Vtuberの2Dモデルを作ってみた。

ぬるからです。
Vtuberになるために、何が必要かと思いますか?

そうです。外身である2D/3Dモデルが必須になります。
今回、2Dモデルを1から作ってみました。

ちなみにですが、最終的にこう↓なりました。
クオリティはともかく、2Dモデルとしての最低の体裁は整っています。

・絵を準備する


まず、適当に絵を書きます。
WACOMのペンタブと、mspaintで適当に絵を書きました。


※下手ですが、気にしたら負けですよ。

ただ、mspaintではpng等の画像ファイルでしか保存できません。
Live2D用のソフトに入れるためには、PSDファイルにする必要があります。
Photoshopを持っている方は。それを使って保存するのがベストだと思いますが、私は
https://www.clipstudio.net/
clipstudioを使いました。体験版を使えば無料で使えます。

PSDファイルにする際、各パーツをレイヤーごとに分けました。
Live2D用のソフトにでPSDファイルを読み込ませる際、レイヤーごとに動きが設定できるため、なるたけ分けた方がいいです。(ここで、細かく分けるほど、Live2Dの動作がよくなります。)

・PSDファイルをLive2Dにする


こちらのLive2D Cubismを使いました。
https://www.live2d.com/
無料トライアルを落としてみました。

新規ファイルより、モデルを新規作成し、その状態で画面にPSDファイルをドラッグします。
先ほど追加した新規モデルにPSDファイルを追加するように設定すると、レイヤーごとに動きが付けられるようになります。

Live2D Cubismにはチュートリアルページがあるので、細かい操作はそこを見るのがベストです。

・2D/3Dモデルを動かす

今回はSteamでも配信されている以下のソフトを使いました。
https://store.steampowered.com/app/274920/FaceRig/
FaceRigです。

プリセット素材もあるので、それで満足という方はこれを買えばV配信ができるソフトです。
注意点としては、
・Live2Dを使う場合、DLCのFaceRig Live2D Moduleが必要
・使用規約があること。詳細はSteamのページに書いていますが、決められた範囲で使うか、PRO/Studioにアップデートして使用範囲を広める必要があります。
の2点です。

ちなみにですが、メモリ8GB、Corei7-8750H、GTX1050iのそこそこハイエンドなWindowsノートではサクサク動いていました。
ノートに備え付けのカメラもばっちり認識しています。

FaceRigに作成したモデルを読み込ませる場合、
SteamLibrary\steamapps\common\FaceRig\Mod\VP\PC_CustomData\Objects
などの、FaceRigのディレクトリ以下に、Live2D Cubismで吐き出したモデルの名前のディレクトリを作成します。
その以下に、Live2D Cubismで吐き出した以下のファイルを置きます。
XXX.moc3
XXX..model3.json
XXX.1024
    ---texture_00.png
    ---....

FaceRigを開いた際に、アイコンが『?』であるモデルが追加されていると思います。それを選択すればOKです。

・終わりに

絵のセンス、モデル作成のセンスと中々しんどい作業でした。
もっとサクッと作れるものかと...。
ソフト代のことを考えると、モデル作成を依頼したり、FaceRigのプリセットを使ったりした方がよさそうですね。

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