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【名大図書館使いこなし術②】データベースを使ってみよう!

こんにちは!サポートデスク院生スタッフです! 

前回の記事では、名古屋大学附属図書館Webサイトからデータベースにアクセスする方法を紹介しました。 

データベース案内のページをみてもらうとわかるように、利用できるデータベースがたくさんあります。 

こんなにたくさんあると「どれを使ったらいいのかわからない」と困ってしまうのではないでしょうか。 

そこで今回は、3つのデータベースを紹介しそれぞれの使い方を説明します。レポートや卒論執筆にもぜひ役立ててください!


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1.  JapanKnowledge (ジャパンナレッジ)


最初に紹介するのは「JapanKnowledge」というデータベースです。このデータベースは辞典を中心に70以上の文献を横断検索できる国内最大級の辞書・事典データベースです。

データベース案内のページを下にスクロールしていくと、辞書・事典・電子書籍という項目が出てきます。データベースには図書や論文のほかにもオンラインの事典類もあります。 

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アクセスするには、名古屋大学附属図書館のデータベース案内のページにあるリストの中から「JapanKnowledge Lib」をクリックします。クリックすると、JapanKnowledgeのトップページに切り替わります。 

画面右上にある「ログイン」をクリックすると検索画面に進むことができます。 

「JapanKnowledge」の場合一度に使える人数は5人までです。(2021.11現在)人数の上限に達していない場合は検索画面に切り替わります。 

調べるときは検索ボックスにキーワードを入力して検索します。検索したいキーワードを事前に決めておきましょう。 

基本検索ではキーワードを「見出し」または「全文」で切り替えて検索できます。 

詳細(個別)検索では検索するコンテンツの指定や、キーワードを追加して検索できます。 

一度の検索で複数の文献(辞事典、叢書、雑誌など)から検索結果を確認できます。気になるものがあれば、クリックすると詳細画面に切り替わって確認することができます。 

使い終わったら他の人が利用できるように、必ず画面右上にある「ログアウト」をクリックしてログアウトしましょう。 


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2. CiNii Research(サイニィリサーチ) 

次に日本国内で発行された図書や一般雑誌・学会誌・大学紀要などを検索できるCiNii Researchというデータベースを紹介します。

CiNii Researchの特徴・・・図書や論文などの文献以外に研究データ(外部連携機関、機関リポジトリ等)、研究プロジェクト情報(KAKEN)などの横断検索ができる(2022年4月1日からCiNii ArticlesはCiNii Researchへ統合)

CiNii Researchにアクセスするには、名古屋大学附属図書館のデータベース案内のページにあるリストから「CiNii Research」をクリックします。 

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クリックすると検索画面に飛びます。検索したいキーワードを検索ボックスに入力して検索します。検索ボタンの下にある「詳細検索」のタブをクリックすると、タイトルや人物、期間を設定した詳細な検索をすることができます。 

キーワードを入力して検索すると検索結果が一覧で表示されます。検索結果からはタイトル、著者名、出版(発刊)年などの文献情報を確認することができます。 

レポートのテーマや自分の問いに関連しそうな文献が見つかれば、入手しましょう。 

その文献が図書の場合に、「サービス or データベース名」のリンクをクリックすることで、詳細画面に移動します。たとえば「CiNii」のリンクからCiNii Booksに移動し、その図書の書誌事項や大学図書館の所蔵を確認することができます。「NDLデジタルコレクション」のリンクから国立国会図書館デジタルコレクションの記事を確認することができます。

興味を持った文献が論文の場合では、「機関リポジトリ」や「DOI」などのリンクがあれば、別のサービスで一般公開されていることがあり、論文を入手することができます。「Web Site」や「PDF」というリンクがあれば、論文に直接アクセスできます。


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3. Web of Science 

レポートを書くときに日本語で書かれた文献だけではなく、英語で書かれた文献も参考になります。実際、英語の文献を引用することはよくあります。 

英語論文を探すためのデータベースとして「Web of Science」を紹介します。このデータベースは世界の主要な学術雑誌に掲載されている論文の検索や、引用文献情報を調べることができます。 

引用情報(引用文献検索結果)では、その論文引用している文献である引用文献リスト、その論文引用している文献である被引用文献リスト、同じような論文引用している論文リストを調べられます。関心のあるテーマに関する論文を網羅的に検索することができます。 

関連レコードでは、同じような論文を引用している論文を調べられます。

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アクセス方法は、「JapanKnowledge」 や「CiNii Research」と同じように、名古屋大学附属図書館ホームページのデータベース案内のページから「Web of Science」をクリックします。 

検索キーワードは英語です。気になるキーワードの英語表記を調べておきましょう。 

キーワードを入力して検索すると、検索結果が一覧表示され、論文のタイトルをクリックすると、その論文の詳細表示画面が表示されます。 


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この記事で紹介した3つのデータベースは、学外からもアクセスすることができます。学外から利用する場合は、名古屋大学附属図書館Webサイトの学外からの電子リソース利用・スタートページの「各サービスへのアクセス」のリストから入ります。


今回紹介したデータベースの他にも便利なデータベースが多数あります。自分の分野でよく使うデータベースを見つけてみてください。 


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