「今年の漢字」
毎年年末に清水寺で発表される「今年の漢字」。12月12日は「漢字の日」なんですね。知らなかった。
なぜだかわかりませんが、まだ一年の真ん中、6月だというのに、ふと「今年の漢字」は何だろう?と思ってしまいました。
「禍」(わざわい)という一字しか浮かんできませんでした。きっと多くの方が同じことを思われることでしょう。
2020年になり、東京オリンピック、パラリンピックの開催に盛り上がりを見せていた時に、このような事態になるとは誰が予想していたでしょうか。でもこの「禍」のおかげで生活様式もだいぶ変わり、知恵をしぼり、新しい形を生み出した方も多いと思います。
「わざわい転じて福となす」ということわざがあります。
これは「災い転じて」とも「禍転じて」とも使われています。でも言えることは同じ、「災難が起こっても工夫して逆境を乗り越える」これは日本人がうまくできることなのかな、と思います。
ちなみに、2018年の漢字は、「災」でした。地震や集中豪雨など災害が多かったですね。羽生結弦選手が金メダルを取った平昌オリンピックの年です。
今は「コロナと共に」という言葉に変わってきています。だから「共」という字もポジティブでいいです。でも同じ漢字が何度も使われることもあります。
どうにか「福」を願うばかりです。
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