あくねワーケーションプログラムに参加した
今回は、阿久根市の職業体験型ワーケーションプログラム「阿久根の人・まち・企業の魅力を伝える7DAYS」に参加したレポです!
「プログラムにご興味がある方」「都心から離れた地でワーケーションをしてみたい方」はぜひ読んでいただき阿久根の魅力が伝われば幸いです。
(滞在日: 2023/10/24~30)
プログラムの詳細は以下の記事をご覧ください📝
※この記事は総集編です。より詳細なレポはこちらのマガジンをご覧ください。
私について
神奈川県横浜市在住の大学生で、情報デザインを専攻しています。プログラミングのほか、ワークショップなど体験デザインも研究して取り組んでいます。
1日目
羽田空港から4時間、阿久根市までの道のり
私は神奈川県在住ですので、羽田空港→鹿児島空港→レンタカーで阿久根市まで向かいました。飛行機は2時間ほどで、鹿児島空港からは山道を走ること2時間弱で阿久根市に到着です。
素敵な駅舎でオリエンテーション
駅内のカフェ「阿久根屋」でランチをいただきつつ、これからの予定についての確認を行いました。
コーディネーターさんが参加者である自分の希望を親身に聞いてくださり作成していただいたプログラムの確認です。
ランチミーティングでは、そのほか基本的な留意事項の説明もありましたが、これといって特殊なことはなく「阿久根を楽しんで、魅力を発信してください!」という旨の内容でした。
このあとはコーディネーターさんに阿久根案内ツアーを行っていただき、宿にチェックインして終了しました!
2日目
今回は「グッドフィールド」さんで農業体験をさせていただきます!
畑の様子
空が広くひらけた景色のもと、お野菜が育てられています!
鹿児島名産のさつまいもを収穫
さつまいもが収穫の時期だそうで、そのお手伝いをさせていただきました。写真のように、つるにたくさん実っているさつまいもを切り離していきます。
写真上部に「ちぎれてしまっているお芋ちゃん」がいますが、安心してください。こちらも加工食品として使えるそうです!余すことなく収穫します。
3日目
水耕栽培を見学
職業体験2日目は、水耕栽培の様子を見学させていただきました。
水耕栽培をご担当されている方がとってもお優しく、詳しくお話を伺うことが出来ました。
やはりまだまだ失敗することがあるそうで、全然育たなかったり、育っても枯れてしまうことがあるそうです。
一方で、丁寧に手入れすることで枯れてしまったものを復活させることも出来ているそうで、これからの進化に期待大です!
グッドフィールドさんありがとうございました!
4日目
本日はボンタンの生産・加工を行う「泰平食品」にお邪魔しました。
なが〜い道具で収穫
専用の道具で高い位置にあるボンタンを切り取り、傷がつかないようにゆっくりと下に下ろします。
簡単に見えるかもしれませんが、ボンタンの付け根が葉っぱに隠れており、ハサミを適切な位置に入れるのは結構ムズカシイです。
また、ボンタンは 1kg 弱ほどあるので長い棒で持つと結構どっしりきます。
初めてやったため何個か落としてしまうこともあったのですが、「加工用なので大丈夫だよ〜」と優しくお許しいただけました…
皮剥き
収穫後は皮剥き作業です!
まずは、外側の皮を剥いていくのですが、写真のような機械を使用することでするすると剥けていきます!
こちらも簡単そうに見えますが、最低限の皮だけをキレイに剥くのは難しく、機械の扱いにも注意が必要な職人技です。
外皮を剥いた後は、以下のように包丁で十字の切り込みを入れるだけでメリメリと手で剥がすことができます。
ボンタン一つひとつで工夫しながら剥いていくのが楽しい作業でした!
職業体験終了
といったところで本日の職業体験は終了しました!
お昼ご飯をご馳走していただいたり、商品のお土産をいただいたりと、大変お世話になりました。泰平食品さん、ありがとうございました!
5日目
本日はフリータイムということで阿久根市の色々を巡りました!
多様な表情を見せる海
阿久根市は鹿児島県の海沿いの街なので、各地に浜があります!
これが面白く、数km離れただけで全く性質の異なる海岸を観察することができます。
あくね美味いネ
あくねの美味しいものも楽しみました!
どれも阿久根駅から徒歩圏のお店で、これらの他にもたくさんの素敵なお店がありました!
日嗣屋菓子舗さんでは、泰平食品さんで職業体験をしたことを話すと「あら〜それは良いわ。おまけあげるよ」と最中をさらに1つ頂いてしまいました! 阿久根の方はお話好きで楽しい方が多いです!
6日目
この日は、少々予定が変わりまして、コーディネーターさんによる阿久根ツアーと陶芸体験をしました!
ツアーでは多数の名所を巡ったのですが、ここでは一つ、イチオシのカフェを紹介します!
ともまち珈琲
開店直後から地域住民が集まるため、とっても賑やかです!
「どこから来たの〜?」と気さくに話しかけてくださり、阿久根の魅力や、地元の話などをして楽しく過ごしました!
オーナーも優しく、首都圏の珈琲店にはない雰囲気がとても気持ちよかったです!
わらべ工房
わらべ工房では、お茶碗づくりと絵付けを体験しました!
鹿児島弁で優しく丁寧に教えていただけます!
また、この日は陶芸教室が行われていました。
みなさんレベルが高く、真剣に陶芸に向き合っておられましたが、時折談笑しながら陶芸を楽しまれていました!
教室の賑やかな雰囲気のおかげで新参者の私も楽しく陶芸に取り組むことができ、非常に良かったです!
7日目
いよいよ最終日。
前日の夜はコーディネーターさんにお招きいただいたお別れ会を楽しみ、最終日には阿久根の絶景を堪能し、最後まで阿久根の魅力を全身で感じることができる最後でした!
最終日も泰平食品さんにお世話になり、海の見える素敵なランチレストランをご紹介していただきました!
最後に
阿久根市の住民の温かさに触れることができる1週間でした。
普段、関東圏でビルや満員電車にまみれた日々を送っているからかもしれませんが、阿久根市ののどかな雰囲気は心が浄化されていくような気持ちにすらなりました。
街の誰もがすれ違う際にあいさつを欠かさず行い、居心地の良い雰囲気が市内には溢れていました。正直、地元の関東圏ではすれ違った人全員に挨拶はしません(し、しても返されない…)。
しかし阿久根市では当たり前に挨拶が行われ、明らかに観光客である私のことも直ぐに受け入れてくださります。
街を歩いているだけでも幸せな気持ちになることができる素敵なまち、阿久根市でした!
今度は私は他の友達を連れてきて阿久根を紹介したいと思えるほど、魅力がたっぷりで多くの刺激を受けることができたプログラムでした。
地域おこし協力隊の皆さま、阿久根市の皆さま、大変お世話になりました!ありがとうございました!
このワーケーションの詳細はこちら!
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