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安心感のある教室づくり

新年度がスタートしましたね。
はじめにみなさんに1つだけ質問があります

あなたは小学生の子どもです。
新年度が始まって先生は自分の話をどれぐらい聞いてくれましたか?

注)学校の先生はイメージしやすいと思いますが、保護者の方はイメージし
  にくいと思うので、お子さんに聞いてみてください。

みなさんどうでしょうか。
年度始めだからそんなに簡単に先生に話かけられないよという意見もあるかもしれませんが、

「先生と話す時間なんてほぼない」
「なんか先生忙しそう」
「なんなら僕たちだって、いろいろやることがあって忙しい」


と答えた人は結構いるんじゃないでしょうか。

そうです。年度始めの学校は、やることいっぱいで子どもと先生がゆっくり話す時間なんてない!これが多くの先生たちの印象だと思います。
これは、先生たちの決まり文句になってる「黄金の3日間」からきてるのかな。黄金の3日間については、是非ぬまっち先生の記事を読んでください。自分の働き方をアップデートできると思います。

今日は「安心感のある教室づくり」について書きます。
「子どもが安心して過ごせるクラスを作ろう」って先生たちの中ではよく聞く言葉です。特に年度始めは意識される先生が多いと思います。
「安心」って不安がないとか、心が安らいでいる状態ですよね。でもいつの間にか心の安らぎは一旦置いといて”静かに話が聞けるクラス”を目指してませんか。
子どもじゃなくて「先生が安心して過ごせる教室」を作ろうとしてしまっているんですよね。
子どもが先生の話にツッコミを入れず、完璧に指示に従ってくれたら先生の思い描いた通りに学校生活が進んでいく。
だから話を聞けない子、じっとしていられない子、先生の話にツッコミを入れてくる子をできるだけ抑え込みたい。
先生たちの気持ちは分かります。だって時間をかけて準備するし、イメージ通りに進めたいですもんね。

でもこれやって上手くいったことあります?
先生たちは言わないけど、これやると良くない方向にいかないですか?

僕も右も左もわからないときにやってましたけど…
先生の話にツッコミを入れてくる子は叱られ、なぜか話を聞いている子たちも一緒に反省し、先生からも子どもからも笑顔が消え…、何とも言えない冷たい空気になる。

そりゃ、そういう子たちを抑え込むことに先生が頑張るから少し強め言葉も使うし、注意が多くなるから雰囲気も良くないですよね。

僕なりに教室に安心感を生む方法を考えてみました。
「子どもたちが先生の話を聞けるように」ではなく「先生が子どもたちの話を聞けるように」です。

参考にしたのは、縁あってたまに行くようになったスナックのママの「傾聴&ツッコミ」です。(きっと、ぬまっち先生は学校で毎日やってる笑)

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ありがとうございます!このコーヒーは新しいアイディアの香りがします!