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高尾山_20240715

ここ何年か、なんだかんだ年に2回高尾山に登っております。
意外と最高です。

山登りって、おじいちゃんたちの趣味というイメージがあった。
老後の暇つぶしというか。

もっと激しいことがしたいと思っていたが、大人になるにつれ山登りの魅力を知ってしまった。
重装備の山登りももちろんいいが、関東圏内にお住まいなら高尾山は日帰りで行って来れて、なおかつ十分山登りのよさも体験できる。

山登りのよさとは、気持ちのよい運動と、綺麗な景色だ。

大した運動にならないと思っていたが、勾配のある山道を何時間か歩くのは、意外と足腰が鍛えられる。
また地面がアスファルトではないので、土や砂利を踏み締める感覚がとても気持ちいい。

また、いわゆる絶景というほどではないが、山に登るととてもいい景色が見られる。
普段の都会のぼんやりと濁った空気に慣れてしまうと、山の空気が澄み切っていて、視界がクリアだ。
背の高い人工物に視界が遮られて日常を過ごしていると、遥か遠くまで視界が開けていることに爽快感を感じる。
これはもちろん海なんかもそうだろう。

おじいちゃんたちの趣味と言ったが、実はこれは絶大なメリットだ。
老人になると、足腰が弱くなって出かけるのが億劫になる。
そうすると家にずっといることになる。
家にずっといたら、刺激が足りないし、人とコミュニケーション取る機会も減る。
ところが歩く系の趣味を持っていると、これらの問題が解消される。
近所を散歩したり旅行をしたりするのも効果的。
ゴルフもラウンドに出ると、カートに乗らなければ実はかなり歩き回ることになる。
コツコツと続けていくと、80歳、90歳になった時に差が出てくるだろう。
どうせ100歳まで生きちゃうんだから、健康的に過ごせた方がよさそうという結論が出る。

本題。

高尾山は新宿から京王線で高尾山口駅まで行く。
そして徒歩5分ほどでケーブルカー乗り場に着く。
ここで左の方に逸れていくと、6号路という登山ルートと、稲荷山コースというルートが見えてくる。
登りは、6号路がお勧めだ。
帰りに稲荷山コースを降りるといい。
6号路は途中滝や小川があったりして、マイナスイオンを浴びることができる。

途中休憩をしながらゆっくり歩いても、2時間ぐらいで山頂に着くだろう。
そこには売店があって、蕎麦屋さんとうどん屋さんがある。
どちらも法外な料金設定ではない。
たくさん汗をかいた後に食べるとどちらも沁みる。
うまい。

もちろんカップラーメンを持って行って食べたりするのもアリ。

山頂では、天気がよければ富士山まで見える。
そして6号路で降りていく。
1時間ちょっとで降りられるだろう。

麓にはなんと、スーパー銭湯がある。
高尾山口駅のそばだ。
ここで汗を流してサウナに入ったり外気浴をしたりすると、気絶しそうになる。
冷たいものを飲むのもいい。

さて、注意事項。
低山とはいえ、山は山。
侮ってはいけない。
一歩間違えるとゾッとすることもあるのが山登りだ。

靴は、できれば登山靴がいいが、なければ履き慣れたスニーカーでもいいだろう。
汚れてもいいやつ。

服装は、暑ければ半袖でもよいが、着替えや羽織れるものがあった方がいい。
万が一遭難した時に、夜身体が冷えて体調を崩さないように。

また、道迷いに警戒だ。
金言で、迷ったら尾根に。
下に行くのではなく、とにかく上へ。
その方が人が歩ける道に戻れる可能性が高い。

水は1リットルは必要だ。

行動食と呼ばれるおやつも用意する。
ナッツ、チョコレート、グミなんかがおすすめだ。
そして持っていくと同行者に大好評なのが、「茎わかめ」

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