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【編集長コラム】「なぜ、15歳でドラフト指名されたのか?」

 いまから20年前、史上最年少でドラフト指名を受けた選手を知っていますか? ドラフト会議といえば高卒、大卒、社会人から指名を受けるもの…だから史上最年少といっても高3=17歳と思いきや、なんと15歳でプロ入りした野球少年がいたのです。

 その名は辻本賢人、2004年のドラフト8巡目で指名され、阪神タイガースに入団。5年間もっぱら二軍暮らしで一度も一軍で出場することなく20歳で戦力外通告を受けました。現在35歳になった辻本さんは、翻訳家として日本の雑誌や書籍の英訳をしているそうです。

 なぜ、15歳でドラフト指名されたのか? プロ入り後に苦労したことは? 戦力外通告を受けた後の人生は? 様々な疑問に対して自然体で応えてくれたロングインタビューがこちらです。

 旧知の記者である酒井俊作さんが、辻本さんのこの20年間の人生を本人の肉声を引き出しながら、リアルに描いています。元プロ野球選手…というよりは、文中の表現を借りれば<彫りが深く、個性的な風貌を見れば、芸術家か、音楽家か、あるいは銀幕の中に収まっていてもおかしくない>というオーラをまとう現在の姿も必見です!

(写真・松本輝一、文・高木麻仁/NumberWeb編集長)

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