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雪下出麦(七十二候)と天仙

12月31日頃は七十二候の「雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)」です。雪の下で麦が芽を出す頃という意味です。新年を迎えるころに芽をだす麦に新しい年の始まりを感じさせますね。正月には角松を飾ります。正月は歳神様を迎える行事です。角松を飾ることで歳神様がその家に訪れる目印になり、鏡餅は訪れた歳神様へのお供えものであり、歳神様が宿るものとされ、松の内の1月7日まで飾ります。正月の煎茶席には新年を寿ぐ盛物を飾ります。紅白の南天に水仙、仏手柑を取り合わせた天仙の寿も正月の席に相応しい盛物です。

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