「忌わしい過去を忘れないために」

先日、数日前、
NHKの番組「ナチハンター　忘却との闘い」
を観た

たまたま、NHKがついていた
たまたま、時間があった

から、観ていた

” 驚いたー－－－ "

これが、観てすぐに思ったこと

何に驚いたのかというと

まず、
元ナチの人たちを探し出す人（ハンター）が
いる、今もいる

ということ

ふたつ目は

『ドイツは、戦後
第二次世界大戦において、やってきたことを
しっかりと向き合っている』
ということを、聞いていたが（知っていた）

それは最初からそうではなかったのだ、
ということにも驚いた

そうだよね、、やっぱりそうだよね、、、
って感じた

戦後の当初は、戦犯は、
『３０年で時効になる』と
されていたそうだ

ところが、ナチハンターと呼ばれる人が
元ナチの人たちを裁判にかけていって

しかも、戦争中に子供だった人も（女性）
ナチハンターとなり、

その若い世代の人たちに
『時効をなくす』という機運が
高まって、時効がなくなったそうだ

（ザックリとした、私が番組を観ての
要約なので、違っていたらご連絡くださいませ）

番組内で、最初にナチハンターとして登場してきた方
名前をメモしなかったのだが、（＾＾；

彼が最初に追い詰めた
元ナチの司令官（多分、、、）を
裁判にかけて、感じた言葉がー－－－

強い思想などなくても
情感に対する強い忠誠心があれば
良い夫、良い人でも
これだけの殺りくに
加担してしまうのだ
（要約、、、です）

そうなんですよね、人って
どんな人間でも、恐ろしいことをしてしまう
、、、、それが戦争なんですよね

これは↑、私が昨年から今年の夏ごろまで
アプリ：クラブハウスで
「あの日の広島、体験談を聞きましょう」を
開いていた時に

澁谷さんという方が言った言葉です

若いころ、仕事先の海外で
国と国の戦争に巻き込まれそうになった時に

ごく普通の人間が武器を持つと
” 強盗やレイプなどし始める 
それが戦争なんです ”

そう言った

そして２番目に番組で紹介された女性
戦中時、子供だった方

彼女はこう言いました

『私たちドイツ人は
ベートーヴェンやゲーテの子孫でもあり
ヒトラーの子孫でもある』

と、、、、

だからこそ、起こしてきたことに
目を背けてはならないのだ、とー－－－

番組では、何百人ものユダヤ人が
物のように扱われて
大地に放り出されている映像が
何回も何回も映し出されていた

このドイツの方々の真っ直ぐな心に
たまたま観たはずなのに
引き込まれてしまった

私自身、クラブハウスというアプリを
使って
「あの日の広島、体験談を聞きましょう」
という場を、月１回設けていた

が、それもクラブハウスが廃れてきた
ということや
コロナ前に日常が戻りつつある中で
一時休止状態になっている

良い夫、良い人間、普通の人が
武器を持つと
手にすると
恐ろしいことも平気でやってしまう

” それが戦争なんです "

澁谷さんのこの言葉が
私の心に、ずっとずっと
あるー－－－－

🌸　「あの日の広島、体験談を聞きましょう」を始めたワケ　🌸