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2024 OMEGA X ‘iykyk' SPECIAL FAN EVENT in TOKYO(20240705)

アイドルオタクをして20年近く、推しとの接触はコンサートや舞台のみの多勢に向けたサービスのみ。いわゆる物理的な接触を避けてきたオタクが怖いもの見たさで初めてにしてハードルの高すぎるハイタッチ・サイン・ツーショット会に参加してきたという話です。

今回参加してきたのは、韓国アイドルのOMEGA X(以下オエク)。2021年にデビューした11人組のグループです。
主が彼らに出会ったきっかけやファンになるまでの経緯は後日お伝えするとして、今回なぜイベントに参加する運びとなったか。
時は遡ること6月10日。6月初めに誕生日を迎えた主ですが、会員特典のお祝いメッセージを噛み締めている最中、公式からのお知らせが入ったわけです。

内容は、
“2024年7月5日(金) 7月6日(土)に東京にて特典会イベントの開催が決定いたしました!“
とのこと。
今回は兵役に行くフィチャン、セビンと別仕事が重なったイェチャンは不参加です。

イベントで何をするかといえば、、
・トーク(撮影可能)
・ハイタッチ会
・団体セルカ写真ダウンロード(1枚)

その他、最新のアルバム”iykyk“の購入枚数に合わせてメンバーからサインやメッセージを貰えたり、一緒にツーショットを撮れたり、さらに課金チェキ券を購入すれば形に残る推しとの思い出がもらえる、、なんという濃厚な内容なのか。
10年前にはSuperJuniorやBlockBを応援していた時期もあった主ですが、当時は年齢や環境もあってコンサートすらハードルが高いと感じて画面越しでの応援で満足していたのです。そして生まれてこの方、参戦した現場はジャニーズばかりの主にとっては今回の内容、違いすぎる文化に驚きが隠せず、お知らせを見ただけなのに変に緊張してしまいました。

こういう場合、今まではスルーしてて「そっかイベントするんだSNSでレポ見よーっと」とそれぐらいだったのですが、なぜこうなった。
もうシンプルに「すっごい会いたいじゃん!」と思ったのがいちばんの理由で、「韓国のアイドルだったから」というのも決め手になりました。日本のアイドルに比べて事務所との契約期間がハッキリと決まっていて、そしてナムジャドルには兵役がある。特にオエクはメンバー全員がデビュー2回目という割と高めな年齢構成のため、いつ会えるか分からないという状況で、これはアイドルオタクとしての人生で大きな決断をしなきゃいけないと思ったわけです。

なんならメンバー全員年下だし、参加費だってジャニ畑で育ってきた主にとってはとんでもねえ額だったのですが(ジャニーズって財布に優しいよね)、人生一度きりなんだから、ここで会わねば一生後悔するレベルなのでは?と思いました。1週間悩んだ末、仕事の休みを取ってチケットを購入したのです。

本当に全てが初めてだったので、右も左もわからず、同行する知り合いもおらず、そして何よりも不安だった言葉の壁をどう乗り越えるか、そこから当日までずっと不安と緊張でたまらんかったです。

行くまでに準備したこと。
・着ていく服やカバン、持ち物を考えた。
・名札を作った。
・とりあえず伝えたいことをまとめてメッセージカードを作った。
※いろいろ調べました。検索ワード「韓国アイドルサイン会」「韓国アイドルハイタッチ会」「韓国アイドル イベント 何話す?」とか。

