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こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sかなちゃんこと中村香菜子です。

お正月明けの三連休。どうお過ごしでしたか?

私は先週の木曜日に実家の祖母が急に亡くなってしまい、バタバタした日々を過ごしておりました。95歳の大往生でしたが、私にとって結婚するまでの22年間一緒に暮らし、結婚した後の18年間もすぐ近くで週に何度も会っていた家族だったので、いなくなってしまったショックは大きいなと感じています。

ちょうど母方の祖母の調子もそんなによくなかったので、この年末年始、母は東北にある実家に行っていて留守でした。

母のいない年末年始、いつも母がつくっていたおせち料理を私たち家族、父、弟夫婦と一緒に試行錯誤して作りました。いつもなら、母がすべて采配した料理を手伝ったりいただいたりすることが多いのですが、いないとなると、みんなでなんとか作り上げることができました。

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そんな日々、母が帰ってくる予定の1日前に、祖母は急に亡くなりました。

朝起きてくるのが遅かったため父が見に行った時には脈がなく、救急車で運ばれましたがそのまま、ということでした。前日まで、自分のことは自分でして、食事も普通にしていただけに、誰もが予想しなかった突然の別れとなりました。

冬休みだったこともあり、私はすぐ実家に駆けつけることができました。亡くなった祖母が帰ってくるまで、急いでお座敷を片付けしたり、掃除をしたりしました。

高校一年生の娘も、いつもは文句ばかり言っていますが、この時ばかりは、まじめにいろいろとお手伝いをしてくれました。

その後も、葬儀の打ち合わせなど、父と一緒にいろいろと考えました。翌日に、母が帰ってきましたが、最初の段取りの時にいろいろと関わることができ、初めてお葬式のさまざまなことが深く見えた気がしました。

もし、母がいたら、ここまですることもなかったかなと思います。

私は、ずっと祖母に生活の面倒を見てもらっていました。母は、働いていたため、学校から帰ってきたらおやつを用意してくれ、夕食もいろいろと作ってくれました。

大人になってからも、ひい孫の世話もたくさんしてくれた祖母。80代の時でも、赤ちゃんだった私の長女をおんぶしてあやしてくれたものです。

10年~15年前でも、時々思っていました。「ばあちゃんが死んだら困るなあ・・・」と。それが、徐々に祖母も人の世話まですることがなくなり、私も祖母に頼ることが減ってきていました。

祖母は、95歳まで生きて、ちゃんと役割を少しずつ私たちに渡してくれていたから、悲しみも衝撃も祖母が活躍していたころに比べて、自然なものになっているかもしれないなと感じます。

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今回、母がいない年末年始に様々なことが起こりましたが、なんとかすることができました。私がお葬式のことで活動を休んだ事でも、他の人がちゃんとなんとかしてくれていました。

誰かがいなくなると、誰かが役割を担えるようになるんだなと、しみじみ感じます。あの人じゃないとできない、あの人がいるからできる、そういうことが家族でも仕事でもたくさんあると思います。

でも、一緒に近くで見ているだけで、たくさん過ごした時間があるだけで、意外とその役割をほかの人でも担えるんだなと思います。

今回、うちの祖母は亡くなってしまいました。亡くなるだけではなく、病気でお休みしたり、退職をしたり、様々な場面で、役割が変わっていくことはあるんだろうなと思います。

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「お母さん」という仕事をしていると「私じゃないとだめなんだ」と思うことって結構あると思います。親だから責任があるから、私がしないと、と思っている人もいるでしょう。でも、思い切って「任せる」ということで、違う人でもできるようになることがあるかもしれません。

パパや、兄弟、祖父母、周りの友達、知人、に、時々役割をお願いしてみることって大事なのかなと思います。

「私じゃないとできないから」

なんて、幻想かもなあ・・・ってちょっと思いました。

そして、私も祖母のいないこの世界でも、ちゃんと生きていけるよと、空の上に行ってしまった祖母に伝えたいなと思いました。

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