かってにももたろう 唐揚げ炒飯編
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へしばかりに行き、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
ある日、洗濯をしていたおばあさんが、川で不思議な金色の鍋を見つけました。その鍋は、中に食材を入れると自動で最高の料理を作ってくれる魔法の鍋だったのです。
おばあさんはおじいさんと一緒に、その鍋で夕食を作ることにしました。彼らが冷蔵庫から取り出したのは、唐揚げの材料と炒飯の材料。鍋に材料を入れると、不思議なことに鍋が勝手に揺れ始め、すぐに美味しそうな「唐揚げ炒飯」が完成しました。
二人はその美味しさに驚き、次の日、村の人々にもその「唐揚げ炒飯」を振る舞いました。村人たちもその味に感激し、おじいさんとおばあさんの家には、毎日たくさんの人が訪れるようになりました。
しかし、次第に鍋の魔法が弱まってきました。最終的には魔法の力がなくなり、鍋はただの鍋となりました。でも、おじいさんとおばあさんはその経験を通して、手作りの料理の楽しさと、人々との絆の大切さを再認識しました。
以後、二人は手作りの「唐揚げ炒飯」を作り、村の人々との絆を深めていったのでした。