【あくね探訪】 #2 グッドな皆様の畑へ
あくね探訪 #2 です!
まだご覧になられていない方は、ぜひ #1 を先にご覧ください。
今回はあくね探訪2日目と3日目のレポートになります!
職業体験パート1の「グッドフィールド」へお邪魔しました。
「GOOD FIELD」について
グッドフィールドはその名の通り農業が中心の企業ですが、ドローンや水耕栽培などの先端技術と、福祉(障がい者雇用)に注力して農業を営んでおられます。
グッドフィールドへ
阿久根駅から車で約15分。アクセスの良い場所に事務所があります。
事務所に併設されたテストセンター
事務所に訪れて早速驚いたのですが、事務所に「テストセンター」なるものが併設されています。これは決して収穫したお野菜の検査場なのではありません。こちらはCBTテストを受験することができる場所で、従業員以外でも誰でも利用できるそうです!
近隣住民の資格取得を支援し、阿久根市全体を豊かにし得る素晴らしいお取り組みだと感じました🌱
いざ畑へ
ご挨拶ののち、グッドフィールドの車に乗り込んで早速畑へ。
畑の様子
空が広くひらけた景色のもと、お野菜が育てられています!
鹿児島名産のさつまいもを収穫
さつまいもが収穫の時期だそうで、そのお手伝いをさせていただきました。写真のように、つるにたくさん実っているさつまいもを切り離していきます。
写真上部に「ちぎれてしまっているお芋ちゃん」がいますが、安心してください。こちらも加工食品として使えるそうです!余すことなく収穫します。
従業員の方とご一緒
写真の青いシャツの方はグッドフィールドの従業員さんです。
先述の通りグッドフールドでは障がい者雇用を積極的に行っており、実際に私も障がいをお持ちの方と収穫作業をご一緒させていただきました。
ご一緒させていただいた方々のある方は、私がご挨拶すると直ぐに「どっからのきたの?」と親しみのある言葉で話をしてくださいました。
「神奈川県です!」と言うと「関東かぁ〜遠くから来たんだね〜」と笑顔で返してくださいます。
農業を愛してご活躍されている皆さま
お話の途中で「この仕事を選んだ理由」について伺いました。すると
「高校生の時に実習生としてグッドフィールドでのお仕事を体験して、楽しいと思ったから。」
と話してくださいました。決して、雇用機会があったからやっているのではなく、自分自身が楽しいと感じていることをお仕事にして頑張られています。確かに、作業中の皆さんを見ているとどなたも辛い表情はしておらず、仲間と協力しながら楽しんで作業なさっているように感じました。
楽しく仕事ができるのがいちばんです!
水耕栽培
職業体験2日目は、水耕栽培の様子を見学させていただきました。
現在はフリルレタスと小松菜を栽培されており、季節によって育てる野菜を変えていくそうです。
水耕栽培の仕組み
通常、野菜を育てる際は土に種を植えますよね。水耕栽培では、その土を水で代用します。水といっても水道水ではなく、養液という栄養分が入った水を使用します。
水耕栽培には様々なメリットがあり、
成長が早い → たくさん収穫できる
土壌を整備する必要がない
などなど、新たな農業のフィールドとして注目されています。
水耕栽培ならではの工夫
この野菜が並んでいるプール、実は少し傾斜になっています。なぜ傾斜がついているからというと、パイプから流れてきた養液を傾斜によって端まで行き渡らせ循環させるためです。
同じ養液を使い続けると液体中の栄養分がなくなり、野菜に栄養が行き渡らなくなるため、循環させて常に栄養たっぷりの養液を供給しています。
まだまだ失敗することも
水耕栽培をご担当されている方がとってもお優しく、詳しくお話を伺うことが出来ました。
やはりまだまだ失敗することがあるそうで、全然育たなかったり、育っても枯れてしまうことがあるそうです。
一方で、丁寧に手入れすることで枯れてしまったものを復活させることも出来ているそうで、これからの進化に期待大です!
グッドフィールドのみなさま、ありがとうございました!
第2回は、グッドフィールドさんでの職業体験のレポでした。
みなさまお話がお上手で楽しく農作業体験をさせていただきました!
農業は人間の生活になくてはならないものであり、そのお仕事をされている方には感謝してもしきれません。
美味しいお野菜を育て、提供してくださっている農家の方々に改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました!
次回は、もう一つの職業体験のレポです!
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