第51回社労士試験に挑むまで

こんにちは、ぬこです!

今後の記事で社労士試験に向けて行った勉強法について書いていきたいと思いますが、勉強法は人それぞれで、また、他の資格取得状況によって大きく異なると思いますので、まずは私の今回の社労士試験を受けるまでの経歴を書いていきたいと思います。

学歴・職務経歴

高校:地元普通科高校(理系) 得意科目は数学、物理、化学でした。

大学:地方大学農学部 勉強は全くせず、部活(馬術部)漬けの毎日でした。

卒業後(前職):部活の経験を生かして、馬業界へ進み、資格取得も含めて2年半程親方に弟子入りして修行をしていました。結果的に辞めることになってしまい、地元に帰って今の会社に勤めることになりました。

現職:地元中小企業に就職し、総務課に配属となりました。当時は机に座ってパソコンなんてしたことがなかったのでとても苦痛な毎日でした(笑)。ですが今となっては社労士を目指すきっかけとなり、実務にも携われたのでいい経験となりました。総務課2年、物販営業2年、さらに今年他部署の物販営業に異動となり、現在に至ります。

資格取得経歴

私の資格取得は今の会社に入ってから始まりました。きっかけは会社に入社してすぐに会社の先行き不安を感じたからです。そして、配属先の総務課で社会保険担当していたこともあり、入社1年目の終わりごろに、社会保険労務士となることを目標にしました。

総務課1年目

・簿記2級 ✖

結果的には簿記は落ちました。まず簿記の知識がゼロなのにも関わらず3級をやらずに2級に行ったことがそもそもの間違いでした(笑)。勉強期間的にも1ヵ月間で50時間ぐらいでしたので全然足りませんでしたね。とりあえず会社の実務に役立ったのでいいかなと思ってました。

総務課2年目

・第一種衛生管理者 ○

入社して1年が経過するころに社会保険労務士の取得を目標に決め、試験範囲や難易度を調べたところ、独学でいきなり社労士に挑むのは得策ではないと感じて、まずは労働基準法と労働安全衛生法が範囲となっており、難易度的にも優しい第一種衛生管理者を受けることにしました。勉強期間は1ケ月、30~40時間程度でテキスト通読と過去問演習で問題なく合格できました。当初目的通り、社労士試験の労働科目理解に大いに役立ったと思います。

異動後、営業1年目

・損害保険募集人 ○

これは会社で取らされた資格です。たしか基礎、傷害、自動車、火災の4科目ありましたが、基礎以外はテキスト見ながら受験できたのでとても簡単でした。前しに2時間ほど支給された基礎のテキスト読んでいったら4科目とも受かりました。

・社会保険労務士(第49回) ✖

はい、社労士試験に挑戦しました。しかしこれは完全な記念受験となりました。市販テキストを使って独学で挑みましたが、ほとんど勉強せずに試験日を迎えてしまいました。敗因はいくつかありますが、市販のテキストだけでやろうとしたことが一番の問題だったと思います。私の自覚している弱点は勉強習慣が無いこと、そして圧倒的な集中力の短さでした。それに対し、社労士試験の広範囲を市販テキストを通読してインプットしようとしていたのが間違いでした。結果的に勉強そのものが続かず、さらに部署異動も重なり、本番までにテキストの通読も終わりませんでした。試験自体を受けないのはもったいないと思い、次回のために試験会場の雰囲気だけ味わってくることにしました。唯一この年に得ることができたことは、択一式の集中力の保持がいかに重要であるかということでした。とにかく文章量と時間が長いため、集中力が続かない私にとっては大きな課題で、これが、第51回試験を受けるにあたって活きた情報だったと思っています。勉強は半年で30時間ぐらいしかしていなかったと思います。

・FP技能士2級 

一度社労士試験のハードルの高さを経験しましたので、また回り道をして、社労士試験に活きそうな社会保険科目のあるFP2級を受けてみることにしました。ちなみに3級は実務経験が2年あったので飛ばして2級から受けました。FP2級は浅く広くのイメージでしたので、市販テキスト通読と過去問を活用して勉強しました。勉強期間は1ヶ月半ぐらいで、50~60時間でした。FPを勉強したことで社会保険科目のインプットがしやすかったと思います。とくに第51回試験ではFPの勉強をしたからこそ労働一般常識の選択で1点稼げました。

営業2年目

・宅地建物取引士 

業務繁忙期との都合もあり、第50回の社労士試験に向けての勉強は見送って、FPの勉強が活きる資格として宅建にチャレンジしました。勉強は8月末から始めましたが、10月が業務多忙で勉強が全くできず、実質勉強できたのは9月と10月の試験直前で、1ヶ月+α 体感100時間強ぐらいでした。テキスト通読、問題演習、過去問演習、予想模試等での勉強でした。


ここまでが今回の第51回社会保険労務士に挑むまでの経歴となります。

宅建を勉強しているころにやっと勉強習慣が付いてきたと感じ出しました。そして宅建受験後には社労士試験へのやる気が出てきまして、ここだ!と思って宅建試験翌日に大原に社労士24の申し込みを行って、届いてからすぐに勉強をスタートさせました。

ですので私の2回目の受験となる第51回社労士試験の勉強期間は10月26日~試験日までの約10ヶ月間です。4月に異動となり、通勤時間が往復20分から、2時間30分に延びてしまい、勉強時間の確保にはとても苦労して、勉強できた時間は、通勤時間やスポーツジムで社労士24をながら聞きをしている時間も含めて体感的には600時間を超えるくらいだと思います。毎日の勉強時間はあまりとれませんでしたが、宅建までの勉強で勉強習慣が付いてきたため、自分の弱点を少し克服して社労士試験の勉強に向かうことができたと思います。

結果は11月8日まで分かりませんが、選択36点、択一46点、それぞれ足切り無しの自己採点で、発表がどうなるかドキドキしながら毎日過ごしています。

今後もせっかく身についた勉強習慣を無駄にしないため、資格勉強は継続していくつもりです。


次回の記事で今回の社労士試験での私の勉強法を書いていきたいと思います!最後までお読みいただきありがとうございました!!





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