初心者なりに、ありったけのアイテムを準備し、日帰りなので荷物は最小限にしていざイベント当日。
主は東北に住んでいるため、イベントが開催される東京までは朝から新幹線で移動です。
行きの新幹線では緊張で彼らの音楽も聴けず、気がつけば寝ておりました。(え)
降り立った東京の温度は33度。緊張もあったため体感温度35度ぐらいで、、汗だくで会場に到着。
会場スタッフの方に、CD引き換えの時間まで外で待つように言われ、約1時間ほど待ちです(とにかく暑かった)。
ここで救世主との出会いです。
今回1人参戦で、早く着いちゃったという先輩ペンが声を掛けてくれました。
待ちの間一緒に過ごし、お互いの推しのことを話す時間がえらく楽しく、、そして迎えた引き換えの時間。
今回のイベントは、座席決めもメンバーとのツーショットやサインもくじ引きで引き当てた結果次第というガチャのようなシステムだったのですが、ここで驚いたのが運営側の方々を目の前に繰り広げられる推しの交換会。推しが引けなかった人同士で推し同士を交換する場面がありました。
ジェヒョンペンの私が引いた券は
・サイン ヒョク
・ツーショット ヒョク
・チェキ ケビン
救世主の彼女(ヒョクペン)が引いたのが
・サイン テドン
・ツーショット ヒョク
この時点でかなりの引きの強さだなと思ってたのですが、私はテドンも好きなのでサイン券を交換しました。すると彼女がツーショットかチェキをジェヒョンに交換してくれる人を探そうと言ってくれて、私が他の受付をしている間に探しておきますね!と(心で感謝の号泣)
そして戻ってきたらあっという間に変わっていたツーショット券、、彼女が差し出してくれたツーショット件に「ジェヒョン」の名前、、(心で感謝感謝の大号泣)
本当に初対面のおばちゃんに優しくしてくれた彼女には感謝しきれない、、その後もチェキのジェヒョン券を探しましたが、こちらは見つからず。
求めている方へ交換もしていたため、
・サイン テドン
・ツーショット ジェヒョン
・チェキ ヒョク
最終的にこうなりました。
デビュー参戦の今回のイベントで一気に3人と接触できるお得感もあり、結果的にはとても良いスタート。

座席は前から4列目と見やすい位置で、肉眼でこんな近さ、、本当に良いんだろうか、、そう思うとイベント券の値段が5,000円は安すぎる。
そしていよいよ始まったトークイベント。
入場してくるメンバーを順番に眺めながら、最推しジェヒョンが入ってきた瞬間、全身に鳥肌が立ちました。カメラでの撮影OKだったのに全然撮らなかった(というより撮る心の余裕が無かった)。

トークショーは通訳MCの方の進行でメンバーの自己紹介から日本に来てみての感想や韓国と日本の違い、TMI、その他諸々話していたのですが、いかんせん会場のお客様の反応が悪く(というより日本人ペンが本当に少なかったので、進行の日本語訳が逆に伝わらずワンテンポ遅れた反応)、挙句にメンバー自ら喋り終わった後に「パクス(拍手)!!」という始末(申し訳ねえ、、)。
私も消極的がゆえ、内心めーっちゃリアクション取ってるのに拍手してニコニコするしかできませんでした(ここだけ後悔)。

トークイベントが終わった後は、ついにやってきたメンバーとの交流の時間。
ハイタッチ会→サイン会→グルショ→ツーショット→チェキ
という流れで、スタッフさんに誘導されるまま列に並ぶスタイル。
ハイタッチ会は1列に並んだメンバー8人と順番にハイタッチしていきます。
メンバーの並びはトークショーと同じく年齢順で、マンネラインからタッチスタート。
本物を目の前に「アンニョン」だけ伝え1人ずつタッチしていく、、当たり前だけど、みんなちゃんと目を合わせてくれて「アンニョン」「ありがとう〜」と言ってくれて、手汗半端ない私はそれを1人ずつこなしていくことに必死で、正直記憶が曖昧ですが、確かに覚えていることは、最後のジェハンのハイタッチが手厚かった。体感時間的に結構長く見つめてくれて「来てくれてありがとう」って(泣)
舞台やら3周年イベやら自身のセンイルとハードスケジュールをこなしてきているのに、こちらこそ来てくれて大感謝なんです。。さすがリーダーだよ、、好き(単純)。

