのだと思う。

アルストロメリアの会話がはじまるとともに、自分の席からはなにやらステージに運び込まれてくるセットが見えていた。それが何につながるのかを理解できずに戸惑っているままに流れてくる「Love Addiction」のイントロ。す、すげえ……。演出で曲の世界観を作り上げるというのなら、この曲の演出は非常にマッチしていたように思う。「テーブルを飾ろう」と歌いながら飾られたテーブルを示したり、「待ち合わせ」と歌いながら相手の元へと駆け寄って行ったり。そうしたリンクが起きるたびに感嘆の息が溢れる。この曲は恋を菓子の用語に喩えていて、それが実際に示されることで、とろけるような甘い恋であることがより伝わってくるような気がする。演出が楽曲を、そしてユニットの魅力を存分に引き出していく。それもライブの醍醐味のひとつなのだろう。

「Another Rampage」はストレイの曲で一番好きかもしれない。4thでスモークの中から最初のロングトーンとともに飛び出してきた3人の姿が忘れられない。静かに鳴りはじめるイントロから一気に爆音で引き込まれ、そこからハーモニーを響かせる登場の格好良さ。4シリーズ目のL@YERED WINGではシーズを代表としてハモリのある曲がいくつかあって(イルミネの「スマイルシンフォニア」もそうだ)、キャストの方々にとってはさらなる挑戦になるのだろうなと思っていたけれど、1年の時を経てそれをかなりモノにしている印象があった。アウトロで3人が向かい合う振り付けが好きすぎる……最後のセリフも大好き……2番の愛依ちゃんの力強いラップ?パートもめちゃめちゃ大好き……

「OH MY GOD」は、悲壮な力強さのあったDay1と比較して、楽しく踊っているような印象があった。単に事前の朗読パートの違いなのかもしれないが、しかし逆に言えば、曲の前に言葉があるだけで印象も一気に変わるのだと思った。ラスサビ前のフィンガースナップと口元に手を当てて静寂を促す部分は何度見ても心を揺さぶられる。「キャットスクワッド」はやっぱり楽しい。シャニマスのコール曲を一手に担っている放クラの、元気の出るパフォーマンスに開幕から笑顔になってしまう。そして「Fashionable」!! もはや説明不要の圧巻のステージに息を呑む。PANOR@MA WING楽曲で一番すきかもしれない(「Give me some more…」と悩む)。

「イルミネイトコンサート」はイルミネの明るさが前面に押し出された楽曲で、しかし3人揃って笑顔で歌っているイルミネを見ると嬉しくて涙が出そうになる。そうして少し暖かな幸福に浸っているところではじまる「太陽キッス」!! Day1で「OH MY GOD」から「アスファルトを鳴らして」を聴いたときにも思ったけれど、一気に放クラ色に会場を塗りかえる力が凄まじくて自然と笑みがこぼれてしまう。叫びながらタオルに手を伸ばして用意する。放クラ盛り上がる曲筆頭の「ビーチブレイバー」と「太陽キッス」をどちらも聴けるとは……。

「Tracing Defender」、ストレイの曲の中では比較的動きのスピードがそこまで大きくない印象もあるものの(あくまで比較的)、しかし重厚感のある力のこもった動きが本当に格好いい。Day1のときにTwitterで誰かが言及していて気づいたのだが、「仲間がいる」と歌う北原さんの後ろで田中さんと幸村さんがそっと背中を見せるのが格好よすぎる!! 互いへの信頼が見てとれる。ストレイはライバル関係のように競い合うような振り付けも多いのだが、それ故にふと覗かせるお互いへの目配せが息ぴったりで感動してしまう(「Another Rampage」の最後の3人が向かい合う部分も、そういう理由で好きなのだろう)。……なんかストレイのときだけめっちゃ語ってない? まあいいか……

アルストロメリアの「アルストロメリア」!! ユニットのはじまりの曲は、Day1でイルミネとアルスト以外の5ユニットが披露し、イルミネも初手で「ヒカリのdestination」を歌ったので、「アルストロメリア」もきっと来るだろうとは思っていた。しかし予想はできていてもイントロが流れてくると声が出てしまう。叫びたいだけでは? まあそれはそうなのかもしれない。どの曲にもそれなりに長く聴いてきた思い入れがあって、イントロとともにそれらの記憶が一気に流れ込んできてしまう。

