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読んだものや見たものについて書きます。

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自己紹介と当面の読書指針

こんにちは。nullmiyaといいます。 読み方は定めていないので、ぬるみやとか、なるみやとかお呼びください。 国際共産主義運動史・分析哲学・戦闘美少女に関心があります。 noteでは日記兼読書記録を書いていきます。 自薦記事はこれとかです↓ noteの他では、以下のところで活動しています。 Pixiv。二次創作中心にお絵描き。 https://www.pixiv.net/users/470238 X(旧Twitter)。身辺雑記とお絵描き。 https://twitt

    • 2024年第14・15週まとめ

      2024年第14週(4/1〜4/7)と第15週(4/8〜4/14)のまとめです。 省エネで自分用の走り書きメインでのご報告。 出来事などDLsiteクレカ問題 薬屋のひとりごとマンガ作者の脱税問題 水原一平容疑者「24億」使い込み判明 イスラエルがイラン大使館空爆、イランが報復 山本弘死去。つらいニュースが続く 読書などナチ親衛隊(SS) SSの概説書を読んだ。かなり勉強になった。↑が感想記。 実験の民主主義 学術会議で話題だった政治学の宇野先生の対談本。

      • バスティアン・ハイン『ナチ親衛隊(SS):「政治的エリート」たちの歴史と犯罪』(2024[2015])

        ナチ親衛隊の概説書。 親衛隊の全期間+全側面について、近年の研究動向も踏まえてざっくり知ることができる本、と思う。 類書だと武装親衛隊特化だったり、戦中の話特化だったりするので、へ~って思う話が多くてとても勉強になった。 特に戦後の元親衛隊員の話に1章が割かれているのがよい。 目次は以下の通り。 見てわかる通り、斯界の権威の芝健介先生の解題+ざっくり研究史付きなのが大変お得。 むかしミリタリー雑誌とかで刷り込まれた親衛隊観の、どのへんがobsoleteなのかとかが分かっ

        • 2024年第13週まとめ

          2024年第13週(3/25〜3/31)のまとめです。 出来事など小林製薬の紅麹問題(3/26から公的機関で動き、3/29会見) プロ野球開幕(3/29) あとは特に印象に残っていない。 雨が多く憂鬱だった。 読書テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想 ピーター・ティールやイーロン・マスクとかのテック系億万長者の、主流派リベラルとは一線を画した思想に迫る。 みたいな内容の本。 題材的には木澤佐登志さんが書き続けているものに近い感じだ。 それとは違った橘さんの

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          2024年第12週まとめ

          2024年第12週(3/18~3/24)のまとめです。 春分の日(3/20)が終わり、しばらく祝日なし……。 出来事などいのまたむつみ死去(3/10。3/18報道) ド軍大谷通訳水原氏解雇(3/21) Reddit上場(3/21) モスクワ近郊コンサート会場でテロ。ISによる犯行か(3/22) 著名なクリエイターさんの訃報が続きますね。 宇露戦争はアウディイウカ西郊での露軍攻勢は終息の観。 トネンケが抜かれた程度。 代わってシベルスク近郊テルニーで猛攻とのこと。

          2024年第12週まとめ

          2024年第11週まとめ

          2024年第11週(3/11〜3/17)のまとめです。 出来事などアカデミー賞2024。オッペンハイマー7冠、邦画からはマイゴジに君たち 春闘集中回答日(3/13) 露大統領選(3/15〜17) 今年〜来年にかけて日本社会がインフレに慣れれるかが重要なんじゃないでしょうか。ガンガン値上げガンガン賃上げみたいなサイクルが回るとよいと思います。中小企業についてどうすればいいのかがわからないが……。個人加入の労組とかでいいとこが育てばいいと思うんだが、現状残念ながらセクトの

          2024年第11週まとめ

          2024年第9・10週まとめ

          2024年第9週(2/26〜3/3)と第10週(3/4〜3/10)のまとめです。 花粉舞い始める。つらい。 出来事など鳥山明死去(3/1。3/8報道) 株高 露軍アウディイウカ西郊での進軍はベルディチ、オルリフカ、トネンケの線で一旦阻まれる。しかし連日猛攻続く。露空軍はバタバタ墜とされつつも滑空爆弾攻撃を反復。1982年のアルゼンチン空軍かという観。エイブラムスやHIMARSも撃破されている。 米国内政治ではトランプが指名確実。もしトラも現実味帯びる。 東日本大震災1

          2024年第9・10週まとめ

          2024年第8週まとめ

          2024年の第8週(2/19〜2/25)のまとめです。 年明けから50日経過。早い〜 出来事などH&M女児広告の件、および、コミックLOの件で炎上騒ぎ(2/18〜) ガザ停戦決議案に米が拒否権行使。拒否権行使は4度目(2/20) NVDA神決算。世界は救われた。日経平均史上最高値(2/22) 露軍AWACS墜ちる。2機目(2/24) 2ポチ目、ハマスの愚挙は大問題としてまずはガザ即時停戦をという思い。 4ポチ目については、どうなっているの? という感想。新兵器とかで

