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「泊っていいとも!#9」にゲスト出演してきました!

どうも、オーナーの西澤です。
5月10日(月)12 時~ 放送の「泊っていいとも!#9」にゲストとしてお招きいただき出演してまいりました。
改めて主催者の「まちとしごと総合研究所」東さん、細川さんに深く御礼申し上げます。お招きいただきありがとうございました!

「泊っていいとも!」とは

まずはですね…どんな番組?というところから説明していきましょうか!

ズバリ ”京都の宿泊施設の面白いひとたちをご紹介していく番組” です!by まちとしごと総合研究所・東さん

番組名からは、かつてお昼休みに放送されていた某人気番組を連想しますね。思わず「いいともーーー!!!」と腕を振り上げて叫びたくなるベリーナイスなネーミング!素晴らしいセンス!

配信内容は、平日のお昼休みに20分~30分、司会の東さん&細川さんと毎回変わる宿泊施設のゲストひとりが、宿にまつわる話などを中心にトークを繰り広げる番組です。

記念すべき第1回の放送は2021年2月11日で、
ゲストは「ゲストハウス&サロン 京都 月と|山内 マヤコ さん」でした。

以降のゲストは…
第2回(2月18日)Kamon Inn|ぬまっち さん
第3回(3月11日)UNKNOWN KYOTO|保坂沙央里 さん
第4回(3月18日)綿善旅館|小野雅世 さん
第5回(3月25日)九条湯|猪飼直之 さん
第6回(4月  9日)旅館こうろ|北原達馬 さん
第7回(4月12日)京都鴨川のお宿 たまみ|玉村由美子 さん
第8回(4月26日)京宿 しらさぎ|豊田かおり さん

さまざまな宿泊形態からそうそうたる顔ぶれが並んでおりますね!
玉村さんから京町家1棟貸し宿泊施設のリレーがはじまり、豊田さんからバトンを受け取って、
第9回(5月10日)KYOMACHIYA-SUITE RIKYU|西澤徹生
と、お仲間とのご縁から今回出演の貴重な機会が生まれました。

動画はこちら!

私の出演回だけでなく、過去の動画もすべてご覧いただけますので、ご興味ある方は「泊っていいとも!」完全制覇を目指してください🤣笑

主催者の「まちとしごと総合研究所」について

まちとしごと総合研究所」は2014年、代表の東さんらによって設立され京都府内を中心に関西圏域で、まちにとって必要な活動や仕事を創ってこられました。「みんなごとのまちづくり推進事業”活動進化プログラム”」をはじめ「東山と伏見のいきいき活動センターの管理」や「有田川町の地方創生」など、まちづくり・仕事づくりを専門とした事業を行ってらっしゃいます。

宇治

上記の文章からは「まちとしごと総合研究所」が目指す世界がバンバン伝わってきますね!

まちごと総研さんが「泊まっていいとも!」をはじめたのはなぜ?

これについては、代表の東さんが教えてくれました。2019年より京都市の受託事業として「宿泊施設と地域の連携」に関わり「まちと宿ラボ」というイベントを開催されています。イベントについてはこちら👇

「観光客の『来てよかった』と市民の『住んでいてよかった』どちらも満たされた、持続可能な地域とお宿の未来の姿とは?」「そのためにどんな取り組みができるだろう?」を考えていくのが「まちと宿ラボ

まちと宿ラボ」は2019年に2回、2020年にもオンラインで2回開催されました。このようなイベントによる宿泊施設との関わりを通じて東さんは、

もっと宿泊施設のかたとお話したい!

宿泊施設同士の繋がりをつくりたい!

という想いが芽生え…それをもとにスタートしたプロジェクトが「泊っていいとも!」なんですって!

もう、ほんとに…え~な~!めっっっっちゃ良い!🤣と思いました!