「アスファルトを鳴らして」はライブでかなり好きになった曲かもしれない。Day1では曲の前に語りの演出があって、それも相まっていろいろなものを重ねてしまうからかもしれない。あとは直前に読んだ樋口円香さんのコミュのせい。振り付けも、1人が歌っている後ろで他の3人が止めのポーズながらも印象的なフォーメーションをとっていて、それがノクチル4人の間の精神的なつながりを感じさせるようだった。ライブにおけるCメロの入りの岡咲さんの歌唱力がすさまじい……。同行者も度肝を抜かれていた。

「純白トロイメライ」は変拍子と人形のような美しさを思わせる振り付け、そしてサビ前のセリフが印象的な楽曲だ。合同ライブでも披露されており、かなり人気の楽曲だと思う。自分はどちらかと言うと同じシングルに収録されていた「Black Reverie」が好きなので、やや斜に構えながら聴いていたのだけれど、やはりサビに向かって盛り上がっていく構成に気づけば心を呑まれてしまっている。ラスサビ前の間奏のダンスがまたかっこいいんだこれが……そして最後のセリフ「選んだよ」であらゆるものが救われていく感覚、後奏でまた怪しげなダンスからの椅子を使ったラストのキメが完璧すぎる。最高…………

あああああ「スマイルシンフォニア」だ!!!! この曲がイルミネ3人で披露されたのはバンナムフェス2nd以来で、そのときはメドレーのため1番のみだったし、それ以外だとリリースイベントでしか3人による披露はなかった。曲の最初のアカペラによるハーモニー、これを3人の声で聴きたかった人はたくさんいるのではないか。曲がはじまった瞬間、叫びたいけど歌声を聴かなければならないので必死で声を飲み込んだ。アカペラを終えたあとからはじまる疾走感のまま最後まで突き進むこの曲は、3人揃ってどこまでも行けそうなイルミネの明るい力強さを感じるようだった。こういう感覚は自分が勝手に感じているだけだが、しかし思い入れの数だけさまざまな幻影を重ねて体験を形作れるのが、一度きりのライブという時間に許された特権なのだから、たくさん自分勝手な感情に浸り続けていた。ラスサビ前の間奏で3人が向き合って指揮を振るところが……3人の表情がこれ以上ないくらいに明るく思えて……というかこの部分の3人の振り付けをようやく見ることができたのだと思うと、2人のときの振り付けを見ながら抱いていた感情が一気に雪崩れ込んできてしまう。2ndライブからはイルミネがユニットのトリを担うことが多く、しかし明るいこの先を思わせるような楽曲で締めくくってくれるので、寂しさもあるがそれでも希望をもっていられる。それを感じさせることができるのは、やはりシャニマスを代表するユニットであるイルミネの力だなと思う。

そして全員揃っての「Spread the Wings!!」。やはりこれを聴かなければ終われない。25人が揃ってのこの曲はやはり感慨深くもあり、ここまで来たんだなとしみじみ思う。別に1stライブとか行ってたわけじゃないけど……。

アンコールは昨日よりも早く告知映像のはじまりによって打ち切られた。Day1は告知がなかったのでだいぶ長いこと手拍子をしていた。そして告知の最後の映像で、シナリオイベント「セヴン#ス」の中のセリフが聴こえた瞬間、すべてを悟って天を仰いだ。周囲の観客がステージを見て声を上げていたので見ると、せり上がるための穴が空いている。そこから登場したのは斑鳩ルカ役の川口莉奈さんで、聴こえてきたのは「Dye the sky.」のイントロ。力強く、そして振り絞るようなルカの歌声が心に直接届くようだ。満を持して開いたメインステージ正面モニタから283プロの面々が登場し、新たな仲間とともに、しかし叩きつけるような決意を示すような楽曲が歌われていく。これから向かう道も決してやさしいものではないが、それでも立ち向かっていくのだという覚悟を見せられたような気がした。

