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グッドパッチUXメンバーインタビュー-美容師からクリエイティブ、そしてUXデザイナーへ-

美容師からグラフィックデザイン、ブランディング、そしてUXデザイナーへ

こんにちは!グッドパッチのヌマです。グッドパッチでは中途採用の方の紹介インタビューを持ち回りでやっています。
前回の記事はこちら

今回の記事では、2024年7月にUXデザイナーとして入社したモロさんをご紹介します。

美容師というキャリアからスタートし、欧州滞在中に友人のグラフィックデザインを手伝ったのをきっかけにして、クリエイティブ・デザイン領域の仕事に携わり、その後はブランディングを起点に活躍されてきたモロさん。グッドパッチを選んだ理由や、入社後の印象などもお話しいただきました。

これからUXデザイナーになりたい方、グッドパッチへの転職を考えられている方にとって参考になる内容になっていますのでぜひご覧ください。

ーモロさん、よろしくお願いします!まずは前職でされていたお仕事について教えてください。

前職では、BtoBおよびBtoC向けにクライアントワークでブランディング支援を行っていました。主にブランドアイデンティティの確立やコンセプト開発、新規事業の開発に携わり、2050年に向けたビジョン開発をテーマにした未来構想ワークショップの実施なども行ってきました。また、タッチポイント開発や店舗デザイン、Webアプリケーションのクリエイティブワークも手がけ、具体的な形に落とし込む力を養いました。

ーブランディングから具体のクリエイティブワークまで幅広いですね。元々は何をされていましたか?

私のキャリアは、美容師からスタートしました。しかし、その当時から海外意欲が高く、美容師をやめて、飲食店で働きながらお金を貯めて海外に行きました。当時はマルタやアイルランドといった国に拠点をおき、語学学校に通いながらヨーロッパを旅していました。そのときにブラジル出身のイアンというグラフィックデザイナーの友人に出会い、「髪を切るから仕事を教えて」と言って、デザインのお手伝いをする機会に恵まれました。それがクリエイティブワークの入口です。

ー髪を切る代わりに仕事を教えてもらうのは強いですね笑。そのあとはどのようなキャリアを歩んだのですか?

日本に帰国後は元いた飲食店で働きながらデザインを学び、サイト作りなどをしていました。その後はクリエイティブ・プロダクションに入社し、アパレル企業のコンテンツ制作やファッションカタログの企画・編集を担当しました。次に編集プロダクションに移り、ウェブサイト、オウンドメディアの企画・開発や記事コンテンツの企画・執筆を行う中で、ファッション業界との繋がりを築きました。しかし、当時のクライアントから「顧客の高齢化に伴う中長期的なブランド継続への危機」という事業課題の相談を受けた時に、的確に打ち返すことができませんでした。そこからブランディングの課題意識が明確になり、今の自分のままでは解が出せないと思って転職を決意しました。

ーブランディングって事業の成長と結びつけにくいイメージがあります。

次の転職では、ブランディングファームを選びました。その会社はブランドのありたい姿から、企業やサービスの戦略からクリエイティブまでをクライアントと一緒に考えることができました。フィールドワーク(調査)で課題感を捉え、プロトタイプを作ったり、事業性を見ながらデザインしていくなど、ブランドとビジネスの両面からアプローチするスキルを磨きました。ホテルブランド、家具ブランドや交通インフラ会社などのブランディングサポートをしていましたね。

ー得意領域を軸に、少しずつピボットされていますね。そのような中、グッドパッチへ転職しようと思ったきっかけは何だったのですか?

次に色々なご縁があって、コンサルティングファームに行きました。ビジネス色が強い環境で、次第にコンセプトやブランド戦略を考えることに注力するようになり、ものから少し離れることになりました。しかし、もの作りから離れてブランド戦略だけに注力してしまうと、絵に描いた餅で終わってしまいそうな気がしていて、戦略からものづくりまで一気通貫で支援することに価値があるのだと考え始めたんです。そこで、グッドパッチへの転職を決意しました。グッドパッチはUI/UXデザインに強みを持つ企業であり、サービスの川上から川下まで一貫してサポートできる環境が魅力的でした。

ー改めて上流のブランディング領域だけでなく、川上から川下まで一貫して実施したいと思うようになったのですね。実際にグッドパッチに入社されていかがですか?

良いと思ったのは、ナレッジの見える化が進んでおり、非常にフレンドリーで相談しやすい雰囲気があることです。特にUXカフェのような場で、仲間とカジュアルにアイデアを共有できるのは毎回、学びがあり、非常に有意義です。

Goodpatch UX Cafeとは、フィードバックする/される場を増やすため、特定の時間にUXデザイナーたちがオンラインで集う場です。
詳細はこちらのnoteの記事をご覧ください。

ーUXカフェは本当にいい取り組みですよね!私も入社したばかりの頃、ユーザビリティテストの進め方でカジュアルに相談してました。
ところで、モロさんがUXデザイナーとして大事にしていることは何ですか?

UXデザイナーとして俯瞰とディテールを行き来することを大切にしています。ビジネスの文脈に沿っているか、またブランドのタッチポイントがユーザーに響いているかどうか、これらの視点を常に意識しながら仕事に取り組んでいます。
これからも、UXデザインの領域を広げ、アプリ開発だけでなくものづくりや空間デザインなど、より多様なプロジェクトに挑戦していきたいと考えています。これまでの経験を活かしながら、さらなる成長を目指していきたいです。

ー抽象と具体の行き来ですね。これはUXデザイナーである限り毎日向き合うテーマですね。実際に私も入社してからこの行き来で頭を使いすぎて、とてもお腹が空くようになりました笑。最後に、これからグッドパッチで取り組みたいことをぜひ教えてください。

UXデザインの領域をさらに広げたいと考えています。UI/UXの枠にとどまらず、顧客体験全体に焦点を当て、アプリだけでなくものづくりや空間デザインにも展開していきたいです。例えば、展示会の企画やブランド全体の統合デザインにも取り組むなど、より広範な領域で価値を創造していきたいと考えています。

ー終わりに

美容師というキャリアから始まり、なぜUXデザイナーに至ったのか。モロさんのお話は全てがつながっていて、まるで1つの物語を聞いているようでした。これまで幅広いキャリアをご経験されているモロさん。既にプロジェクトでご一緒させてもらっていますが、私には見えない視点をたくさんお持ちで、早々にリーダーシップを発揮いただいています。今後はぜひグッドパッチの得意領域を起点に空間デザインなどに拡張していってほしいと思います!
グッドパッチのUXチームには、UXリサーチやサービスデザイン、プロジェクトマネジメントなど、様々な志向性とバックボーンを持つメンバーが多く在籍しています。ご興味のある方はぜひ、以下のリンクよりカジュアル面談にご参加ください!


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