親のエゴなのか

こんにちは。ぬくぬくママSUN’Sかなちゃんこと中村香菜子です。

子育てをしていると、「あれ？これって私のエゴかな」と思うことがよくありませんか？

私は長女が生まれてから乳幼児の間、できるだけ私がかわいいと思う服を、例え値段が高いものでも買って着せてましたが、長女が物心ついてから選ぶ服は私の趣味とは大きく違うデザインでした。

今高校一年生になった娘はおしゃれ大好きですが、私とは全くちがう系統のファッションです(笑)

小さいときに『私好みの』服を着せていた、思えばあれは「エゴ」だったのでしょうか

そういえばエゴってなに？？と思い調べてみました。

エゴには2つの意味があります。
1つは心理学で使われる用語で、自我・自尊心を意味します。もう1つは、利己主義という意味の｢エゴイズム｣を短縮した言葉としてのエゴです。
エゴイズム(利己主義)は、他人の迷惑を考えず自分の利益のためだけに行動するやり方、考え方のことを指し、そのような考え方の人は｢エゴイスト(利己主義者)｣と呼ばれます。

私が娘がかわいいと思うからこそ着せていたお洋服は、「他人(子供)の迷惑を考えず、自分の利益のためだけに行動するやり方」だったのかなぁ。

いや、そうではなかったんじゃないかなとも思います。

子育てには正解はないです。
例えば、スーパーでお菓子やおもちゃを買ってほしいと子供にねだられたとき、買ってあげるか、買ってあげないか、どちらもアリです。

買ってあげる親も、買ってあげない親も、多分エゴ(利己主義)ではないと思うのです。

うちの長女の洋服のように、赤ちゃんのうちは、親の考えが通る場合も多いです。

そもそも、「子供自身の意思」がまだなかったり、表現できない場合は、親の意思(エゴ？)が、通りますが、だんだん子供が意思を持ち始めるとそうもいかなくなります。

そもそも、『子供を産む』こと自体が「エゴ」という考え方もあります。これはどうなんだろう、と思いますが。

これは16年間子育てしたからこそ気づけることですが、子供は、親の予想を越えた存在になると思います。
子供が親の知らない部分や、価値観に触れようとしたり、関わろうとしたり、足を伸ばそうとするのは、親としてとっても恐ろしいことです。

食べたことのないものを食べたがる
行ったことのない場所に行きたがる
考えられない時間の使い方をする

私たち親は、いつも自分の経験のなかだけでしか物事を考えられず、子供が失敗しないように制限をかけたり、誘導したりしてしまいます。

でも、子供に導いてもらうこともたくさんあるはずです。

時には肩の力を抜いて、子供たちの見る先を、子供たちが欲する先を一緒に見ることができる力も養っていきたいです。

赤ちゃんなら、泣き止まそうとすることに尽力しつづけるのでなく、たまには、「泣いてるんだなぁ」と受け止め、一緒に泣いてみたりしてはどうですか？(もちろん授乳やおむつの欲求は満たしてからね)

幼児なら、「あっちにいこう」「ダメよ」と言わず、好きに道を選ばせながら散歩してみる。子供たちの行きたい方へついていってみる。

親と、子供は上下関係ではなく、横並びの関係じゃないかと思うのです。

親のエゴも時にはあるでしょう。
もし親のエゴがあるなら、子供のエゴもあっていいのではないかと思います。

子供は時々、言葉や表情で、「うんいいよ」と納得してくれていても、本当にそう思っていないこともあります。親のことが大好きだから、合わせてくれている部分もあります。

だから年上の私たちは慎重に子供の声に耳を澄ましつづけることが必要かなと思います。そのとき気を付けたいのは、決して自己犠牲にならない程度にです。

難しいですね。

どちらかが我慢し続けたり、どちらかが押し付けすぎたりすることなく、互いが心地いい横並びの関係を築いていけたら、それが理想かなぁなんて思います。

「私」という人間が世界中探してどこにもいないように、子供であっても一人一人の人格はどこを探してもいないたったひとつの生命です。

それは、親であっても「私」がその生命を思いどおりにできることは「ほぼない」くらいと思った方が子育てを楽しめます。

私と子供は、産まれたその瞬間からひとりひとりなのです。
でも「独り」じゃない。

家族になれたからこそ、横並びのフェアな関係で人生の中のほんの一時期を一緒に笑いあえたら、幸せなんじゃないかな。

そんな考え方が私の理想です。
みなさんは自分の子育てにどんな理想を持ってますか？
親のエゴを子供に振りかざしている親ですか？
子供の言いなりになって必死で子供を追いかけ回している親ですか？
それとも愛情を降り注いでいる親ですか？　
それとも、愛情や出会いをわかちあっている親子ですか？

また教えてくれたらうれしいです。

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【ぬくぬくみんなのごはんの会予約受付中✨✨】

夜ごはんを食べながら、普段、なかなかかかわることない世代、立場の人たちと一緒に交流を楽しみましょう。子育て中の方もそうでない方も大歓迎。新しい出会いは、みんなで子どもを育んでいける地域づくりの第一歩です。

日時： 10月15日金曜日
受付  17時から19時
食事＆交流＆片付け20時まで
調理は16時～子供見守り、調理などお手伝い歓迎
会場 ：池西農村環境改善センター和室、体育館
メニュー： 唐揚げ、サラダ、みそ汁、ごはん
参加費 ：おとな500円  こども300円 
※大人の取り分けで🆗な子供は無料
※高校生までこども料金で食べられるだけの量盛り付けます。
持ち帰り：500円（タッパー４つを持参ください）

※受付時間まで参加時間は自由、持ち帰りも大歓迎。
※食物アレルギーのある方はお知らせください
※準備、片付け、子どもと遊ぶ、楽器演奏、ダンスなど様々なお手伝い大歓迎です！
 (申し込み例)
おとな1、持ち帰り1
※だいたいの来られる時間帯を教えてください
さい

★団体の感染対策への考え方
○ごはんのかいでは、マスクなしでお過ごしいただくことが可能です。
マスク着用については、本人の判断でお願いいたします。
〇会では「ふれあい交流」を第一に大切にしています。子どももたちの健やかな成長は、友達や地域の大人と密接に交流していくことによって促されていきます。
近年、学校等の公共施設でのマスク生活、過度の感染対策が長引き、子どもたちの健康な成長を阻害されている面が大きくなっています。
月に一度のひととき、子どもも大人もリラックスして人との触れ合いを楽しむことができる貴重な場を勇気を持って開いています。
各自の判断と団体へのあたたかいご理解の上でご参加いただけたらと思います。

〇イベントの問い合わせ・予約、キャンセル〇
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