最後のMCではキャストの皆さんの思いが語られていく。自分はシャニマスのことをアイドルから好きになっていったのだと思うけれど、それを演じる声優さんのライブという存在にどのようなスタンスで向き合っているのか、正直なところよくわからない。本当は283プロに登場するアイドルのライブを観たいのだろうか。でもシャニマスというゲームにおいて、自分はアイドルたちがライブをしている姿を見たことがない(断片的な描写がないではないのだが)。アイドルマスターの他のブランドは、ライブシーンがあることが多いので、シャニマスに特有の事情なのかもしれない。そのためなのか、自分にとってのシャニマスの歌やダンスは、キャストの方々によって披露されたステージのことを意味しているのだ。そこで魅入ってしまった輝きを忘れることはないだろうし、それを演じる方々がステージやアイドルと向き合う姿勢を含めてシャニマスのライブが好きになっている。ダンスのここが難しかった!とかここの振りを変えた!とか歌い方をDay1とDay2で変えた!とか、そういう話を聞くたびにすごいなあと思うし、真っすぐ直向きな積み重ねの果てに形作られたパフォーマンスを受け取っていることが、本当にありがたいことだなと感じる。結局何が言いたかったのだろう。キャストの方々の思いを聞くたびに胸が熱くなる、多分そういうことを言いたかった。

最後の曲は昨日と同じく「Multicolored Sky」。大団円を思わせる、明るさの中にどこか寂しさを覗かせるような、しかしそれでいて希望に満ちているような楽曲。このライブが終わって欲しくない。でも歌声や表情が、歩いてきた過去、いまこの瞬間、そしてこれからの未来を優しく照らしているようで、寂しいけれど前を向かなければという気持ちにさせられる。曲が終わり、キャストの皆さんがメインステージの開いたモニターの裏へと歩いていく。閉じていくのを見ながら、この時間を惜しむように、そして在らん限りの感謝を伝えるように、ペンライトを振っていたと思う。

そしてライブが終わる……と思いきや流れ始める映像。知らない曲。そして知っている街並みが知らないタッチで描かれている。うわああああアニメだあああああああ!!!!!! メディアミックス展開が数多く見られる昨今ではあるけれど、しかしコンテンツにおいて最も大きな発表が何かと言われたら、そのひとつにアニメ化は必ず挙がってくるだろう。アニメだけがすべてではないけれど、それでもやはりアニメ化の報は特別な気がする。応援してきたコンテンツが成長し、そのひとつの到達点がアニメ化だと感じるからだ。そしてライブシーンがなかったシャニマスでついに歌って踊るアイドルの姿が見れる!!!! その意味でもシャニマスのアニメ化は嬉しい。

アニメ化の告知が終わり、最後にライブのキービジュアルが映し出される。そこには斑鳩ルカの姿がある!! ルカ加入の発表からはじまり、終盤の感情の昂ぶりはすさまじかった。新情報を同好の志とともに盛り上がりながら見れるというのもライブの楽しい部分かもしれない。


総じて非常に満足度の高いライブだった。いままでシャニマスの周年ライブといえば最新曲は確実に聴けるもののやや物足りない印象がないではなかったので、まさか各ユニットの披露曲数が倍になってやってくるとは思いもしなかった。これは、シーズが去年までは2曲しかやりようがなかったという都合もあるのかもしれないことを考えると、5thにしてついに実現可能になったセットリストなのかもしれない。斑鳩ルカさんが加入したことでまた変わってくるかもしれないが、しかし今年発売のCDシリーズは新曲が3曲収録されているとのことなので、すでに発表されている「神様は死んだ、って」を含めると来年には4曲歌えるようになるのかもしれない。

Day1の不穏な演出も、なかなか呑み込みきれない部分はあったものの、しかしいざ「終わり」のときがあったとして、割と自分はそれを現実として受け止めきれないのかもしれないと思った。最後だけれど最高の笑顔でパフォーマンスを披露するアイドルを前に、余韻に浸りながら、それでもしばらくしてあの日々がもう帰ってこないことに気がついて、そうしてようやく終わりを実感するのかもしれない。そう考えると、Day1終了時の当惑すらも体験として貴重なもののように思える気がした。キャストの皆さんのオーディオコメンタリー付きアーカイブを見たときに、Day1のコンセプトをどのように表現しようとしたかについてのコメントがあって、それを踏まえるとさらに細部に目が向くようになったので、Blu-rayでもコメンタリーがあるといいな……と思う。

それから個人的なことだけれど今回はじめて人を誘ってシャニマスのライブに行ったので、終演後感想を語っている時間もとても楽しかった。これまでもTwitterやnoteで感想をしたためてはいたものの、実際にリアクションを交わしながらお互いの感情を増幅させていくような感想会の時間が、ライブの余韻を長く残してくれていたようにも感じる。違う視点で語られる言葉も、自分ひとりでは気づけなかった点に気づけて嬉しい。そうしてまた人を誘ってライブに行きたくなる。このように沼に落ちていくのだろうか。心地よい沼である。

ソロパフォーマンスライブ……楽しみです……

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