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どこへ行くかではなく、誰といるか #17

12月初めに、中高時代からの相棒とドイツ旅行へ行った。わたしたちは、国は違えど同じタイミングでヨーロッパに留学している。

彼女とは、中学のときに部活が一緒で同じポジション。そして中学2年生から高校3年生まで同じクラス。青春の隣にはいつも相棒がいて、一緒に些細なことで笑ったり、悲しんだり、そんな日々が懐かしい。

大学生になって距離ができてからも定期的に連絡を取っていた。ホイスコーレへの出願で行き詰っているときに、「留学決まったよ」と相棒から連絡が来て、そこでギアをあげたわたしも、数週間後に留学が決まった。


ヨーロッパで再会をした相棒との時間は本当に本当に素敵だった。
しかし、いざ振り返ってみると、旅行中で1番印象に残っているのはマックでコーヒーを飲みながら話したことだった。クリスマスマーケットも、一緒に食べたドイツ料理もビールも、本当に本当に最高だった。けれども、マックでのおしゃべりがそれを超えてきた。(しかも、相棒も同じことを言っていた。)

マックでおしゃべりをするという数年前の日常の1コマが、非日常的な留学生活の中で現れたことで、制服を着て寄り道をしている2人に戻れたような、場所は違えど中高時代にタイムワープしたような感覚になったのだと思う。素敵すぎて、これ以上はうまく言葉にできない。とにかく最高な時間だった。
また、わたしにとって、どこへ行くかではなく、なにを食べるかではなく、「誰といるか」が一番大切なんだと改めて感じた。


相棒の残りの留学生活も充実したものになりますように。
そして、幸せになってほしいと心から願っている、、!

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