          2024年第8週まとめ

          2024年第6・7週まとめ

          2024年の第6週(2/5〜2/11)と第7週(2/12〜2/18)のまとめです。 出来事などラファ砲爆撃(2/12頃〜) 宇アウディイウカ陥落(2/17〜18) ガンダムSEED FREEDOM好調、劇場版ハイキュー好発進 ほか、日米とも株価は絶好調。半導体株が強い。 しかし、米インフレ率や日GDP成長率など各種指標は予想より悪い感じ。 また、中国経済がめちゃ怪しい。 あまり前途に明るいイメージはないですね。 読書など数値化の魔力 キーエンス出身の方の仕事術みた

          2024年第6・7週まとめ

          2024年第5週まとめ

          2024年の第5週(01/29〜02/04)のまとめです。 出来事桐島聡を名乗る男性死去(01/29) 芦原妃名子さん死去(01/29) 北朝鮮巡行ミサイル実験連発 米英軍、親イラン派組織空爆(02/03) ほか、芬の選挙は決選投票へ、など。 芦原妃名子さんの件はとても悲しい。外野が騒ぐのはよそうという思いが強かったですが、いまだ十分な説明がなされないことには憤りを感じる。 読書など元気ナシのため省エネ。 マキャベリを読んでいる。 まだ読後の印象はまとめられてい

          2024年第5週まとめ

          2024年第4週まとめ

          2024年第4週(01/22~01/28)のまとめです。 出来事など自民党の裏金問題で派閥解散の動き相次ぐ 共和党予備選トランプ出だし好調、ヘイリーはまだ粘る 桐島聡が名乗り出る(01/25) まふまふ氏元妻と裁判報道(01/26本人コメント) ガザ停戦近し? 一方でUNRWA職員の奇襲関与疑惑報道など 読書リバタリアンの森村先生の正義論入門書。 主要思想を非歴史的にマップ化して紹介。 「正義の対象」の4分類(個々の行為/行為規則/社会構造/人の性格)と、「正義

          2024年第4週まとめ

          2024年第3週まとめ

          2024年第3週(01/15~01/21)のまとめです。 出来事など露軍AWACS墜ちる(01/14) 日本共産党第29回大会(01/15〜18)。委員長交代、不破前議長退任 松本人志問題続く(01/17「新証拠」など) ほか、バーンブレイバーンが話題、日本株も米株も好調など。 読書『意味がわかるAI入門』 哲学畑の著者による最近の自然言語処理系のAIの本。 AI発展史における記号主義とコネクショニズムとの対立を、言語研究における真理条件意味論と分布意味論との対立

          2024年第3週まとめ

          2024年第2週まとめ

          2024年第2週(2024/01/08〜01/14)のまとめです。 出来事など松本人志問題(1/8松本活動休止、1/13小沢活動自粛) 日経暴騰(5営業日で上げ幅は2200円超。金曜終値35577.11) 台湾総統選は民進党勝利。立法院は過半数割れ 日経昇竜拳は素直に喜んでおきますが、ホントに報道の通りNISA効果なのか? 出来高たいしたことないし、大人の吊り上げじゃねって疑っちゃうけど。  まぁ、自分に種銭がなくて悔しいのを合理化しているだけですが……。 読書Op

          2024年第2週まとめ

          2024年第1週まとめ

          2024年第1週(01/01〜01/07)のまとめです。 世相能登半島地震(01/01) 羽田JAL海保機衝突事故(01/02) ほか、イランでテロ、露の空襲激化、台湾総統選近し、北朝鮮「平和統一放棄」宣言など。「有事」と見えるがドル円は円安方向(144円くらい)。 大統領選の年である。 読書市田良彦『革命論』 けっこう真面目に読んだつもり。別記事にまとめた。 ダンカン・プリチャード『懐疑論』 分析系の認識論の立場で、懐疑論に特化した入門レベルの本。 Very

          2024年第1週まとめ

          市田良彦『革命論:マルチチュードの政治哲学序説』(2012)

          フランス現代思想の「政治哲学」部門のとりまとめ本。 取扱対象としてはポスト構造主義の主役たちよりひと世代後の人々で、ソ連崩壊後・新自由主義時代の哲学者たち。アガンベン、ネグリ、デリダ派(ナンシー、ラクー゠ラバルト)、バディウ、ドゥルーズ派とか。 超乱暴にまとめると、市田的アルチュセールを哲学的チャンピオンとして、それら「様々なる意匠」を撫斬りする感じの内容となっている。 かなり素晴らしい本だという印象を持っていて(そして、ハイブロウなので中身がさっぱり分からなくて)、ちゃん

          市田良彦『革命論:マルチチュードの政治哲学序説』(2012)

          ウィリアムソン『哲学の方法』

          Timothy Williamson, Philosophical Method: A Very Short Introduction (Oxford: Oxford University Press, 2020) の翻訳。 別の書肆で2018に初版が出ているが、Very Short Introductionに入れ直すにあたって実質的な修正は無いとのこと。 著者は分析系の認識論の大御所。 内容紹介と感想スローガン的には「まともな通常科学としての哲学」だろうか。 結語に次のよ

          ウィリアムソン『哲学の方法』