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スポーツの男女分けについての是非

ふと男女とスポーツについて調べていたら下記のようなまとめが画像つきであった

~~~~~以下引用~~~~~

近代スポーツはなぜ男女二言論を貫くのか

男性が女性に負ける可能性を封じる

平均を比較すると男性>女性
男性の98パーセントは女性の最高レベルより低い
男女の平均差より男性内女性内の個人差のほうが大きい

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内容はともかくとしてこう本気で考えている人がいるらしいが、どうしても男に差別されている前提と、混成でも問題なく競技ができることを前提としてみているとしか思えない内容であった。上から順に反論と反例を示す。

・男性が女性に負ける可能性を封じる
本件であるがスポーツ以外の分野において、学生時代に各種の賞などで比較されたことを覚えていないのだろうか。絵画や習字、テストの点数で男女混成のものがあったと思う。男性が女性に負ける可能性を封じる意味であればそれらも全部男女分けする必要があると思われるので十分な反例として出せるかと思う。

・男性の98%は女性の最高レベルより低い
反例は出しにくいが、もしこれが本当であるならばプロ競技ではその上位数パーセントの人が出てくるので男性の上位5%が出てきたとすると女性の最高レベルの人ですら中位でやっとになる。そもそもプロやプロスポーツや大会上位者が男性の中から無作為に出てくるとでもおもっているのではないのか?

・平均を比較すると男性>女性
これについては同意

・男女の平均差より男性内女性内の個人差のほうが大きい
これについても同意、同意ではあるが大会に出るような人を比較すると大きく偏るので意味をなさない。


解決方法はあるのか?
実際に男女混成のスポーツ大会を開いてみればいいと思う。そうすれば参加者は男女混成ででてくるしその結果大会上位者が実力で決まれば無問題かと思う。


ちなみに男女でどちらか強いの?
基本的に対戦系では同性同士の結果しか出ないので陸上競技がいいかと思う。ちなみに以下女性の日本記録を記載する。
100m走:11秒21
200m走:22秒88
1000m走:2分37秒33
マラソン(42キロ): 2時間19分12秒(なぜかこれだけ男女混成の記録になっていたが名前が女性だったのでここに記載)

上記に対して男性の日本記録は以下になっている。
100m走:9秒95
200m走:20秒03
1000m走:2分18秒69
マラソン(42キロ): 2時間4分56秒

また二位以下は調べていないがおそらく上位陣のタイムはかなり近いかと思うので混成競技にすると女性がほぼ下位のほうになってしまうというのが明白になる。これでも混成競技がいいというのなら問題ないがそもそも勝てる見込みがない競技に出る奇特な人は少ないだろう。努力すれば女性だって勝てるのであればタイムだけ見る限りでつじつまを合わせて説明すると「女性のタイムが男性より大きく落ちているのは女性は努力をしない」がただしくなってしまうのでこの手のフェミニストの理屈は同性を叩くことになるので好ましくはない。

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