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アダマシアを使ってきた人間の走り書き

(考え方など大筋は変わってないですが少し古い記事なので参考程度にお読みください。4/7追記)

初めまして、まぬと申します。
昨年遊戯王に復帰してから公認大会に出始めて1年経つことに気づき、頭にあるものを文章化しようと思い筆を取りました。
文を人に見せるのになれていないため、読みにくかったり文構成がグチャグチャだったりすると思いますがご容赦ください。

 復帰を決めたとき、新しいデッキについて調べて、興味を持ったのは六花だったのですが同じパックに入っていたシンクロ体とチューナーのバリューの高さに惹かれて使い始めました。
 捲れたモンスターによって毎回違う展開を考えるという特性が非常に楽しいデッキです。

 早速、自分の成績についてですが、非公認には出たことがなく、公認を週に1回稀に2回くらいのペースで参加して計6回の優勝をしております。

内訳
2020年10月から12月 1回
2021年1月から4月   1回
2021年7月から10月  3回
2021年10月から12月 1回

6回?少なくね?
と思われる方もいると思いますが、コロナ渦で潰れた月が多かったことも鑑みるとそこそこ勝てたのではないかなと思います。

復帰当初は汎用札も持っておらず後攻1ターン目にできる妨害がGヴェーラー、先行の誘発ケアはコアキメイル頼みだったのでかなり運が良い方だったと思います。

デッキの変遷

 前半に紹介するアダマシアはシンクロ型で、少し趣味よりのデッキなので大会指向の方は「リンク型について」まで読み飛ばして貰って大丈夫です。


 2020年10月に1度優勝したときのものです。
最初はコズミック採用のシンクロメインで仕上げていました。

 このころの環境はシャドールやサンダードラゴンが幅を効かせており、展開系に向かい風だったので展開系への対策が甘いところをつけたのと豪運により優勝できました。
 至るところからカード資産の貧相さが窺えてしまう内容です

 基本的にシンクロ型は後述するリンク型よりも最終盤目が強固であることがリンク型との差別点になるかなと考えています。
 コズミックブレイザードラゴンの硬さと展開途中のライブラリアンによるドローでさらなる展開や妨害札の引き込みが強いです。

 ハリファイバーを立てることが出来ればコズミックまで確定しており、ハリを出したときレベル2でも4でももう一体非チューナーモンスターがいればドローしつつコズミックに行けます。

上振れに上振れたときはコズミック+レベル8シンクロ3体に虚無構えるくらいまで行きます。

ガチでコズミック採用シンクロ型でアダマシアを組みたいと考えている方はこんな感じになると思います。


Exは無限泡影やヴェーラーが多い環境であればシンクロチューナーを用意しとくといいですが、そうでなければクリスタルウィング等のエース級を入れたほうが強いです。
 
 またリンク型であれば触りに行きやすいブロックドラゴンも素引きか御影のサーチ等の手段しかないため石のドラガイトを1枚入れておくとドラガイトの使いまわしができリソース管理ができたり、相手ターンでハリが飛んでいた場合でも墓地に水を用意できたりするのでおすすめです。


コズミック採用シンクロ型の弱みと注意点

 ハリファイバーを止められた場合、アウローラドンを初めコズミックやブリキ、メインに入っているオライオン等の腐る札が半端ではないこと
 オライオン2枚、ブンボーグ、ジェット等の引いたときに初動になり得ないカードが多いこと
 ニビルが増えておりリソースの消費が激しいためケアが効かなかった場合致命的であること

 
 コズミックはとても処理しづらいモンスターであり超万能制圧ですが、カウンター罠にチェーンできないので全体除去を打たれたときに、相手にセットカードがある場合必ずコズミックの無効を使ってください。
 例えば、全体除去→ドラガイト→カウンター罠
とされると本当に終わりです。
またExゾーンに召喚する行為もおすすめしないです。
モンスターのセットを無効にできないので融合されて死にます。

リンク型について

ここからは4回優勝したリンク型のアダマシアについてです。

デスフェニ抜きのリンク型です。
リンク型にとって面倒くさいサンダードラゴンがいなかったことと、一定数いたエルドリッチの影に隠れて名推理を打てました。

 シンクロ型との差別点は安定感と柔軟性です。
シンクロ型のほうが上振れでのパワーは高いですが、過剰であることが多いためブロックドラゴンに触りやすいリンク型のほうが安定性があります。
 また、自分の盤面整理が柔軟に行えるためニビルのケアや相手の盤面に応じた展開ができます。

こちらが現在使っている構築です。

 ここまで読んでくれたかたがいたら気づいているかもしれませんが、僕は被り引きやデッキにゴミが残ることをかなり嫌っています、そのためモンスターを同時に持っていないと無駄かつ名称ターン1のスモールワールドは1枚
 引いたときは強いこと、うららを当てられたときEx2枚デッキに2枚何もできないカードが残るため融合は2枚等、少し癖が強いですが、使用感成績ともにそれなりに良いです。

