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努力の力学(弱者の戦略#3)

こんにちは、Sonnyです。

今回は、弱者の戦略における努力について、自分がやるべき努力の仕方を言語化します。「もっと早く動けばよかった」とか「あの人に比べると」みたいに考えることがありますが、過去を振り返り後悔しても前には進まないので、自分の身体を前に進めるためにも書いてみます。

タイトルに、それっぽく”力学”なんて言葉を使っています。なぜこんな言葉を使うかというと、自分が医療従事者でリハビリの仕事をしており、物理学の考え方を利用するので個人的には身近な言葉だからです。

”力”というのは、物体に対して加速度を生むのもです。加速度が生じると物体は移動します。この力を自分が前に進むためのもの(物理的な位置ではなく自分の学びや内面的な位置)としてどうやって自分に作用させるのかを整理します。

♦︎”速い”は力である

物理や力学はあくまでの物体に対して考える学問なので、今回のように努力とか学びとかそうゆう抽象的なものに適応させるものではありません。だけど、マインドセットを確立するためのフックにはなると考えてます。

そもそも”力”というのは、物体に対して加速を生じさせるものです。学生時代に物理学を勉強したことがある方は覚えているかもしれませんが、式で書くとこんな感じになります 👉 F=ma

Fが力、mが質量、aが加速度、Fを大きくするためには、加速度が大きくなることが必要なんですね。つまり、速いということは、自分自身にも力が加わり、自分自身をより遠くへ運んでくれるものになります。

自分も家事や仕事を含めたタスク、発信活動など極力スピードを上げて行って行きたいと思います。

♦︎腰が重くなるとより大きな力が必要になってしまう

以前、木下さんも止まっているところから動きだそうとすると、最大摩擦係数がかかってなかなか動けないと話されたことがありましました。先に挙げた力の方程式(F=ma)では、同じ加速度がかかっていても質量が大きければ力も小さくなります。

自分のこれまでの経験から、自分がやっている活動などの腰が重くなるときは、「これをやっていていいのかなぁ」とか「ちょっとやるの大変だよなぁ」みたいに気持ちが重くなっていることが多いと感じます。

このように気持ちの質量みたいのものが増えてしまうと、そもそも速度も落ちてしまうし、手は動かしているんだけどもあまり進まない、ということが起こります。改めて自分を振り返ってみると実際そうなってきました。

だからこそ、”やる” or ”やらない”の意思決定を起こったら、いつやるかを決めて、決めた時間の中でやっていくことを実践していくことが必要なんですよね。やっぱり。これも木下さんがいつもおっしゃっていること。

♦︎努力の積み重ね方

最後に努力の仕方みたいな話。これは「努力とはこうゆうものだ!」というのではなく、あくまでも自分がやってきた努力仕方で、よかったことと間違っていたなと反省することがあるので、その整理として述べるものです。

と、その前に改めて力学の特徴について整理します。一口に力学といっても分野は多岐に渡ります。今回は、ニュートン力学と量子力学の先を比べてみたいと思います。僕自身専門家でもないので、自分の理解の範囲で話すことにありますが、ニュートン力学は、いわゆる「りんごが木から落ちるのをみて閃いた」ってやつで大きな物質を扱うものです。量子力学は原子のようになすごく小さなものにかかる原理です。この両者で大きく違う点の一つに力をかけた量と対象物が反応する閾値についてになります。

ニュートン力学は、少しずつでも力をかけていけばちょっとずつ力自体はかかるものなんですが、量子力学はある一定の力がかかるまでは力は対象物に吸収すらされないらしいんです。

これを努力という文脈に置き換えた時に、ニュートン力学のように少しずつでも積み重ねて着実に前進できるものと、どれだけやっても一定の基準に達していなければ身に入ることすらないものがあるように思います。

自分としても、本業や副業などで努力的なものはやってきたつもりですが、振り返ってみると、一歩の幅は小さくでも長い目で見ると身になっている感じるものがある一方で、努力の方向や数が伴っていないために身になってすらいないものもあるように感じます。

努力として、重要なリソースである時間を投入するのですから、投資対効果は高めたい。でも、自分の努力の仕方が間違っていて時間を投機的に使って溶かしてしまってたようにお思います。

このあたり、限られた時間を適切に使っていけるように日々精進していきたいと思うところです。

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