神崎

感情のメモのような物 不定期

神崎

感情のメモのような物 不定期

最近の記事

悩みの相対性:個人の苦悩の多彩な尺度

人間の悩みの尺度はかなり異なっていて、自己視点だけで見てしまうと、自分の悩みは顕著かつ難解なものに感じ映るかもしれない。 その逆に、他者の視座から観れば微細な問題に過ぎない可能性もある。 周囲は主に些細な悩みが目立って見えてしまうので、他人の苦悩を軽視する風潮が見受けられて、「自分はこんなに苦労しているのになんてあいつは楽そうなんだ」と感じてしまうことがあるのも確か、だけどそれは単なる尺度の相違によるものであって、実際に人間が抱える困難や痛みは、本質的には同じであると自分は

    • 誹謗中傷と批評の境界線:対話の重要性と責任の共有

      誹謗中傷は断じて不可とし、無策無為で的外れなものは排除されるべきだということ。 然しながら、全ての誹謗中傷が絶対に否定されるべきとは断定できない。 誹謗中傷を行う人々も、何らかの心的傷害により動機付けられている可能性がある故に、誹謗中傷を一概に否定することは現実に即した見方とは言いがたい。 批評や議論の場においては、誹謗中傷とは異なる手法を用いるべきで、批評や議論は人々が相互に見解を交換し、他者の意見に対して思考を深める機会になる。 しかし、それによって議論が混乱して意見交換

      • 才能の偶発性と一時性、その限界と必要な心構え

        才能はある種偶然性によって生じるゲームやプログラム等で多用されている”バグ”の様なもので、個人の意志や努力では制御できず、一部の人々は特定の分野で驚異的な才能を持っているがそれはその分野における単なる能力の偶然的な組み合わせに過ぎない。 才能によって、人々はその分野で簡単に成功することができるが、同時にその才能依存故より広い範囲の能力を開発することができないこともある。 才能は一時的なものであり、時間が経過するにつれて変化することがあって、また、新しい状況や環境においては過去

        • 資本主義と社会主義の比較:自由な経済活動と社会的リスク

          今の日本は資本主義国家で、社会主義国家と比べると日本は比較的自由な経済活動ができて企業や個人が自由に資本を投資し、生産したものを販売して利益を追求することが可能。 ただし資本主義社会のデメリットとして、資本を失うと社会から切り捨てられることがあるという点、一部の富裕層がますます富を蓄積する一方で、貧困や格差が深刻化することがあり、競争原理が徹底されることで利益最大化のために労働者の権利が軽視されるというデメリットもある。 共産主義国家では自由な経済活動が制限されて、国有化され

        悩みの相対性:個人の苦悩の多彩な尺度

        • 誹謗中傷と批評の境界線:対話の重要性と責任の共有

        • 才能の偶発性と一時性、その限界と必要な心構え

        • 資本主義と社会主義の比較:自由な経済活動と社会的リスク

          学び続けることの重要性と権利行使の必要性について

          教育、労働、納税、世の仕組みの全ては権力者が有利なように出来ていて、国民には”馬鹿”で”金”を払い続けるbotで居てほしい一心で生まれた瞬間から何も疑問を持たず何も知らないまま人と合わせて無駄な努力挑戦はするなという先入観を刷り込まれた故学ぶ事を放棄し、次第に探究心すら皆無へと化していく。 誰も肝心な事は教えてくれないし、予め用意されたレールの上をただ歩いておけば人生安泰なんてことは何一つないということ。 自由や権利は行使されて初めて得られるもので、権利を知り、権利を使う事を

          学び続けることの重要性と権利行使の必要性について