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人生を変えてくれた人から学んだこと「第86話:文化貢献」

目を通していただき、ありがとうございます。
こちらでは、大貫智也の人生を変えてくれた人「大久保寛司さん」から学んだことを発信していきます。

現在は、「伊那食品工業」さんについて書いています。

読んでいただいた方にとって、生きていく上で少しでも役立てればと思っています。参考になりましたら、「いいね!」をもらえるとモチベーションになります。

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名の知れた会社であっても、文化を感じられない会社があります。
それはなぜでしょうか。

生産性が高く、財務内容が良い会社は、いわゆる「強い会社」です。
大きな資本力と豊富な開発力を背景に、コストの安い商品を効率よく大量に生産し、販売しています。
けれども、こうした会社の多くには、文化が感じられません。

スポーツ選手やチームのスポンサーになって大衆にアピールする企業もたくさんあります。
それもすばらしい文化貢献です。

ただ中小企業としては、スポーツよりも文化面での社会貢献のほうが、やりやすいのではないかと思います。

各企業が、それぞれの業種や体力に応じて、文化的な貢献を工夫して支援を始めれば、日本は文化国家になることができるでしょう。

国には、文化面での予算を計上する一方で、税制の優遇など、制度面で個人や企業が文化貢献をしやすい環境を整えてほしいものです。

人間が豊かさや幸福感を抱くためには、文化が必要です。
いまの日本人は文明の恩恵は存分に受けていますが、多くの日本人が文化的な生活をしているかというと、大いに疑問です。



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