遺産分割協議の記載例、実は法務局に掲載されてるのご存知?
遺言書が無い場合、相続人全員で遺産分割協議書を作成して相続手続きをしなければなりませんが、記載例が法務局に掲載されているのをご存知でしょうか?
◆ 本記事でわかること ◆
✓ 遺産分割協議書とは?
✓ 遺産分割協議書のひな形ダウンロード
✓ 遺産分割協議書の書き方
本記事は「ぬくぬくブログ」の「『遺産分割協議書』の書き方4ステップとひな形のダウンロード」の要約版ですので、詳細はブログ記事をご覧ください。
『遺産分割協議書』とは?
遺産分割協議書とは、その名のとおり「相続財産をだれがどのくらい受け取るのかを協議し、その結果を証明するもの」です。
遺産分割協議書の書き方4ステップ
ステップ①:遺産分割協議書を作成するためのひな形をダウンロード
ステップ②:登記ねっとで正確な所在や地積・床面積を特定する
ステップ③:遺産分割協議書を作成する
ステップ④:相続人全員で協議・自署・実印で押印し、遺産分割協議書を完成させる
遺産分割協議書の文例
遺 産 分 割 協 議 書
令和〇年〇月〇日,[住所] [被相続人名]の死亡によって開始した相続の共同相続人である[相続人A]及び[相続人B]は,本日,その相続財産について,下記のとおり遺産分割の協議を行った。
記
1.次の不動産は,[相続人A]が相続する。
【不動産】
所 在 栃木県宇都宮市〇〇町
地 番 〇〇番地〇〇
地 目 宅地
地 積 123.45平方メートル
所 在 栃木県宇都宮市〇〇町
家屋番号 〇〇番地〇〇
種 類 居宅
構造木造 木造瓦葺2階建
床面積 1階99.99平方メートル
2階99.99平方メートル
2.次の現金・預貯金は、[相続人A]及び[相続人B]で、それぞれ1/2を相続する。
【現金】
999,999 円
【預貯金】
ゆうちょ銀行 定額貯金 記号番号99999ー9999999
9,999,999 円
ゆうちょ銀行 定額貯金 記号番号99999-9999999
9,999,999 円
みずほ銀行 宇都宮支店 普通預金 口座番号9999999
1,234,567,890 円
【現金及び預貯金の合計】
10,000,000 円
以上より,[相続人A]及び[相続人B]は,それぞれ
5,000,000 円
を相続する。
3.ここに記載のない財産については,長女 [相続人A]が取得することで同意する
以上の内容で,相続人全員による遺産分割協議が成立したため,本協議書を2通作成して,それぞれに署名,押印し,各自1通を保有するものとする。
令和〇年〇月〇日
[相続人A住所] 相続人(長女)[相続人A] 実印
[相続人B住所] 相続人(二女)[相続人B] 実印
※[]でくくった場所をご自分の事象に照らしあわせて変更してください。
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