東さんと細川さんのよう方がいてくれるおかげでこのような素敵なプロジェクトが生まれたわけですから、僕ら宿泊施設とすれば本当に感謝ですね~。

出演回の内容をダイジェスト版として書き起こします

番組を見たくなるきっかけになるように…!内容をギュッとまとめてダイジェスト版として書き起こししちゃいます♪

≪0分~10分≫

主に「KYOMACHIYA-SUITE RIKYU」ができたわけこだわりについてお話しましたが、その内容はこちらが参考になると思います👇

≪10分~20分≫

では、ここから会話形式で番組内容をお楽しみください♪

細川さん:京都愛はいつからですか?

西澤:ん~、生まれたときからですかね(笑)京都を一回離れたことがいい経験だった気がしてて、京都の外に出ると「あ、めっちゃ京都良かったな」と思うことが多かったんです。

細川さん:泊まってる間に使ってみて「いいな!(アイテム)」って思ったのを買いに行けるっていうのがいいですね。

西澤:実際、お客さんがそれを聞いてきたりしはるんですよ。「これ、どこで買えるの?」とか。それがすごい嬉しくって、本当に買いに行って下さるお客さんがいっぱいいらっしゃって、アメニティのボトルを何本も買ってはるお客さんを見て、自分のお店じゃないのにすごい嬉しかったりします。

細川さん:1棟貸しって、お客さんといっぱいコミュニケーションとるイメージがあんまりないと思うんですけど、RIKYUさんはチェックインの時間が話し込むぐらい濃密だとおっしゃっていて、チェックインの時間ってどんなことをされていらっしゃるんですか?

西澤:チェックイン時にいろいろなお話をする中で「周辺のお店をまとめたガイドブック」と「お客様ごとに期間限定の観光情報などをまとめた行程表」をお渡ししたときに、バーッと観光案内を目の前でするというのがいつものやつですね。

細川さん:なんかこう宿のかたに京都の観光地とかを聞きたいからゲストハウス行くとか話せる宿に泊まるって方いると思うんですけど、むしろそれを一番しやすいのってRIKYUさんみたいな京都に詳しい方が運営されている1棟貸しなんだなって思いました。

西澤:1棟貸しだと時間の制限がないので、というも、後ろに並んでいるお客さんがいらっしゃらないので。お客さんからの「これちょっと聞いていいですか」というのが結構多いですね。お客さんにとってゆっくり聞ける環境づくりができているのかなと思います。

細川さん:昨年度までの2年間、京都大学経営管理大学院で観光を学ばれたそうですけど、それはどんなきっかけがあったんですか?

西澤:京都大学の観光MBAは2018年から開講していて、私は2016年に宿をオープンしたんですけど、オープンしてから2年目ぐらいにどうしようか悩んでいたんですね。2軒目やるんか、ホテルやるんか、どうするんやと。

とうのが、ちょうど京都の中でも宿が増えすぎているだとか1棟貸しなど家主不在型の施設があることで様々な問題が新聞なんかに出てきたりしていて、自分はおばあちゃんの家を改装したということで、この施設については責任をもってやっていたので、自分のところに関しては問題はつくらないという責任感を持ってやっていたんですけども、僕が2軒目、3軒目…10軒やったときに、全部に責任が持てるかというと、ちょっと抜け目が出るかもしれないなと。空き家の解消や町家の保存とか社会課題の解決のために始めたのに、人に迷惑をかける、社会課題を生んでしまうようなことをしたらあかんなと思ったんですね。1軒だったらそら大丈夫だとは思うんですけど、何軒も増やしていくと抜け目がでるかもしれない。じゃあ、それは自分のやるべきことなのかなってすごい悩んでいたんですね。

でも、みんなに相談しても「お客さん来てうまくいってるんやったら2軒目やったらいいやん。儲かるやん!」という感じで、誰に相談してもあんまりピンとこなくって…正解が出なかったんですよ。で、どうしたらいいかなというとき2017年にハイアットリージェンシー京都で観光MBAの記念シンポジウムがあったんですけどそこに行って、それで受験しようと思ったんですけど、受験にはTOEICの英語の点数が必要で、僕英語の点数持って無くって、ほなTOEICの点数とらなあかんなというので、次年度に受験しようと。そして2018年に英語の点数をとって2019年に入学したというかたちだったので、すごい悩んでたときにこれに頼ろうと思って行ったというのが経緯ですね。

