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セールスライター達に、集客や出品のすべてを任せようとした結果…(その2)

自分はただ染める作業に集中したいがために、セールスライターさん等3人組に、集客や出品を丸投げしようとした前回の話。

そしてそのキャンセルが成立しようとする時、3人の中でもイチバン大人しかったシステムエンジニアさんからの個人的なメッセージが届いたのだ。

SEさんと一対一での付き合い

3人組という体制では、個人的なやり取りは禁止のはず。。それでも聞いてみると、私の仕事を手伝いたいと言うことだった。

この申し出で、私はてっきり、これまでのいきさつを見てきた彼女だから、すでに何らかの構想が出来上がっていて、それをホームページや集客で形にしたいのだろうと、またもや思い込んだのである(どこまでも間抜けが終わらない。。)

そんな彼女にサイト構築を頼んでしまえば、また1から説明しなくていいし、手早くやってくれるのだろうと面倒くさがりの私は大きく期待してしまった。

そのSEさんに深入りしてしまう。。。

その2週間後、彼女は高速バスを乗って我が家へやってきた。
染め場の撮影や、私のパソコンの設定など。それは3人組がやってくる事になっていたのをそのまま受け継いだ形だった。

一緒に昼食のうどんを食べながら、彼女は言った「私、インドへも行けますよ」

1人でしか身軽にインドに行ったことがない私は、初めてインドに行く人を同行するのは難儀だろうと予想した。

だが彼女は、入力の面倒なインドヴィザも既に取得し、行く気満々なのだ。

「海外の空港では、プライオリティーパスを持っていればラウンジが使えて楽だよ」と言えば、またそれもすぐにカードを作ってしまったほどだった。


だけどあちらの気候やインドルピーの国外持ち出し禁止など、インド情報は全く知らない彼女。

それから毎日、私は彼女とLINEで挨拶等やり取りをし、インドに行くときの必需品などを伝えていた。

SEさんに頼んだその成果は……

3週間が過ぎ、インド旅開始1週間前になって、ようやく私はこれまで遠慮して聞いてこなかったホームページ作成の進展状況や、作品撮影の進展を尋ねてみたのだ。


なんと!忙しくて全くできていないと言う驚きの返事がやってきた😳

・写真が少なすぎて悩んでいる
・草木染めの本を買ってきて、勉強していたから
・くーみんの仕事だけをやってる訳じゃないから
・インスピレーションがないから
・味噌作り講習会もやらなきゃいけないから


などを言ってきた実際の彼女と、自分が勝手に思い込んだ理想の彼女像とのギャップに、大きな差があることにやっと気づいたのだった。
これまで毎日、やり取りしていたLINEでの挨拶も、私からは送信しなくなってしまった。

インドで彼女を紹介する際は「ビジネスパートナーだ」と紹介してくれと言う彼女の主張を鵜呑みにしていた期待が、大きく裏切られたと感じた自分。


インドに一緒に行けば、さらに仕事は遅れるよね、と聞いてみた。彼女は「確かに」とだけ答える。ならば今回は、同行するのを中止してホームページ制作を頑張ってほしい、と告げた。

インドでの記事を最後にアップすれば、ホームページ完成!というのを期待していた私。。

予定していたインドへ発つ直前に、彼女から提案されたホームページは、桜並木から桜の花びらが舞い散る、何屋さんのサイトかさっぱりイメージがつかない抽象的なものだった。

そこで修正をお願いすると「もっと丁寧にやりたいし、ただ見てもらえば良いという姿勢は合わないから、やめます」と言う一方的な展開になってしまった。
これまで彼女に支払った金額約20万円!またもや痛い教訓を得たわけです。

痛い経験から得たこと

そう、察するに彼女は、まだ自分が行ったことのないインドという国へ、仕事という名目で行けるのを、ただ目的としていたのだ。


この経験を通して、相手の実績や力量など全く知らずに、Zoomで顔見知りになっていたから。そして文章術の講師先生の太鼓判があったから。
というたったそれだけの根拠なき信頼で、SNSのパスワードやら全て開示して、任せてしまった自分を深く大きく恥じています。

人に頼む時には、どんな実績があるのか、尋ねましょう!
年間どのくらいのサイト構築しているのか、経験も聞きましょう!
いつまでに、何をやってくれるのか、期日もきちんと決めておきましょう!

といった当たり前のやり取りをしなかったことが、今回の件を招いてしまった事ともいえます。

金銭をかけたことよりも、貴重な時間を使ってしまったことへの後悔。

……良かったことも実はあるのです。

お人好しの私は、インドの大気汚染のひどさを知らない彼女のために、マスクを多めに購入しました。大した意味も知らずに、N95マスクというのも、その時は普通に買えたのです。

そのひと月後、まさかのコロナ騒ぎでマスク品切れ中!という状況になりましたが、お陰様でうちではマスクに困ることはありませんでした。

そして、N95マスクは耳が大きな私の顔には合わず、友達に差し上げました。そうしたら、その感謝の気持ちとして、お母上の貴重な和服の帯を頂いたのです。思いがけず、わらしべ長者となったくーみんでした。

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そんな安易に人に甘えようとした自分を反省し、少しでも成長するためにも、自分でライターになると決めました。

亀の歩みですが、これから一歩一歩ゆっくりでも積み重ねていきます。

皆さん、こんなくーみんですが、これからもどうか応援してやってくださいまし!
😘


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