冬の短歌練習2

黒い雪積むどくろの鉢底石いつぞは芽吹く種を宿さむ

等星も非等の星も忘るるか枯木星かれきぼしこそこちらを覗く

おおみそか睡眠薬にの切れて年の継ぎ目のもやと消失けうせむ

生命と呼ぼう荒れ野も荒れた年月としつきも冬の嵐を鍋にす

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