細川さん:好きで町家を宿として運営しているけど、それが他の人にとって迷惑じゃないかとか傷つけてないかとか、街にとってどうなんだろう。って思うようになって学ぼうって思ったんですね。

西澤:そうなんですよ。誰も教えてくれなかったんで正解を。これ自分で探りにいかなあかんねんけど、なんかどこで正解を探せばいいのかなと。観光MBAというところで、京都は住民と観光との対立みたいな感じになってきていたので、それを解決する方法なんかを学べないかなと思って行きました。

≪20分~30分≫

細川さん:京都ですが、来すぎる状態から全然来なくって困るって真逆な状態になりましたよね。

この話👆については、言いたいことが当日上手に言えなかったので、補足させていただくと、真逆な状態なんですが、どちらも「持続可能な観光」という視点で捉えることができるんですよね。一瞬、どゆこと?(笑)って思うんですが、これについては国立国会図書館・真子和也さんのレポート「持続可能な観光をめぐる政策動向」が大変参考になります。

つまり「持続可能な観光」とは”経済・社会・環境”のすべてを達成することなんですが、オーバーツーリズムの場合は社会がうまくいっていない。そして、コロナ禍では、オーバーツーリズムの問題はなくなったけれども、経済がうまくいっていない。オーバーツーリズムも困るけど、ガラガラも困る。結局、どっちかではなくどっちもの達成を目指すしかない。どっちもの達成を目指すのが「持続可能な観光」ですね。

再び、会話形式に戻ります♪

細川さん:RIKYUさんが、地元の方との関係性づくりで実際にやってらっしゃることとか、これからやっていこうと思ってらっしゃることとか、どんなものがありますか?

西澤:これまでできていなかったことが、やはり1棟貸しというのがですね、地元の方が入れない空間になってしまっていたんですね。それをすごい後悔していて、1棟貸しというのは地元の人が入れない空間をつくってしまっているなということに気づいたので、やっぱり宿泊施設にしろ観光施設にしろ、地元の人が来れる空間をつくるっていうのがすごく大事なのかなという風にやってて思います。なので、これからは宿であろうがなかろうが、やっぱり地元の人が来れる空間をつくるっていうのがひとつ重要なのかなと思うので、そうゆう空間をつくっていきたいと思っています。

僕としては、地元の人と旅行者が交流するのが1番良いかたちだと思うので、それができれば1番いいなと。ゲストハウスさんであったり旅行者同士のつながりはあったとしてもそこに地元の人が混じるのは難しいと思うので、それをつくっていければ、オーバーツーリズムという問題があったときに、地元の人と観光の対立というのは対話がなかったからだと思うので、対話を生み出す空間をつくるっていうことが必要なんじゃないかなと思います。

終盤には東さんからもご質問いただきました!
最後の最後まで見逃せない内容になっていると思いますのでよろしれば「泊っていいとも」ご覧ください
😊

細川さん:最後に一言お願いします。

西澤:僕は前旅行会社だったので、宿泊施設がすごい好きで、ホテルでも旅館でも好きで。京都は、ほんとうに”ホテル・旅館・ホステル・ゲストハウス・1棟貸し”、いろんなジャンルがつまっていて、他府県にはない宿泊施設の魅力というのがすごいあって、どのジャンルもおもしろいと思うので、ぜひ5泊していただいてですね、”ホテル・旅館・ホステル・ゲストハウス・1棟貸し”に分けて泊まるという過ごし方も面白いかもと思いますので、ぜひ機会があれば、京都、宿泊施設に泊まっていただければと思います。

最後はみんなで、恒例の!

細川さん:みなさん次回も見てくれるかな?

みんな:いいともーーーーーー!!!!!!

ありがとうございました🙏
今後の「泊まっていいとも!」乞うご期待でございます!


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