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生きること、死ぬこと、そのむこう

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牧師として、人の生死や生きづらさの問題について、できるだけ無宗教の人とも分かちあえるようなエッセーを書いています。一度ご購入頂きますと、過去の記事、今後更新される記事の全てをご覧…
このマガジンの記事を踏み台に、「そういえば、生きてるってなんだろう?」と考えを深めて頂ければ幸いで…
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2020年7月の記事一覧

歯切れの悪さ、据わりの悪さ

標準語かどうかわからないが、わたしの出身地では「ぼちぼち、やろか」とか「ぼつぼつ、やろか…

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自然の傾向に逆らうこと

4年前に津久井やまゆり園で入所者ら45人が殺傷された事件が起こった際、「わたしたちもまた植…

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わたしはどのようにして存在できるか

安楽死であれ尊厳死であれ、いずれにしても、わたしにとっては「痛ましい」としか思えない事件…

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当事者ではないわたしが、できること

苦しみのさなかにある人から見れば、わたしはそれこそ『サザエさん』や『ドラえもん』の世界で…

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かけがえのあるわたし

教会にさまざまな想いを吐露しにやってくる人たちと、話していて感じることがある。それは、彼…

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友と出遭う

今日はツイッターで、あるアカウントの方からさまざまなご質問を頂いた。質問の内容は多岐にわ…

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バランスが取れないところに立とうとする

「要はバランスだよね」とはよく言われることだし、それはもっともなことだとわたしも思う。しかしバランスを取ることが難しかったり、そもそもバランスが取れないようなものごとも、わたしはあると思っている。 歴史的なレベルで起こっている出来事がそうだ。バランスが取れているのかいないのかといったことは、後世の研究者から見てあれこれ評価できることである。歴史の渦中にある、リアルタイムに生きている人たちは、自分がどの極端を歩んでいるのか分からない。ちょうどよいバランスで生きているつもりでも

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復活の恐怖

'あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここ…

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同じモノを観ていないが、同じく観ている

以前、ある画家の方と、インターネットでやりとりをしたことがあった。その方は、自分の作品を…

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強烈なものに居場所を見いだす

わたしは教会に住んでいる。呼び鈴が鳴ったので表に出ると、マスクをして銀縁眼鏡をかけた、線…

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細胞の神

夜中に、どこか遠くから「どぉぉん...」という、音量としては小さいながら、思わず身構える…

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