見出し画像

子どもと遊ばない

あと1ヶ月で卒業式。
卒業式の練習が始まったり、学年末のいろいろなこと、次年度の計画などで学校は大忙し!なのですが、そこは教育大学付属。この時期でも教育実習生が来ています。

今回の実習は中学校・高校の教員専攻の学生で、小学校の免許を取るために来ています。期間は通常の3週間より短い2週間。

実習生の様子を見ていると、普段は中学や高校の教師を目指して勉強しているだけに、小学生に戸惑う姿もチラホラ。どうなんだろうか、小学校専攻の学生が中学高校に実習に行くのとどっちが合わせやすいんだろうか。
実習生にとってもたくさんの経験を積んでいるようで、毎日急成長している姿が見えるのはいいなぁ。なんて思いながら、実習生と話をすると、今まで見えてなかったり、忘れてたような「視座」をもらえて、視野が開ける感じがあって、ボクにとってもとても新鮮で楽しい期間です。

実習生にとってたった数週間の短い期間の教育実習をより充実させるためには、子どもたちをよく知ること。そして信頼関係を築くこと。
そのためによく言われているのは、
「子どもたちとよく遊べ」ですよね。

休み時間に子どもたちと遊ぶ。つまり、積極的にコミュニケーションを取るってことです。外で遊ぶってことは、比較的大人数で遊んでるわけだから、一気に多くの子どもとコミュニケーションがとれます。
そう、遊ぶってのは、言葉のコミュニケーションだけでなく、体を動かして一緒に活動するってだけでコミュニケーションが取れるわけだから、遊ぶことは子どもたちを知り、信頼関係を築くにはとても優秀な方法です。
例えば、サッカーが上手な学生さんはサッカー少年たちの心を鷲掴み。一気に信頼を勝ち取ったりします。
なので、ボクも実習生に
「休み時間は子どもたちと遊んでおいで」と言います。

ボクのクラスの子どもたちがこの記事読んだら、きっと言いそうなので、そろそろ自分から書きますね。

はい。
ボクは子どもと遊ばない。

ここから先は

1,445字
この記事のみ ¥ 300

ありがとうございます!このコーヒーは新しいアイディアの香りがします!