 基本的な動かし方としては御影からブロドラをサーチして動き出すか、ハリ展開でユニキャリからブロドラに繋げてください。
 最終目標はシンクロとリンク1ずつ妨害構えてプラスでデスフェニや深淵が立てばやっていけると思います。

環境とこれからのアダマシア

 現環境は勇者やデスフェニをうまく使えて展開がそれなり以上にあるデッキが強いかなという印象です。
 しかし、ニビルが再録されたことにより財布がカツカツだったプレイヤーからも隕石が降るのに加えて、指名者やVFDの規制により展開型は種類を減らしたように見えます。
 
 
 展開〜準展開型だとGとニビルのケアが比較的しやすいデッキが残っていくと考えられるので、宣告者ドライトロンや、出張入りの幻影やプランキッズ、展開の妥協点がある鉄獣、相剣が仮想敵になりそうです。

 ミッドレンジだと新規が追加される閃刀姫、召喚シャドール、根強いファンがいるドラメ

 罠型といえるほど罠をたくさん入れているデッキはエルドリッチくらいだと思いますが環境の中速化に伴い汎用罠の採用率があがっているため、あらゆる罠があらゆるデッキから飛んできそうな印象です。

 上記の中でアダマシアを握っていて重いのは、ドライトロンの宣告者、幻影のロンゴミ、相剣の暗転、シャドールのミドラーシュ、汎用罠の特に永続罠かと思います。
 
 しかし、アダマシアにはそんな重たい制圧札を黙らせることのできる岩石族がいます。

 それはタックルセイダーです。

 ロンゴミと宣告者以外のキツイカードはコイツを墓地に送ることで解決できます。
 もちろん墓地肥やしを引いていたりしなければならないわけですが、デッキに解答があるのと無いのでは天と地の差があります。

これからアダマシアを握ってみたい方は是非ストレージを漁り散らかしてください。

 
 アダマシアはテーマ内での縛りがなくさまざまなギミックを組み込めますが、これからの環境に置いて深淵とアーデクの刺さりが非常に良さそうであることが予想されます。
 それはテーマ単位で刺さるデッキが多いと言うだけでなく、一滴が流行っていることにも関係しています。
 モンスターを手札から墓地に送れないため、アーデクが立っているだけで一滴にチェーンしやすくなります。

自分の現在のデスフェニ入りとアーデクは少し噛み合いが悪いためこれからの環境におすすめなのは次の構築です。

 これが次使おうと思っている構築です。
勇者と同じデッキビルドにいたPUNKを入れた型になります。
今アダマシアに必要なのは、勇者という手軽な妨害を乗り越えてくれる手数であり、それを補ってくれます。
 そして他の出張と明確に違うのは出張モンスターを引いたとしてもハリになってくれる点です。

 また勇者と対で流行っているデスフェニの召喚時の着地狩りにも蘇生札を入れることで対応しています。

 混ぜものをしたアダマシアの中では一番軽い構築かと思います。

 メリットもたくさんありますが、逆にデメリットもあります。

 一つは一番重い誘発であるGの展開妥協点になってくれていたデスフェニを失うことです。
 二つ目が他の構築では貰いづらいドロバをもろに食らってしまうことです。

このデメリットが目立つ環境になっている地域はデスフェニのほうが良いかもしれませんが、環境はこの構築向けになっていきそうです。

オススメサイドカード

地域によってサイドカードは変わると思いますが、サイドによく入っているカード以外でオススメのカードたちです。

☆☆☆ 冥王結界波 
ワンキルを決めやすいデッキなのでアンチシナジーに見えますが問答無用で黙らせることができ、まくりつつ妨害を構えることが出来るためオススメ
 言いたくないですがアダマシアに一番刺さる後攻札です。これが流行ったら魔封じ入れます。

☆☆★ サイクロン系統
後ろの妨害に触れるカードは必須になると思います。デスフェニを入れないなら尚更必要だと感じています。 

☆★★ 壊獣 エクシーズオーバーディレイ
 デクレアラー ロンゴミアントが何ともならないのでよく対面するのでれば必須

☆★★ サロスエレスクルヌギアス
サイドでの採用ではないですが紹介。
Exに入れられる壊獣、アダマシアでは簡単にだせるモンスター、個人的な趣味もありますがコイツのおかげで勝てたマッチがそこそこあります。

最後に

この記事を書いているちょうど今僕が書いたことの上位互換がネクストプレイさんの動画になっていました。

詳しく書かなかったコーディネラルの使い方等もわかりやすく解説されています。
合わせて視聴していただければアダマシアについて理解が深まると思います。

追記10/10
本日デスフェニ型で優勝し、さらに結果を残しました。
デスフェニ型の大会使用数3回で優勝回数3回です。非常に手放し難いですが、来週はPUNK使います。

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