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スクエアモチーフのヘアクリップ

私が中学生の頃、縮毛矯正というものが非常に流行っておりまして、クラスの女の子たちは、ほとんどの子が直毛サラサラの髪になっておりました。
見渡す限り、同じ髪型の女の子ばかりで、私もその流行にあやかり、一度だけ縮毛矯正を受けに行ったことがございます。

私の髪は、美容師さんに「たくましい!」と褒められるほど剛毛でフサフサしているのですが、そんな髪だったからか、1週間ほどでいつものごわごわした髪に戻ってしまいました。
剛毛な上に、生まれつきゆるいパーマがかかっているので、直毛になった瞬間は別人になれたような気がして、浮かれていたのですが、思ったよりも早くいつもの髪に戻ってしまったのを見て、私の髪では直毛にするのはやはり無理だったのだと悟りました。

縮毛矯正の流行があったために、天然パーマというだけで、自分はクラスで浮いているような気がしていたのですが、みんなのようなおしゃれな髪型には出来ないから、代わりに、ヘアゴムやヘアピンなどをたくさん買ったりしていた時期がございました。

毎日、違うヘアピンを付けていったり、違う結び方をしたりするのが今思うと好きだったのですが、当時は縛ったりせず、ロングで直毛サラサラの髪をただおろしている髪型の子ばかりだったので、やっぱり私もそれがいいなと流されたりもしておりました。

そんな中学生時代でしたが、大人になってからは、天然パーマであることもさほど気にならなくなり、むしろ、毛量の多さとゆるいパーマを褒められることの方が増えた気がいたします。

昔たくさん持っていた髪留めやゴムなどは、さすがにもう残ってはいないのですが、大人になってからの方が、気兼ねなく付けれたりするものかもしれません。

懐かしくなってヘアクリップを作ってみたのですが、私が子供の頃に自分で作るという発想があったら、とても楽しかったろうにと思います。
フェルトなどで簡単なポーチくらいなら作っていたのですが、ヘアクリップを自分で作れるとは、当時考えもしませんでした。

今回使ったような金属部分が布で覆われているヘアクリップは、金属部分が肌に当たらないので、小さいお子さんや肌の弱い人などに良く、私も好きなのですが、挟む力が金属と比べてソフトなので、髪の量が少ない人にとっては、ズレやすかったり止まりにくいと感じることもあるそうでございます。

私みたいに、毛量が多く、ごわごわした髪質であれば、クリップの挟む力が多少弱くても、髪がそもそも固まっているので、あまり落ちてくることはないのですが、毛量が少なく直毛でサラサラな人は、金属のクリップの方ががっちり止まる感じがするというお声もあったりいたします。

プラスチックのヘアクリップなどもあると思うのですが、使用感はどうなのでしょうか。
自分で作ろうと思うと、布モチーフの場合は、布で覆われているクリップの方が、モチーフが接着しやすいので、作りやすいなと思っております。

ヘアアクセサリーの試作品みたいな感じに今回はなりました。
色違いや模様違いなども作っていこうと思っております。
ぜひお店も覗いていって下さると嬉しいです。

また次も見て頂けましたら、幸いでございます。

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