そして続くサイン会。
私はドキドキしながらテドンの列に並びました。前のペンの方が結構押してて(スタッフの方明らかに機嫌悪くて怖かった)、いよいよ主の番。
出迎えたテドン氏、えっらい可愛かったし肌綺麗だしでなにっ!!という状況。
私は机越しにしゃがんで、アルバムのフォトブックを開き、テドンページにサインをしてもらうようリクエストしました。準備していた名札と伝えたいことカードを持ってお話しながらサインを書いてもらいました。
名前を呼んでもらえて、サインに名前を書いてもらえて、初めて来たから緊張してるって伝えたら「わぁ〜ありがとうございます!」て。3周年おめでとう!これからも応援していますと伝えたら「これからも頑張るよ!ありがとう〜!じゃーね!」といってハイタッチを求めてくれて、両手でタッチして去りました。正味1分ぐらいだったと思うの。でもすっごい会話成り立ってた!カード作って行って良かった!
テドン氏は想像通りだったけど想像以上に礼儀正しく対応が丁寧でとても好きが増しました。カムサハムニダ。

続いてはツーショット+チェキです。
時間制限はないけれど、列が止まったら受付終了というなんとも言えぬハード進行を目の当たりにし、いの一番にジェヒョン列へ並ぶ主。
順番が来ていよいよ我の番。さっきの鳥肌を超える鳥肌と、近くに来てごめんなさいの気持ちが溢れて記憶ぶっ飛びました。
「ポーズは?」と聞いてくれるジェヒョン。触ったらいかんと思い各々でハート作ろうと提案した主。そしたら何を思ったのか「一緒に作ろうよ」と片手でハートの半分を差し出してくるジェヒョン氏。「この子あざといっ!」と思ったのは内緒ですが、流されるままに「あ、じゃあ、、失礼します」みたいなテンションでハートの片割れを足しに行った主。((指がっ指があぁぁぁ!))平静を保つのに精一杯でした。受け取った携帯にはかわいいお顔のジェヒョン、、同じ画角におさまってしまって本当に申し訳ない、、ふおぉ、、でも、、推しの生写真が自分の携帯に保存されている、、え、これ現実、、、?ひとまず、次の方待ってるし、早くここを去らないと人様に迷惑が、、想いが溢れて言葉が何も出てこなかったので、振り返って深くお辞儀したら「またね!ばいばい!」て笑顔で見送ってくれたジェヒョン氏、、仕事だって分かってるよ、他の人にもしてるの目の前で見てるし、でもやっぱりあの時間は自分のために割いてくれたと思えた時間だった。。幸せでした。サランへー!!!

ジェヒョンにやられたメンタルを一度リセットして、いざ、ヒョク氏とのチェキへ。
鍛えてる183cmはやはり大きかった。だいぶ見上げて話していたが、喋ってみるとやはり24歳。あちらも物凄くテンション高い子ではないので落ち着いた対応で「ポーズは?」と聞かれてハートをつくる私。ジェヒョン氏と違い「おっけ」と言ってハートをつくるヒョク氏。とても円滑に撮影が済み、帰り際には「ありがと。ばいばい!」てハイタッチしてくれて、こちらも3人目だったからか「ありがとうございます」と伝えて「ばいばい」と伝えて去ることができました。サラッと終わった割には最後の最後までちゃんと目を見て送り出してくれるから、これは好きな人、沼だろうな、、と。

全てのファンがひと通り交流を済ませ、最後にメンバーみんなが出てきてありがとうございましたで退場した後、運営様からの「以上で終了です。ありがとうございました。」の号令で解散となりました。
夕方スタートの第二部は、お金を出せば参加できますが、私にはそのガッツとメンタルは無く、帰りの新幹線も時間を前倒しして帰路に至ったわけです。
全ての接触を終えて、私の気持ちはふわふわしていたので、何かしでかしてしまいそうで不安になり、早く家に帰らねばと。
そうして飛び乗った新幹線では寝られるわけもなく、オエクの曲を聴いてぽちぽちとこの備忘録を書きました。
帰宅してさっさとシャワーを済ませ、軽食をとり、落ち着いたところで今日のことを反芻していたのですが、こりゃまた会いに行きたくなっている自分がいて、日本に来てくれた時は何がなんでも休みを取らなければと心に誓い、勉強中の韓国語ももっと本気で修得して、今日は話すこともできなかったジェヒョンに「私の推しはあなただよ!サランへ!」と伝えたいと思います。