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【How t o】フラスタ/バルスタ製作 前編(依頼受付中)

いや…ふうせんやさんでは生花使わないから正式にはフラスタではなくバルスタ(バルーンスタンド)です 笑 しかし、一般的にライブに贈るスタンド花は通称フラスタと呼ばれているのでこの際呼び方はどっちでもいいかと。笑笑

はい。沼津市にあるバルーンアートの専門店「ふうせんやさん」です。今回はうちにご依頼いただいた場合の祝い花【バルーンスタンド】がどのように作られていくのか、お打ち合わせの様子も含めてお伝えします。

これから贈りたいなと考えている方の参考になりますように。


①推しのライブ開催決定!

バルーンスタンドを贈ろうと思ったら、まずはスケジュールのお問い合わせください。

メール: tomochan@egaonomahou.com

(小規模なお店ですのですでに他のイベント等があり対応できない日もあります)

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 日時、会場、祝い花搬入回収指定日など

沼津市から直接お届けするので、会場までの運搬設置回収に伴う費用がかかります。その費用等を計算します。

②仮申込み

メールやSNSのDM等でのスケジュールの確認をしたら、仮申込みをします。

 お名前、電話番号、メールアドレスなど

人気のライブだと複数のご依頼をいただきますが、製作できる数に限りがありますのでご了承ください。その場合は先着で、定数になり次第締め切ります。

③本申し込みと打ち合わせ

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仮申込み後にメール等でご予約の上、ご来店ください。申込み用紙をご記入いただき、注意事項等の説明をさせていただきます。

 お名前、ご住所、電話番号、ご予算、ご要望等

 受付時に内金のお願いをしています。

贈りたい祝い花のデザインやイメージがあればお持ちください。

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必ずしもイラストで描く必要はありません。また、このように具体的にお持ちいただいてもサイズ感や設置環境への対応等考慮して、デザインを変更をすること、または製作できないということも多々あります。基本的には作りたいデザインを固めてご来店いただくより、ふんわりざっくりのイメージでお話しいただくことから始めた方がふうせんの可能性を大きくします。

とくにサイズ感がイメージと大きく異なるお問い合わせも多く、バルーンアートがいかに一般的でないかに悩むところです(苦笑

サイズの参考までに。

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お打ち合わせの中でご要望をお伺いしておおよその金額を算出します。

ふうせんやさんのライブ、イベント用スタンドは基本製作費が10万円(税別)からとなります。デザインにより金額は異なります。また、沼津からの運搬設置回収費は別途かかりますのでご了承ください。

ざっくりとしたイメージや想いから、打ち合わせの中でデザインの方向性を決めていきましょう。

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これ以降キャンセルされる場合はキャンセル料が発生しますのでご注意ください。

④打ち合わせを重ねます。

ファンの方が企画して、メンバーを募集するなどが同時進行することもあるでしょう。

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このように募集したり、SNSなどで企画案が立っていたりしますね。

基本ふうせんやさんはご依頼くださった代表者の方とのお打ち合わせになります。同グループから、異なる意見やリクエストが届くことがありますが、それらをまとめることはご依頼者さま自身でお願いします。

お打ち合わせの中で伝えたい想いやデザインが変化していくこともよくあります。できる範囲内でのデザイン変更等は対応いたしますが、タイミングによっては変更できないこともありますのでご理解ください。

料金は、2週間前までに残金全額のお支払いをお願いしています。

⑤土台作りからスタートします。

市販のスタンドにただ膨らませたバルーンを取り付けるわけではなく、デザインによって土台からの試作、製作になることがほとんどです。基本はお支払い完了後にスタートします。

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そしてこの作業が壊れにくい、しっかりした贈り物を届ける上での要となります。

使うものはバルーンのようなふわふわしたものじゃなく、なんだか何屋さんかわからないものばかりです 笑

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具体的な作り方はいずれ有料記事やセミナーでお伝えできればと思っていたり…

この過程の写真をご依頼者さまにメールなどで送ることもあります。が、そこから出来上がりを想像することは難しいですね(笑

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ご依頼くださった方には過程も楽しんでもらいたいという気持ちもありますので、これまたできる範囲内でお伝えしています。(製作イメージや過程の事情から、ギリギリからのバタバタな作業になることもあるので製作開始の時期をご指定いただくことはできません)

⑥イラストデータやボード、小物等がある場合は宅急便で送付ください。

受取締切などは打ち合わせの中で相談していきましょう。基本的には2週間前までの送付をお願いしています。

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お届けまで、大切にお預かりいたします。

またバルーンスタンドに取り付ける上での必要な加工をすることもあります。

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このような作業も含めて、全てでスタンド製作になるので時間も手間もあらゆる資材も必要となり、基本料金が他よりお高めになっています。

⑦基礎の形作りとオプション品取り付け作業

日持ちするパーツの製作からどんどん作業が進行します。

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その中でキラキラ輝くようにとLEDや、その他資材を使うこともあります。

LEDの事例として明るい時は白い羽根だったスタンドが

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ライブが終わる頃には青く輝く。

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ほかにもその1基ずつのコンセプトや想いに合わせて輝かせ方は様々。

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会場にある他のスタンドで基盤が剥き出しなものを見かけたこともありますが、ふうせんやさんでは屋外対応も念頭に、あくまで安全第一に製作しています。これ、1番重要なことだと思います。まさか、贈り物で現地にトラブルを起こすわけにいかないですからね。

⑧怒涛のバルーン製作

お届けの前2日間くらいでバタバタに風船を膨らませたり、ひねったり。なにせ素材は風船、バルーンアート。そんなに長持ちはいないですからね。直前作業です。

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出来上がった風船たちのくすみを減らすためにもう一手間かけ、それからできるだけ空気に触れないように丁寧に梱包作業。

夜中まで作業が続くことは多々あります。気づけば深夜1時、2時…だんだんと形になっていくと、どんどんボリュームが増してくるスタンドたち。

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こうなると空いているのは足元の空間だけなので匍匐前進するように移動したり(笑

狭いふうせんやさんでは身動きとれずに居場所がなくなってくるわけです(笑)

⑨出来上がったスタンドたちをトラックへ

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お届けの時間に合わせて深夜だったり早朝だったり。

荷台で倒れたり壊れたりしないように細心の注意をはらって積み込みます。大きさもあるので2トントラックでも積める数には限りがあり、数基をお受けするのがMAXとなります。

ほかにも現地での作業ができるように、予備資材や機材の積み込みも忘れずに。

⑩現地へお届け

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梱包をはずして綺麗な状態にし、指定された場所に仮置きします。ご依頼者に送るためにここで写真を撮っておきます。

この部分のもうちょっと突っ込んだ(?!)話はこちらに書いています。

で、任務完了!…だと思うでしょ??

いや。まだまだ終わりません。やっとひと段落…なくらいです(笑

このお届け後もまだまだありますが、長くなったので今回はここまで。後半編は次回に続きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。ぜひあたたかいサポート、ご支援もよろしくお願いします。


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